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公開番号2022166779
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-11-02
出願番号2021072207
出願日2021-04-21
発明の名称ガス発生器
出願人日本化薬株式会社
代理人個人
主分類B60R 21/264 20060101AFI20221026BHJP(車両一般)
要約【課題】フィルタ内部に充填するガス発生剤の薬面高さを所定の高さに調整することが容易なガス発生器を得る。
【解決手段】ガス発生器100は、軸方向の一端および他端が閉塞された短尺略円筒状のハウジングを有しており、このハウジングの内部に設けられた収容空間に、内部構成部品としての保持部30、点火器40、カップ状部材50、伝火薬59、ガス発生剤61、下側支持部材70、上側支持部材80、クッション材85およびフィルタ90等が収容されてなる。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
下部側シェルと上部側シェルとを有し、複数のガス噴出口が配設された金属製のハウジングと、
前記ガス噴出口を前記ハウジングの内側において閉塞するシール状の閉塞部材と、
前記ハウジングの内側に周方向にわたって設けられ、気体が通過可能な穴部を複数有した板状金属部材を巻き回すことによって形成された部分を少なくとも最内層の一部に有したフィルタと、
前記ハウジングの内壁と前記フィルタの内壁とで囲まれる空間から形成された燃焼室と、
前記燃焼室に収容され燃焼によりガスを発生するガス発生剤と、
前記ハウジングに装着され、前記ガス発生剤を着火燃焼させる点火器と、
を備え、
少なくとも前記最内層の先端部から所定部分までが前記フィルタの側面方向に可動するゼンマイばね状に形成されていることを特徴とするガス発生器。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記板状金属部材のうち前記ゼンマイばね状に形成される部分は、前記板状金属部材の全体の幅よりも小さい幅に予め形成されており、
前記板状金属部材は、前記ゼンマイばね状に形成される部分を突起部とした凸形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のガス発生器。
【請求項3】
充填された前記ガス発生剤を前記上部側シェル側から押さえる上側支持部材をさらに備えており、
前記上側支持部材の前記上部側シェル側には、前記上部側シェルを前記下部側シェルに取り付ける前の初期状態において起立するように形成された脆弱部が設けられており、
前記脆弱部は、前記上部側シェルを前記下部側シェルに取り付ける際に、前記上部側シェルの内壁と接触することによって、前記ハウジングの中心方向に折り曲がるように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のガス発生器。
【請求項4】
前記脆弱部には、前記起立の方向に沿って、前記初期状態において、予め、さらに脆弱な部位、折り目、またはスリットが形成されていることを特徴とする請求項3に記載のガス発生器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両等衝突時に乗員を保護する乗員保護装置に組み込まれるガス発生器に関し、特に、自動車等に装備されるエアバッグ装置に組み込まれるものに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動車等の乗員の保護の観点から、乗員保護装置であるエアバッグ装置が普及している。エアバッグ装置は、車両等衝突時に生じる衝撃から乗員を保護する目的で装備されるものであり、車両等衝突時に瞬時にエアバッグを膨張および展開させることにより、エアバッグがクッションとなって乗員の体を受け止めるものである。
【0003】
ガス発生器は、このエアバッグ装置に組み込まれ、車両等衝突時にコントロールユニットからの通電によって点火器を発火し、点火器において生じる火炎によりガス発生剤を燃焼させて多量のガスを瞬時に発生させ、これによりエアバッグを膨張および展開させる機器である。
【0004】
ガス発生器には、種々の構造のものが存在するが、運転席側エアバッグ装置や助手席側エアバッグ装置等に、特に好適に利用できるガス発生器として、外径が比較的大きい短尺略円柱状のディスク型ガス発生器がある。
【0005】
ディスク型ガス発生器は、軸方向の両端が閉塞された短尺略円筒状のハウジングを有し、ハウジングの周壁部に複数のガス噴出口が設けられるとともに、ハウジングに組付けられた点火器に面するようにハウジングの内部に伝火薬が収容され、さらに当該伝火薬を囲うようにハウジングの内部にガス発生剤が充填され、当該ガス発生剤の周囲をさらに囲うようにフィルタがハウジングの内部に収容されてなるものである。
【0006】
このディスク型ガス発生器におけるフィルタの具体的な構成が開示された文献としては、下記特許文献1がある。
【0007】
特に、この下記特許文献1の図2には、ガス発生器に用いることが可能であって、平坦なエキスパンドメタルシートを複数回巻き付けることによって形成された筒状のフィルタが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2015-164727号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
このような筒状のフィルタの内部にガス発生剤が充填されるが、このガス発生剤には形状のばらつきがある。また、充填されるガス発生剤の量にもばらつきがある。これらのばらつきによって、フィルタ内部に充填されたガス発生剤の最上部の位置の高さ(以下、薬面高さ)は、ガス発生器ごとに少なからず変動することになる。薬面高さが低い側に変動すると、クッションによる押圧不足によりガス発生剤の粉砕が発生する場合があり、一方、薬面高さが高い側に変動すると、ガス発生剤がフィルタ内部に収まりきらない場合がある。このためガス発生剤の形状ばらつきや充填量を厳しく管理する必要があった。
【0010】
そこで、本発明は、上述した問題を解決すべくなされたものであり、フィルタ内部に充填するガス発生剤の薬面高さを所定の高さに調整することが容易なガス発生器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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