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公開番号2022168707
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-11-08
出願番号2021074362
出願日2021-04-26
発明の名称スピーカー
出願人TOA株式会社
代理人
主分類H04R 9/04 20060101AFI20221031BHJP(電気通信技術)
要約【課題】接着剤で振動板に接着される錦糸線が腐食するのを防ぐダイナミックスピーカーを提供する。
【解決手段】スピーカーにおいて、ボイスコイルからの引き出し線が、振動板12の内側に沿って引き出され、振動板12の振動面上に設けられた孔を介して、振動板12の外から内側に錦糸線15が挿入される。振動板12の内側で、引き出し線と錦糸線15とが半田16によって接合され、振動板12の外側で錦糸線15が振動板12に接着剤17で接着される。錦糸線15の接着剤17が塗布される部分には、予め半田が塗布されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
振動板と、当該振動板の略中央に設けられた開口部に挿入されるボイスコイルと、当該ボイスコイルの周囲に配置されるマグネットとを有するスピーカーにおいて、
前記ボイスコイルから引き出し線が、前記振動板に沿って引き出され、
前記引き出し線と前記錦糸線とが半田付けされ、
前記錦糸線において、前記半田付けされた部分よりも振動板の外側方向に位置する所定の部分が前記振動板に接着剤で接着され、
前記錦糸線において前記接着剤が塗布される部分に予め半田が塗布されているスピーカー。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載のスピーカーにおいて、
前記引き出し線は、前記振動板の内側に沿って引き出され、
前記錦糸線は、前記振動板の振動面上に設けられた孔を介して、前記振動板の外から内側に挿入され、
前記振動板の内側で、前記引き出し線と前記錦糸線とが半田付けされ、
前記振動板の外側であって前記孔周辺において、前記錦糸線が前記振動板に接着されるスピーカー。
【請求項3】
振動板と、当該振動板の略中央に設けられた開口部に挿入されるボイスコイルと、当該ボイスコイルの周囲に配されるマグネットとを有するスピーカーの製造方法であって、
前記ボイスコイルから引き出し線を、前記振動板に沿って引き出す工程と、
前記引き出し線と前記錦糸線とを半田付けする工程と、
前記錦糸線のうち、前記半田付けされた部分よりも振動板の外側方向に位置する所定の部分を、接着剤を用いて前記振動板に接着する工程と、
前記接着の工程より前に、前記錦糸線のうち前記接着剤が塗布される部分に半田を塗布する工程とを含むスピーカーの製造方法。
【請求項4】
振動板と、当該振動板の略中央に設けられた開口部に挿入されるボイスコイルと、当該ボイスコイルの周囲に配されるマグネットとを有するスピーカーの製造方法であって、
前記ボイスコイルから引き出し線を、前記振動板に沿って引き出す工程と、
前記引き出し線と前記錦糸線とを半田付けする工程と、
前記錦糸線のうち、前記半田付けされた部分よりも振動板の外側方向に位置する所定の部分を、接着剤を用いて前記振動板に接着する工程と、
前記半田付けと前記接着の工程の前に、前記錦糸線に予め半田を塗布する予備ハンダ工程であって、前記半田付け工程で前記錦糸線が半田付けされる部分から前記接着工程で前記接着剤が塗布される部分に渡って前記錦糸線に予め半田を塗布する予備ハンダ工程とを含むスピーカーの製造方法。
【請求項5】
ダイナミックスピーカーに用いられる、振動板とボイスコイルと錦糸線とを有する振動板ユニットであって、
前記ボイスコイルは、前記振動板の略中央に設けられた開口部に挿入され、
前記ボイスコイルから引き出し線が、前記振動板に沿って引き出され、
前記引き出し線と前記錦糸線とが半田付けされ、
前記錦糸線において、前記半田付けされた部分よりも振動板の外側方向に位置する所定の部分が前記振動板に接着剤で接着され、
前記錦糸線において前記接着剤が塗布される部分に予め半田が塗布されている振動板ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スピーカーに関し、特に、スピーカーの製造工程の改善に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
典型的なダイナミックスピーカーは、コーン紙等から成る振動板と、ボイスコイルと、マグネットとを有する。図1~図3は、典型的なスピーカーの一例を示す。図1では、スピーカー1を側面から見た図である。図2は、スピーカー1を上面(振動板側)から見た図である。図3は、図1中の点線円Cで囲んだ部分を拡大した図である。スピーカー1は、コーン紙等から成る振動板2と、ボイスコイル3と、マグネット4とを備える。ボイスコイル3は、振動板2の中心に開けられた開口部2aに下方から挿入され、固定される。ボイスコイル3の周りにはマグネット4が置かれる。振動坂2には、外部からスピーカーの駆動信号が伝達される錦糸線5を通すための孔2bが設けられている。振動坂2の内側を沿わせて引き出されたボイスコイル3の引き出し線3aと、孔2bを介して振動坂2の外側から内側に通した錦糸線5とが、半田6によって半田付け固定される。
【0003】
上記したような典型的なスピーカーの構造が、特許文献1~4に開示されている。
特開平10-13995号
特開2000-69589号
特開昭59-141900号
実開昭62-6795号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
図3に示すように、錦糸線5が引き出される振動坂2の外側では、錦糸線5に接着剤7が塗布されて、錦糸線5と振動板2とが接着される。ところが、多くの接着剤には塩素が含有されており、接着剤で錦糸線5を接着している部分に水分が入り込むことが多い環境下では、接着剤に含まれる塩素と水分とが反応して、錦糸線に腐食を生じさせることがある。
【0005】
本発明は、ダイナミックスピーカーにおいて、接着剤で振動板に接着される錦糸線が腐食するのを防ぐことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態に係るスピーカーは、振動板と、当該振動板の略中央に設けられた開口部に挿入されるボイスコイルと、当該ボイスコイルの周囲に配置されるマグネットとを有するスピーカーにおいて、前記ボイスコイルから引き出し線が、前記振動板に沿って引き出され、前記引き出し線と前記錦糸線とが半田付けされ、前記錦糸線において、前記半田付けされた部分よりも振動板の外側方向に位置する所定の部分が前記振動板に接着剤で接着され、前記錦糸線において前記接着剤が塗布される部分に予め半田が塗布されている。また、本発明の実施形態に係る振動板ユニットは、上記のスピーカーに用いられる振動板とボイスコイルと錦糸線とを含む振動板ユニットである。
【0007】
本発明の実施形態に係るスピーカーの製造方法は、振動板と、当該振動板の略中央に設けられた開口部に挿入されるボイスコイルと、当該ボイスコイルの周囲に配されるマグネットとを有するスピーカーの製造方法であって、前記ボイスコイルから引き出し線を、前記振動板に沿って引き出す工程と、前記引き出し線と前記錦糸線とを半田付けする工程と、前記錦糸線のうち、前記半田付けされた部分よりも振動板の外側に向かって延びる所定の部分を、接着剤を用いて前記振動板に接着する工程と、前記接着の工程より前に、前記錦糸線のうち前記接着剤が塗布される部分に半田を塗布する工程とを含む。また、本発明の実施形態に係るスピーカーの製造方法は、振動板と、当該振動板の略中央に設けられた開口部に挿入されるボイスコイルと、当該ボイスコイルの周囲に配されるマグネットとを有するスピーカーの製造方法であって、前記ボイスコイルから引き出し線を、前記振動板に沿って引き出す工程と、前記引き出し線と前記錦糸線とを半田付けする工程と、前記錦糸線のうち、前記半田付けされた部分よりも振動板の外側に向かって延びる所定の部分を、接着剤を用いて前記振動板に接着する工程と、前記半田付けと前記接着の工程の前に、前記錦糸線に予め半田を塗布する予備ハンダ工程であって、前記半田付け工程で前記錦糸線が半田付けされる部分から前記接着工程で前記接着剤が塗布される部分に渡って前記錦糸線に予め半田を塗布する予備ハンダ工程とを含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明により、ダイナミックスピーカーにおいて、接着剤で振動板に接着される錦糸線が腐食するのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、従来の典型的なスピーカーの構造を示す側面図である。
図2は、従来の典型的なスピーカーの構造を示す上面図である。
図3は、図1内の点線円C部分を拡大した図である。
図4は、本発明の実施形態に係るスピーカーの構造を示す側面図である。
図5は、本発明の実施形態に係るスピーカーの構造を示す上面図である。
図6は、図1内の点線円C部分を拡大した図である。
図7は、錦糸線を半田でコーティングする様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図4は、本発明の実施形態に係るスピーカー10の構成を示す図であり、スピーカー10を側面から見た図である。図5は、スピーカー10を上面(振動板側)から見た図である。図6は、図4中の点線円Cで囲んだ部分を拡大した図である。スピーカー10は、コーン紙等から成る振動板12と、ボイスコイル13と、マグネット14とを備えるダイナミックスピーカーである。ボイスコイル13は、振動板12の中心に開けられた開口部12aに下方から挿入され、固定される。ボイスコイル13の周りにはマグネット14が配置される。振動坂12の振動面には、外部からスピーカーの駆動信号が伝達される錦糸線15を通すための孔12bが設けられている。スピーカーの駆動信号に対応して錦糸線は15は一対の(2本の)リード線であり、これに対応して、2つの孔12bが設けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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