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公開番号2022169275
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-11-09
出願番号2021075207
出願日2021-04-27
発明の名称分散液
出願人ダイキン工業株式会社
代理人個人,個人
主分類C08F 220/18 20060101AFI20221101BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】製品安定性及び撥水性を示す新規な分散液の提供
【解決手段】炭素数2~40の炭化水素基を有する疎水性単量体(a1)から誘導される繰り返し単位、及び、塩化ビニル及び塩化ビニリデンからなる群から選択される少なくとも一の塩化物単量体(a2)から誘導される繰り返し単位を含む非フッ素共重合体(A)、及び、ヒドロキシ基及びエーテル基からなる群から選択される少なくとも二の基を有する水溶性有機溶媒(b1)を含む液状媒体(B)を含み、未反応の塩化物単量体(a2)の濃度が10.0ppm以下である、分散液。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
炭素数2~40の炭化水素基を有する疎水性単量体(a1)から誘導される繰り返し単位、及び、塩化ビニル及び塩化ビニリデンからなる群から選択される少なくとも一の塩化物単量体(a2)から誘導される繰り返し単位を含む非フッ素共重合体(A)、及び、
ヒドロキシ基及びエーテル基からなる群から選択される少なくとも二の基を有する水溶性有機溶媒(b1)を含む液状媒体(B)を含み、
未反応の塩化物単量体(a2)の濃度が10.0ppm以下である、分散液。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記疎水性単量体(a1)における前記炭化水素基が炭素数10以上の直鎖状アルキル基である、請求項1に記載の分散液。
【請求項3】
前記疎水性単量体(a1)が式:
CH

=C(-R
12
)-C(=O)-Y
11
-(R
11
)

[式中、

11
は炭素数2~40の炭化水素基であり、

12
は水素原子、一価の有機基又はハロゲン原子であり、

11
は直接結合、2~4価の炭素数1の炭化水素基、-C



-、-O-、-C(=O)-、-S(=O)

-及び-NR’-(R’は、水素原子又は炭素数1~4の炭化水素基)から選ばれる少なくとも一以上で構成される2~4価の基であり、
kは1~3である。]
で示される化合物である、請求項1又は2に記載の分散液。
【請求項4】
前記疎水性単量体(a1)が、アミド基、ウレア基又はウレタン基を有する疎水性単量体(a1)から誘導される繰り返し単位を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の分散液。
【請求項5】
前記共重合体(A)が、さらに環状炭化水素基含有単量体(a3)から誘導される繰り返し単位を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の分散液。
【請求項6】
前記共重合体(A)が、さらに架橋性単量体(a4)から誘導される繰り返し単位を含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の分散液。
【請求項7】
前記疎水性単量体(a1)から誘導される繰り返し単位の量が、前記共重合体(A)において20重量%以上であり、
前記塩化物単量体(a2)から誘導される繰り返し単位の量が、前記共重合体(A)において80重量%以下である、請求項1~6のいずれか一項に記載の分散液。
【請求項8】
水分散液である、請求項1~7のいずれか一項に記載の分散液。
【請求項9】
前記水溶性有機溶媒(b1)が、グリコール化合物又はそのモノアルキルエーテル体である、請求項1~8のいずれか一項に記載の分散液。
【請求項10】
前記水溶性有機溶媒(b1)の量が、前記共重合体(A)100重量部あたり5重量部以上80重量部以下である、請求項1~9のいずれか一項に記載の分散液。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、分散液に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
ポリフルオロアルキル基含有単量体、塩化ビニル又は塩化ビニリデン、及びその他の共重合可能な単量体を共重合して得られる共重合体を含み、未反応の塩化ビニル単量体又は塩化ビニリデン単量体濃度を10ppm以下としてなる水分散型撥水撥油剤を用いることにより、撥水撥油剤の形態変化や性能の低下などの問題が低減された保存安定性に優れた撥水撥油剤を提供し得ることが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平4-80218号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載されるような含フッ素重合体以外を用いず、非フッ素共重合体を用いた場合には、製品安定性及び撥水性が十分でない。本開示の目的は、製品安定性及び撥水性を両立可能とする新規な分散液を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における一実施形態は次のとおりである:
[項1]
炭素数2~40の炭化水素基を有する疎水性単量体(a1)から誘導される繰り返し単位、及び、塩化ビニル及び塩化ビニリデンからなる群から選択される少なくとも一の塩化物単量体(a2)から誘導される繰り返し単位を含む非フッ素共重合体(A)、及び、
ヒドロキシ基及びエーテル基からなる群から選択される少なくとも二の基を有する水溶性有機溶媒(b1)を含む液状媒体(B)を含み、
未反応の塩化物単量体(a2)の濃度が10.0ppm以下である、分散液。
[項2]
前記疎水性単量体(a1)における前記炭化水素基が炭素数10以上の直鎖状アルキル基である、項1に記載の分散液。
[項3]
前記疎水性単量体(a1)が式:
CH

=C(-R
12
)-C(=O)-Y
11
-(R
11
)

[式中、

11
は炭素数2~40の炭化水素基であり、

12
は水素原子、一価の有機基又はハロゲン原子であり、

11
は直接結合、2~4価の炭素数1の炭化水素基、-C



-、-O-、-C(=O)-、-S(=O)

-及び-NR’-(R’は、水素原子又は炭素数1~4の炭化水素基)から選ばれる少なくとも一以上で構成される2~4価の基であり、
kは1~3である。]
で示される化合物である、項1又は2に記載の分散液。
[項4]
前記疎水性単量体(a1)が、アミド基、ウレア基又はウレタン基を有する疎水性単量体(a1)から誘導される繰り返し単位を含む、項1~3のいずれか一項に記載の分散液。
[項5]
前記共重合体(A)が、さらに環状炭化水素基含有単量体(a3)から誘導される繰り返し単位を含む、項1~4のいずれか一項に記載の分散液。
[項6]
前記共重合体(A)が、さらに架橋性単量体(a4)から誘導される繰り返し単位を含む、項1~5のいずれか一項に記載の分散液。
[項7]
前記疎水性単量体(a1)から誘導される繰り返し単位の量が、前記共重合体(A)において20重量%以上であり、
前記塩化物単量体(a2)から誘導される繰り返し単位の量が、前記共重合体(A)において80重量%以下である、項1~6のいずれか一項に記載の分散液。
[項8]
水分散液である、項1~7のいずれか一項に記載の分散液。
[項9]
前記水溶性有機溶媒(b1)が、グリコール化合物又はそのモノアルキルエーテル体である、項1~8のいずれか一項に記載の分散液。
[項10]
前記水溶性有機溶媒(b1)の量が、前記共重合体(A)100重量部あたり5重量部以上80重量部以下である、項1~9のいずれか一項に記載の分散液。
[項11]
前記未反応の前記塩化物単量体(a2)の濃度が5.0ppm以下である、項1~10のいずれか一項に記載の分散液。
[項12]
重合溶媒中、疎水性単量体(a1)、及び塩化ビニル及び塩化ビニリデンからなる群から選択される少なくとも一の塩化物単量体(a2)を共重合して非フッ素共重合体(A)を含む重合体液を得る工程(i)、及び
得られた重合体液中の前記未反応の塩化物単量体(a2)の濃度を10.0ppm以下まで低減させる工程(ii)
を含み、
前記重合溶媒が水溶性有機溶媒(b1)を含む、又は、前記重合体液に水溶性有機溶媒(b1)が添加され、
前記水溶性有機溶媒(b1)はヒドロキシ基及びエーテル基からなる群から選択される少なくとも二の基を有する、分散液の製造方法。
[項13]
項1~11のいずれか一項に記載の分散液である撥水剤。
[項14]
項1~11のいずれか一項に記載の分散液を基材に適用する工程を含む、処理製品の製造方法。
[項15]
項1~11のいずれか一項に記載の分散液が適用された繊維製品。
【発明の効果】
【0006】
本開示における分散液は製品安定性及び撥水性に優れる。また、本開示における分散液で製品を処理することにより、耐チョークマーク性、摩擦堅牢度といった、製品の使用感、耐久性等を改善し得る。
【発明を実施するための形態】
【0007】
<分散液>
本開示における分散液(特に水分散液)は、
非フッ素共重合体(A)、及び
液状媒体(B)
を含んでなる。分散液は、さらに
界面活性剤、及び/又は
硬化剤
を含んでもよい。分散液は、さらに、他の成分を含んでもよい。分散液は含フッ素化合物を含まなくてもよい。
【0008】
[非フッ素共重合体(A)]
非フッ素共重合体(A)は、フッ素原子を有しない。
【0009】
非フッ素共重合体(A)は、
疎水性単量体(a1)から誘導される繰り返し単位、及び
塩化物単量体(a2)から誘導される繰り返し単位
を含む。非フッ素共重合体(A)は、さらに
環状炭化水素基含有単量体(a3)、及び/又は
架橋性単量体(a4)
を含んでもよい。非フッ素共重合体(A)は、その他単量体(a5)を含んでもよい。
【0010】
(疎水性単量体(a1))
(【0011】以降は省略されています)

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