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公開番号2022170357
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-11-10
出願番号2021076441
出願日2021-04-28
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類B60K 11/04 20060101AFI20221102BHJP(車両一般)
要約【課題】ラジエータの横幅が異なってもラジエータ支持枠を共用できる作業車両を提供することを目的とする。
【解決手段】エンジンルームにラジエータ84を支持するラジエータ支持枠86を備え、ラジエータ84は広幅ラジエータ84A又は狭幅ラジエータ84Bとし、ラジエータ支持枠86は左右の起立部材86L,86Rと上部の上部枠86Uによって門型に構成され、ラジエータ支持枠86の左右の起立部材86L,86R間隔は前記広幅ラジエータ84Aを装着しうる間隔に設定し、上部枠86Uに広幅ラジエータ84Aの広幅ラジエータ用固定部と狭幅ラジエータ84Bの狭幅ラジエータ用固定部を設け、上部枠86Uに広幅ラジエータ84A又は狭幅ラジエータ84Bのいずれか一方を装着する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンルームにラジエータ(84)を支持するラジエータ支持枠(86)を備え、ラジエータ(84)は広幅ラジエータ(84A)又は狭幅ラジエータ(84B)とし、ラジエータ支持枠(86)は左右の起立部材(86L,86R)と上部の上部枠(86U)によって門型に構成され、ラジエータ支持枠(86)の左右の起立部材(86L,86R)間隔は前記広幅ラジエータ(84A)を装着しうる間隔に設定し、上部枠(86U)に広幅ラジエータ(84A)の広幅ラジエータ用固定部と狭幅ラジエータ(84B)の狭幅ラジエータ用固定部を設け、上部枠(86U)に広幅ラジエータ(84A)又は狭幅ラジエータ(84B)のいずれか一方を装着することを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記ラジエータ(84A,84B)とラジエータ支持枠86との間に、防塵ネット90を設け、防塵ネット90は、ラジエータ(84A,84B)のコア前面に面する平面部(90a)と、左右一端側においてラジエータ支持枠(86)側からラジエータ(84A,84B)側に湾曲すべく曲面部(90b)を備え、前記広幅の広幅ラジエータ(84A)を装着した状態では、曲面部(90b)の内面に密着する広幅ラジエータ用防塵部材(91)を備え、前記狭幅の狭幅ラジエータ(84B)を装着する状態では、狭幅の狭幅ラジエータ(84B)前面に防塵ネット(90)の平面部(90a)に密着しうる狭幅ラジエータ用防塵部材(92)を備えた請求項1に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、農業用トラクタ等の作業車両に関し、特にエンジンルーム内のラジエータのの支持構成に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、エンジンに取り付けられた冷却ファンの前方にラジエータを支持固定するラジエータ支持枠を立設し、ラジエータ支持枠の側面部に外気取り入れ可能な通気部を設け、ラジエータ側面から外気を取り入れることで冷却効果を高めた構成が公知である(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-137800号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように構成すると、前記のように冷却効果を高めることができるが、作業車両には機種ごとに異なるエンジン性能とされる場合があり、冷却性能に違いが要求される。例えばラジエータの横幅を異ならせて設定する場合がある。このような場合にラジエータ支持枠をラジエータ幅に合うよう設定すると管理部品点数が増加し、かつ誤組立防止を図る必要のため組立工数も増加する。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、必要なラジエータの横幅が異なってもラジエータ支持枠を共用できる作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、エンジンルームにラジエータ84を支持するラジエータ支持枠86を備え、ラジエータ84は広幅ラジエータ84A又は狭幅ラジエータ84Bとし、ラジエータ支持枠86は左右の起立部材86L,86Rと上部の上部枠86Uによって門型に構成され、ラジエータ支持枠86の左右の起立部材86L,86R間隔は前記広幅ラジエータ84Aを装着しうる間隔に設定し、上部枠86Uに広幅ラジエータ84Aの広幅ラジエータ用固定部と狭幅ラジエータ84Bの狭幅ラジエータ用固定部を設け、上部枠86Uに広幅ラジエータ84A又は狭幅ラジエータ84Bのいずれか一方を装着する。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ラジエータ84A又は84Bとラジエータ支持枠86との間に、防塵ネット90を設け、防塵ネット90は、ラジエータ84A又はラジエータ84Bのコア前面に面する平面部90aと、左右一端側においてラジエータ支持枠86側からラジエータ84A又は84B側に湾曲すべく曲面部90bを備え、前記広幅の広幅ラジエータ84Aを装着した状態では、曲面部90bの内面に密着する広幅ラジエータ用防塵部材91を備え、前記狭幅の狭幅ラジエータ84Bを装着する状態では、狭幅の狭幅ラジエータ84B前面に防塵ネット90の平面部90aに密着しうる狭幅ラジエータ用防塵部材92を備える。
【発明の効果】
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、同一のラジエータ支持枠86をもって横幅が広い広幅の広幅ラジエータ84A又は横幅が狭い狭幅の狭幅ラジエータ84Bを固定できる。
【0009】
請求項2に記載の発明によると、請求項1に記載の効果に加え、防塵性能を確保しつつ、防塵ネット90を共用できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明における実施の形態の農用トラクタの側面図である。
本発明における実施の形態の農用トラクタの平面図である。
本発明における実施の形態の農用トラクタのミッションケース及び周辺構造を示す側面図である。
本発明における実施の形態の農用トラクタのボンネット部を機体左側から見た側面図である。
本発明における実施の形態の農用トラクタのエンジンとその周辺の構成を示す斜視図である。
本発明における実施の形態の農用トラクタのエンジンから一部の装置および部品を取り外した状態の斜視図である。
(A)本発明における実施の形態の農用トラクタのラジエータ及びその周辺構成を右前方からみた斜視図、(B)本発明における実施の形態の農用トラクタのラジエータ及びその周辺構成を左前方からみた斜視図である。
(A)本発明における実施の形態の農用トラクタの広幅ラジエータ取付固定状態の正面図、(B)本発明における実施の形態の農用トラクタの狭幅ラジエータ取付固定状態の正面図である。
本発明における実施の形態の農用トラクタの広幅ラジエータ及びその周辺構成を示す平面図である。
本発明における実施の形態の農用トラクタの狭幅ラジエータ及びその周辺構成の一部を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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