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公開番号2022161711
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-10-21
出願番号2021066729
出願日2021-04-09
発明の名称難燃性樹脂組成物。
出願人アイカ工業株式会社
代理人
主分類C08L 33/04 20060101AFI20221014BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】ハロゲン系ガスやホルムアルデヒドを発生せず、高い難燃性を発揮するとともに、水に濡れた際の変色を抑制できる難燃性樹脂組成物を提供する。
【解決手段】芳香族基を有する界面活性剤の存在下で、芳香族基含有単量体を10~30重量%、アミド基含有単量体を0.5~2重量%含む単量体を重合することによって合成され、ガラス転移温度が-35℃以下であるアクリル系樹脂エマルジョン、および難燃剤を含有することを特徴とする難燃性樹脂組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
芳香族基を有する界面活性剤の存在下で、芳香族基含有単量体を10~30重量%、アミド基含有単量体を0.5~2重量%含む単量体を重合することによって合成され、ガラス転移温度が-35℃以下であるアクリル系樹脂エマルジョン、および難燃剤を含有することを特徴とする難燃性樹脂組成物。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記アクリル系樹脂エマルジョンを構成する単量体100重量部に対して、前記芳香族基を有する界面活性剤が0.5~1.5重量部用いられていることを特徴とする請求項1記載の難燃性樹脂組成物。
【請求項3】
固形分を基準として、前記アクリル系樹脂エマルジョン100重量部に対して、難燃剤を10~500重量部含有することを特徴とする請求項1または2記載の難燃性樹脂組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
ハロゲン系ガスやホルムアルデヒドを発生せず、高い難燃性を発揮するとともに、水に濡れた際の変色を抑制できる難燃性樹脂組成物を提供する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来からシートやフロアマットなどの自動車内装材にはポリエステル繊維が用いられている。自動車内装材は火災時に容易に燃焼しないことが求められているため、難燃剤を添加した難燃性樹脂組成物で繊維を処理することによって難燃性を付与している。
代表的な難燃剤としてデカブロムジフェニルオキサイド(DBDPO)や三酸化アンチモン(Sb



)が用いられてきたが、ハロゲン化合物は火災時にダイオキシンなどの有害物質を生成するおそれがあるため、使用が避けられるようになっている。また、アンチモンは不純物として鉛などの重金属を含むため、同様に使用が避けられるようになっている。
【0003】
そこで、各種リン化合物が有力な選択肢として注目され、実際広く用いられている。中でも、ポリリン酸アンモニウムは難燃性に優れ、他のリン化合物よりも安全性が高く、ブリードアウトにしくいといった特長を有するため、自動車内装用繊維製品の難燃剤として用いられている。
【0004】
一方、シートが高温多湿の条件下におかれたり、水や温水をシート上にこぼしたりした場合、ポリリン酸アンモニウムが水溶性のため表面に溶出し、「きわ付き」と呼ばれるシミやぬめりを生じることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許文献1には、アクリル系樹脂エマルジョンおよびウレタン樹脂エマルジョンから選ばれる少なくとも一種の樹脂エマルジョン(a)、ポリエステル樹脂エマルジョン(b)、液状リン系難燃剤(c)、および芳香族基を有する界面活性剤(d)を含有することを特徴とする難燃性樹脂組成物が開示されており、きわつきを低減している。
一方、ポリエステル樹脂エマルジョンを用いる必要があるため自動車内装用繊維製品に好ましくない特性が生じるおそれがある、特定の難燃剤を用いる必要があるため汎用性に欠ける等の問題があった。
特開2018-58916号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の課題は、ハロゲン系ガスやホルムアルデヒドを発生せず、高い難燃性を発揮するとともに、水に濡れた際の変色を抑制できる難燃性樹脂組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、芳香族基を有する界面活性剤の存在下で、芳香族基含有単量体を10~30重量%、アミド基含有単量体を0.5~2重量%含む単量体を重合することによって合成され、ガラス転移温度が-35℃以下であるアクリル系樹脂エマルジョン、および難燃剤を含有することを特徴とする難燃性樹脂組成物である。
【発明の効果】
【0008】
本発明にかかる難燃性樹脂組成物は、ハロゲン系ガスやホルムアルデヒドを発生せず、高い難燃性を発揮するとともに、水に濡れた際の変色を抑制できるため、自動車内装用繊維製品の加工用途に適する。また、アクリル系樹脂エマルジョン以外の樹脂エマルジョンを併用する必要がないため自動車内装用繊維製品に付与する特性を調整しやすく、幅広い難燃剤を用いることができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の難燃性樹脂組成物はアクリル系樹脂エマルジョンを含有する。アクリル系樹脂エマルジョンの製造方法としては、界面活性剤の存在下、単量体に重合開始剤を添加して加熱することにより乳化重合する方法等が挙げられる。
【0010】
単量体としては(メタ)アクリル単量体およびこれらと共重合可能な単量体が挙げられる。なお、本発明における(メタ)アクリルとはアクリルおよびメタクリルを包含するものであり、(メタ)アクリル単量体は(メタ)アクリル酸エステル構造を有する単量体を示す。
(【0011】以降は省略されています)

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