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公開番号2022167715
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-11-04
出願番号2021073700
出願日2021-04-24
発明の名称コイル部品
出願人株式会社村田製作所
代理人個人
主分類H01F 17/04 20060101AFI20221027BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】第1鍔部の天面から第2鍔部の天面にかけてコアを覆うように設けられたカバー部材について、鍔部の天面上での厚みを確保し、クラックを発生しにくくしたコイル部品を提供する。
【解決手段】カバー部材25は、紫外線硬化性樹脂26と、長軸および短軸を有する扁平状の粒子からなるフィラー27と、を含む。好ましくは、フィラー27として、タルク粒子が用いられ、カバー部材25における鍔部5の天面17を覆う部分に含まれるフィラー27は、天面17の延びる方向と平行またはほぼ平行に長軸の延びる方向を向けており、巻芯部の中心軸線を通りかつ天面17に直交する面に沿ったカバー部材25の断面において、カバー部材25における天面17を覆う部分に含まれるフィラー27は、15.0%以上かつ50.1%以下の面積比率を有し、フィラー27の粒径は、D50で1μm以上かつ30μm以下である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
軸線方向に延びる巻芯部ならびに前記巻芯部の前記軸線方向での互いに逆の第1端、第2端にそれぞれ設けられた第1鍔部、第2鍔部を有する、コアを備え、
前記第1鍔部および前記第2鍔部の各々は、前記巻芯部の前記第1端および前記第2端をそれぞれ位置させる内側端面と、前記内側端面とは逆方向に向く外側端面と、前記内側端面および前記外側端面間を結ぶ方向にそれぞれ延びる、実装面側に向く底面と、前記底面とは逆方向に向く天面と、前記底面、前記天面、前記内側端面および前記外側端面の各々に隣接し、互いに逆方向に向く第1側面および第2側面と、を有し、
前記第1鍔部の前記底面に設けられた少なくとも1つの第1端子電極と、
前記第2鍔部の前記底面に設けられた少なくとも1つの第2端子電極と、
前記巻芯部に巻回され、かつ前記第1端子電極と前記第2端子電極との間に接続された、少なくとも1本のワイヤと、
前記第1鍔部の前記天面から前記第2鍔部の前記天面にかけて前記コアを覆うように設けられたカバー部材と、
をさらに備え、
前記カバー部材は、紫外線硬化性樹脂と、長軸および短軸を有する扁平状の粒子からなるフィラーと、を含む、
コイル部品。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記フィラーは、タルク粒子を含む、請求項1に記載のコイル部品。
【請求項3】
前記カバー部材における前記天面を覆う部分に含まれる前記フィラーは、前記天面の延びる方向と平行またはほぼ平行に前記長軸の延びる方向を向けているものを含む、請求項1または2に記載のコイル部品。
【請求項4】
前記カバー部材における前記巻芯部を覆う部分に含まれる前記フィラーは、前記長軸をランダムな方向に向けている、請求項1ないし3のいずれかに記載のコイル部品。
【請求項5】
前記巻芯部の中心軸線を通りかつ前記天面に直交する面に沿った前記カバー部材の断面において、前記カバー部材における前記天面を覆う部分に含まれる前記フィラーは、15.0%以上かつ50.1%以下の面積比率を有する、請求項1ないし4のいずれかに記載のコイル部品。
【請求項6】
前記巻芯部の中心軸線を通りかつ前記天面に直交する面に沿った前記カバー部材の断面において、前記カバー部材における前記天面を覆う部分に含まれる前記フィラーの面積比率は、前記カバー部材における前記巻芯部を覆う部分に含まれる前記フィラーの面積比率より大きい、請求項1ないし5のいずれかに記載のコイル部品。
【請求項7】
前記フィラーの粒径は、D50で1μm以上かつ30μm以下である、請求項1ないし6のいずれかに記載のコイル部品。
【請求項8】
前記フィラーは、前記天面に接するものを含む、請求項1ないし7のいずれかに記載のコイル部品。
【請求項9】
前記フィラーは、前記カバー部材における前記天面を覆う部分において、前記カバー部材の表面に露出するものを含む、請求項1ないし8のいずれかに記載のコイル部品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、コイル部品に関するもので、特に、ワイヤが巻回された巻芯部と巻芯部の各端部にそれぞれ設けられた第1鍔部および第2鍔部とを有するコア、ならびに第1鍔部の天面から第2鍔部の天面にかけてコアを覆うように設けられたカバー部材を備える、コイル部品に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
この発明にとって興味ある技術として、たとえば特開2008-10675号公報(特許文献1)には、ワイヤが巻回された巻芯部ならびに巻芯部の軸線方向での互いに逆の第1端、第2端にそれぞれ設けられた第1鍔部、第2鍔部を有する、コアを備える、コイル部品が記載されている。コイル部品は、第1鍔部の天面から第2鍔部の天面にかけてコアを覆うように設けられたカバー部材(特許文献1では、「外装樹脂部」)をさらに備えている。
【0003】
カバー部材は、外部環境からワイヤを保護するためのものであるとともに、コイル部品を配線基板の所定の場所に実装する工程において、コイル部品をピックアップする際、真空吸引チャックによる平坦な吸着面を与えるためのものである。
【0004】
特許文献1では、カバー部材は、たとえば、エポキシ系の熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂等の硬化性樹脂からなると記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-10675号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来のコイル部品は、一般民生機器を意識した設計となっていることがほとんどである。言い換えると、従来のコイル部品は、車載用機器向け等、高信頼性が要求される条件での使用が考慮されているとは言い難い場合がある。
【0007】
特に樹脂からなるカバー部材に注目すると、車載用機器向け等、高信頼性の要求を満たすために行われる熱衝撃試験において、大きい圧縮応力が加わるため、カバー部材における、巻芯部まわりのワイヤの表面を覆う部分でクラックが発生することがあった。
【0008】
そこで、この発明の目的は、上述したようなクラックを発生しにくくしたカバー部材を備えるコイル部品を提供しようとすることである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述したクラックは、カバー部材における鍔部上に位置する部分の厚みを厚くすることによって、発生しにくくできることがわかった。他方、カバー部材における鍔部上に位置する部分の厚みは、個々のコイル部品ごとにばらつきやすく、コイル部品によっては、当該部分の厚みが十分に得られないことがあることもわかった。
【0010】
この発明は、上述した知見に基づき、なされたもので、この発明に係るコイル部品は、軸線方向に延びる巻芯部ならびに巻芯部の軸線方向での互いに逆の第1端、第2端にそれぞれ設けられた第1鍔部、第2鍔部を有する、コアを備える。上記第1鍔部および第2鍔部の各々は、巻芯部の第1端および第2端をそれぞれ位置させる内側端面と、内側端面とは逆方向に向く外側端面と、内側端面および外側端面間を結ぶ方向にそれぞれ延びる、実装面側に向く底面と、底面とは逆方向に向く天面と、底面、天面、内側端面および外側端面の各々に隣接し、互いに逆方向に向く第1側面および第2側面と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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