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公開番号
2022172811
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2022-11-17
出願番号
2021079051
出願日
2021-05-07
発明の名称
印字装置
出願人
株式会社イシダ
代理人
主分類
B65C
9/08 20060101AFI20221110BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】従来のラベル搬送機構をそのまま使用しながら、ノッチのある台紙レスラベルを使用する場合でも、通常ラベルと同様に、折れや搬送ズレを起こさない印字装置を提供することを課題とする。
【解決手段】一方の面が印字面、他方の面が貼付面とされ、搬送方向に対して所定間隔毎に前記搬送方向と直交する方向のノッチを有する台紙レスラベルの印字装置で、搬送される前記台紙レスラベルをガイドするガイドローラと、ガイドローラを経由して搬送される前記台紙レスラベルを第1ローラおよび第2ローラの間に挟んで下流へ搬送する搬送機構と、を有し、前記ガイドローラ、前記第1ローラおよび前記第2ローラのそれぞれの回転軸方向から見た場合の、前記ガイドローラから前記第1ローラへ搬送される前記台紙レスラベルの搬送方向と、前記第1ローラの回転中心と前記第2ローラの回転中心とを結ぶ直線方向とのなす角度を調整可能にする。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
一方の面が印字面、他方の面が貼付面とされ、搬送方向に対して所定間隔毎に前記搬送方向と直交する方向にノッチが形成された帯状の台紙レスラベルを搬送しながら印字する印字装置であって、
搬送される前記台紙レスラベルをガイドするガイドローラと、
前記ガイドローラを経由して搬送される前記台紙レスラベルを第1ローラおよび第2ローラの間に挟んで下流へ搬送する搬送機構と、を有し、
前記ガイドローラ、前記第1ローラおよび前記第2ローラのそれぞれの回転軸方向から見た場合の、前記ガイドローラから前記第1ローラへ搬送される前記台紙レスラベルの搬送方向と、前記第1ローラの回転中心と前記第2ローラの回転中心とを結ぶ直線方向とのなす角度を調整可能にした、印字装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
一方の面が印字面、他方の面が貼付面とされ、搬送方向に対して所定間隔毎に前記搬送方向と直交する方向にノッチが形成された帯状の台紙レスラベルを搬送しながら印字する印字装置であって、
搬送される前記台紙レスラベルをガイドするガイドローラと、
前記ガイドローラを経由して搬送される前記台紙レスラベルを第1ローラおよび第2ローラで挟んで下流へ搬送する搬送機構と、を有し、
前記ガイドローラ、前記第1ローラおよび前記第2ローラのそれぞれの回転軸方向から見た場合の、前記ガイドローラから前記第1ローラへ搬送される前記台紙レスラベルの搬送方向と、前記第1ローラの回転中心と前記第2ローラの回転中心とを結ぶ直線方向とのなす角度が、少なくとも100度より大きく130度より小さい角度に設定されている、印字装置。
【請求項3】
一方の面が印字面、他方の面が貼付面とされ、搬送方向に対して所定間隔毎に前記搬送方向と直交する方向にノッチが形成された帯状の台紙レスラベルを、第1ローラと第2ローラとの間に挟んで搬送する搬送機構を備え、
前記搬送機構に送り込まれる前記台紙レスラベルが、少なくとも前記第1ローラの全周の1/24以上1/12以下の領域に巻き付くように、前記第1ローラと前記第2ローラとの接触位置が、前記台紙レスラベルが前記第1ローラに最初に接する位置から前記台紙レスラベルの搬送方向下流側にずれた位置に設けられている、
印字装置。
【請求項4】
一方の面が印字面、他方の面が貼付面とされ、搬送方向に対して所定間隔毎に前記搬送方向と直交する方向にノッチを有する台紙レスラベルを複数のローラで搬送する際の印字装置における前記各ローラの位置の調整方法であって、
前記ローラは、搬送される前記台紙レスラベルをガイドするガイドローラと、前記ガイドローラを経由して搬送される前記台紙レスラベルを挟んで搬送する第1ローラと、第2ローラとを備え、
前記第ガイドローラと、前記第1ローラおよび第2ローラの位置を調整する際は、前記ガイドローラ、前記第1ローラおよび前記第2ローラのそれぞれの回転軸方向から見た場合の、前記ガイドローラから前記第1ローラおよび前記第2ローラへ搬送される際の前記台紙レスラベルの搬送方向と、前記第1ローラの回転中心と前記第2ローラの回転中心とを結ぶ直線方向との成す角度を100度から130度の範囲内で調整する、調整方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、台紙レスラベルに印字し、発行する印字装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
包装された三角「おにぎり」に、四角形の商品ラベルを貼付すると、下記特許文献1の代表図に開示されているように、二等辺三角形の「おにぎり」の等辺から商品ラベルの左右の角部がはみ出ることがある。そのため、「おにぎり」よりも大きいサイズのラベルを使用するときは、はみ出る角部を予めカットしたラベルを使用することがある。
【0003】
図1は、そうした形状のラベルを台紙レスラベルで構成した一例である。この図において、台紙レスラベルLは、一方の面が印字面、他方の面が貼付面とされ、その搬送方向Fと直交する方向には、一定間隔で両サイドから所定深さのノッチNが設けられている。そうした帯状の台紙レスラベルLは、ロール状に巻かれてラベルロールに形成され、その状態で印字装置に装着される。
【0004】
印字装置は、図2に示すように、ラベルロールLRを支持するロール支持部RSと、ラベルロールLRから台紙レスラベルLを引き離しながら繰り出す搬送機構DUと、ラベルロールLRと搬送機構DUとの間にあって、ラベルロールLRから繰り出された台紙レスラベルLを搬送機構DUまで案内するダンパーローラDRと、ガイドローラGRと、搬送機構DUの下流側にあって、台紙レスラベルLに商品情報を印字する印字部PUと、印字部PUの下流側にあって、印字部PUから発行された台紙レスラベルLを、図1のノッチN部分でカットするカッターユニットCUと、を備えている。
【0005】
搬送機構DUは、図示しないモータによって回転駆動される第1ローラR1と、台紙レスラベルLを第1ローラR1に押し付けて、台紙レスラベルLを第1ローラR1の周面に所定長さ巻き付ける第2ローラR2とで構成されている。また、第2ローラR2と、ダンパーローラDR、ガイドローラGRは、共に回転自在なフリーローラで構成されている。
なお、図2において、台紙レスラベルLの貼付面は、第1ローラR1に接しており、印字面は、第2ローラR2に接している。
【0006】
第2ローラR2は、図3に示すように、第1ローラR1の回転中心X1から下流側に少しずれた位置に配置されているとともに、図示しないスプリングでもって第1ローラR1に所定の圧力でもって押し付けられている。これにより、台紙レスラベルLの貼付面が、第1ローラR1の周面に所定長さだけ巻き付けられるから、第1ローラR1が回転することによって台紙レスラベルLをラベルロールLRから繰り出すときに、台紙レスラベルLと第1ローラR1との間でスリップが生じないように設計されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2021-15125号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところが、図1に示すような台紙レスラベルLを従来装置の第1ローラR1と第2ローラR2との間に送り込むと、図3に示すように、ノッチNの端Eが第1ローラR1から浮き上がった状態で第2ローラR2に当たるため、浮き上がったノッチNの端Eが変形したり、跳ね上がったり、裏返しになったりして、図4に示すように、ノッチNの端Eの貼付面が印字面側に向くことがある。こうした不良ラベルが、印字部PUに送られると、印字ヘッドに粘着剤が付着する問題が発生する。
【0009】
こうした問題を解消するには、例えば第2ローラR2の直径を、第1ローラR1の直径よりも大きいローラにすれば、第1ローラR1から浮き上がったノッチNの端Eが、第2ローラR2に当たる角度は、より小さくなるから、ノッチNの端Eは、直ちに第1ローラR1に押し付けられて、図4に示すような不良ラベルの発生は、抑えられる。
【0010】
しかし、従来装置の第2ローラR2に替えて、直径の大きいローラを用いることは、機種の異なる印字装置間において部品を共通化してコストを下げたい、という要望に応えることができない。
(【0011】以降は省略されています)
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