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公開番号2022162352
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-10-24
出願番号2021067143
出願日2021-04-12
発明の名称樹脂改質剤
出願人東ソー株式会社
代理人
主分類C08L 23/26 20060101AFI20221017BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】エチレン・ビニルエステル・ビニルアルコール共重合体とエチレン系重合体からなり、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリアミド、ポリエステル等の熱可塑性樹脂の透明性を阻害せずに、耐衝撃性等の機械物性を改質できる樹脂改質剤を提供する。
【解決手段】少なくとも下記要件(1)を満足するエチレン・ビニルエステル・ビニルアルコール共重合体(A)5~99重量部、下記要件(2)を満足するエチレン系重合体(B)1~95重量部((A)及び(B)の合計は100重量部)を含むことを特徴とする樹脂改質剤。
(1)エチレン含量60~95mol%、ビニエルエステル含量0.5~39.5mol%、ビニルアルコール含量0.5~39.5mol%(エチレン含量とビニルエステル含量とビニルアルコ―ル含量の合計値は100mol%)
(2)JIS K6922-1に準拠して密度勾配管法で測定した密度が930~960kg/m3
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも下記要件(1)を満足するエチレン・ビニルエステル・ビニルアルコール共重合体(A)5~99重量部、下記要件(2)を満足するエチレン系重合体(B)1~95重量部((A)及び(B)の合計は100重量部)を含むことを特徴とする樹脂改質剤。
(1)エチレン含量60~95mol%、ビニエルエステル含量0.5~39.5mol%、ビニルアルコール含量0.5~39.5mol%(エチレン含量とビニルエステル含量とビニルアルコ―ル含量の合計値は100mol%)
(2) JIS K6922-1に準拠して密度勾配管法で測定した密度が930~96 0kg/m


続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記エチレン・ビニルエステル・ビニルアルコール共重合体(A)の エチレン含量が65~92mol%、ビニルエステル含量が0.5~32mol%、ビニルアルコール含量が3~34.5mol%(エチレン含量とビニルエステル含量とビニルアルコ―ル含量の合計値は100mol%)であることを特徴とする請求項1に記載の樹脂改質剤。
【請求項3】
前記エチレン・ビニルエステル・ビニルアルコール共重合体(A)の JISK 6924-2に準拠して示差走査熱量計で測定した溶融温度が80℃以上であることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の樹脂改質剤。
【請求項4】
前記エチレン・ビニルエステル・ビニルアルコール共重合体(A)のビニルエステル(VAC)とビニルアルコール(VOH)のモル比(VAC/VOH)が0.1以上であることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の樹脂改質剤。
【請求項5】
前記エチレン系共重合体(B)がエチレンの単独重合体若しくはプロピレン、1-ブテンなど炭素数2~12のα-オレフィン等との共重合体であることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の樹脂改質剤。
【請求項6】
前記エチレン系共重合体(B)を分子量分別した際のMnが10万以上のフラクション中に炭素数6以上の長鎖分岐を主鎖1000炭素数あたり0.15個以上有することを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の樹脂改質剤。
【請求項7】
前記エチレン系共重合体(B)がゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーによる分子量測定において重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が3.0~7.0の範囲であり、Mnが15,000以上であることを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載の樹脂改質剤。
【請求項8】
請求項1~7のいずれかに記載の樹脂改質剤(X)が0.5~50重量部、熱可塑性樹脂(Y)が50~99.5重量部((X)と(Y)の合計値が100重量部)含まれることを特徴とする樹脂組成物。
【請求項9】
上記熱可塑性樹脂(Y)がエチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネートから選ばれる少なくとも1種類以上が用いられることを特徴とする請求項8に記載の樹脂組成物。
【請求項10】
上記熱可塑性樹脂(Y)がエチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリアミド6から選ばれる少なくとも1種類以上が用いられることを特徴とする請求項8又は9のいずれかに記載の樹脂組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、少なくともエチレン・ビニルエステル・ビニルアルコール共重合体とエチレン系重合体を含むことを特徴とする樹脂改質剤に関する。また、樹脂改質剤とエチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリアミド、ポリエステル等の熱可塑性樹脂を含む樹脂組成物に関する。さらに、これらの樹脂組成物からなる層が積層された積層体に関する。当該積層体は、透明性、耐衝撃性、柔軟性に優れるものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
食品や飲料、医薬品などの熱可塑性樹脂を素材とした包装材料は、内容物劣化の防止を目的として、ガスバリア性、保香性、耐溶剤性などに優れるビニルアルコール成分が多いエチレン・ビニルアルコール共重合体(以下、EVOHと略記することがある)が、種々の用途で使用されている。
【0003】
しかしながら、EVOHは耐衝撃性に劣る樹脂であるため、耐衝撃性に優れるポリオレフィンを併用する場合があり、例えば、ポリオレフィンとの積層化やポリオレフィンとブレンドする手法が挙げられる。このなかで後者の手法は、単純なブレンドではポリオレフィンとEVOHの相溶性が低いため、ガスバリア性と耐衝撃性の両立が不十分となるケースが多い。
【0004】
ブレンドによるEVOHの耐衝撃性の改良手段として、例えば、ポリオレフィンとEVOHからなる樹脂組成物(特許文献1)、EVOH、ポリオレフィン及び架橋剤を溶融条件下で動的に架橋処理した熱可塑性重合体組成物(特許文献2)、EVOH、エラストマー及び架橋剤を溶融条件下で動的に架橋処理した熱可塑性重合体組成物(特許文献3)などが挙げられる。
【0005】
これらの手法を用いることにより、EVOH単体の高度なガスバリア性を維持しつつ、柔軟性や耐衝撃性などの機械物性が大きく改善された成形品を得ることができる。しかしながら、これらの成形体は透明性に劣るため、意匠性や内容物や異物の目視確認の容易性が求められる食品包装、飲料、医薬品等向けのフィルム、シート、トレイ、ボトル等のような用途には適さない。
【0006】
一方、特許文献4のEVOHとエチレン系重合体からなる樹脂組成物は、特定の物性を有するエチレン系重合体を用いることによりEVOHの透明性を維持できると記載されている。しかしながら、本樹脂組成物はEVOHとエチレン系重合体との相溶性が低く、満足できる耐衝撃性は得られない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2002-241546号公報
特開2004-331708号公報
特許第4439698号
特開2020-176232号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上記のような状況を鑑みなされたものであり、EVOHの透明性を損なわずに、耐衝撃性や柔軟性等を付与できる樹脂改質剤を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検討した結果、特定の物性を有するエチレン・ビニルエステル・ビニルアルコール共重合体とポリエチレン系樹脂を配合した樹脂改質剤を用いることにより、上記課題が解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0010】
すなわち本発明は、少なくとも下記要件(1)を満足するエチレン・ビニルエステル・ビニルアルコール共重合体(A)5~99重量部、下記要件(2)を満足するエチレン系重合体(B)1~95重量部((A)及び(B)の合計は100重量部)を含むことを特徴とする樹脂改質剤である。
(1)エチレン含量60~95mol%、ビニエルエステル含量0.5~39.5mol%、ビニルアルコール含量0.5~39.5mol%(エチレン含量とビニルエステル含量とビニルアルコ―ル含量の合計値は100mol%)
(2)JIS K6922-1に準拠して密度勾配管法で測定した密度が930~960kg/m


【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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