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公開番号2022154756
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-10-13
出願番号2021057942
出願日2021-03-30
発明の名称有機微粒子の製造方法
出願人アイカ工業株式会社
代理人
主分類C08F 265/04 20060101AFI20221005BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】分散性に優れた有機微粒子の製造方法を提供する。
【解決手段】有機微粒子の製造方法であって、有機微粒子はコア部およびシェル部を有し、コア部はガラス転移温度が-100~-30℃であり、油溶性重合開始剤を用いて単量体を重合したものであり、シェル部はガラス転移温度が80~120℃であり、少なくとも水酸基またはカルボキシル基を有する単量体を乳化し、水溶性開始剤を用いて重合され、製造された有機微粒子の一次粒子径が2~20μmであることを特徴とする有機微粒子の製造方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
有機微粒子の製造方法であって、有機微粒子はコア部およびシェル部を有し、コア部はガラス転移温度が-100~-30℃であり、油溶性重合開始剤を用いて単量体を重合したものであり、シェル部はガラス転移温度が80~120℃であり、少なくとも水酸基またはカルボキシル基を有する単量体を乳化し、水溶性開始剤を用いて重合されたことを特徴とする有機微粒子の製造方法。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
製造された有機微粒子の一次粒子径が2~20μmであることを特徴とする請求項1記載の有機微粒子の製造方法。
【請求項3】
コア部を形成する単量体として不飽和基を二以上有する単量体を含むことを特徴とする請求項1または2記載の有機微粒子の製造方法。
【請求項4】
請求項1~3いずれかに有機微粒子の製造方法によって製造された微粒子を含有することを特徴とする粉体塗料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、分散性に優れた有機微粒子の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
環境問題への対応により、各業界においても脱溶剤化への流れが活発になっており、塗料業界においても従来の溶剤型塗料から粉体塗料への代替が進められている。粉体塗料には各種物性の向上を目的として有機微粒子の添加が検討されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許文献1には、各種粉体塗料に対して優れた分散性を示し、塗膜外観や耐ブロッキング性など粉体塗料本来の特性を保持したまま、塗膜の加工性や耐衝撃性を改良することができる粉体塗膜組成物が開示されている。この粉体塗膜組成物には多層ポリマー粒子が添加されているが、このような多層ポリマー粒子は二次凝集しやすいため、塗膜が薄い場合に塗膜外観に影響を及ぼすおそれがあった。各種粉体塗料に対して優れた分散性を示し、塗膜外観や耐ブロッキング性など粉体塗料本来の特性を保持したまま、塗膜の加工性や耐衝撃性を改良することができる粉体塗膜組成物各種粉体塗料に対して優れた分散性を示し、塗膜外観や耐ブロッキング性など粉体塗料本来の特性を保持したまま、塗膜の加工性や耐衝撃性を改良することができる粉体塗膜組成物
特開2000-1633
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の課題は、分散性に優れた有機微粒子の製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、有機微粒子の製造方法であって、有機微粒子はコア部およびシェル部を有し、コア部はガラス転移温度が-100~-30℃であり、油溶性重合開始剤を用いて単量体を重合したものであり、シェル部はガラス転移温度が80~120℃であり、少なくとも水酸基またはカルボキシル基を有する単量体を乳化し、水溶性開始剤を用いて重合されたことを特徴とする有機微粒子の製造方法である。
【発明の効果】
【0006】
本発明の製造方法により得られる有機微粒子は分散性に優れ、二次凝集しにくい。したがって、粉体塗料の改質剤として用いた際にも凝集することなく、優れた塗膜外観が得られる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明に係る有機微粒子はコア部およびシェル部を有する。コア部はガラス転移温度が-100~-30℃であり、油溶性重合開始剤を用いて単量体を重合したものである。コア部を形成する単量体の内、ガラス転移温度を前期範囲とするために用いる単量体としては、ブタジエンや、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、ブチルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、イソノニルアクリレート、2-エチルヘキシルアクリレート等のアルキルアクリレートを挙げることができる。これらのうち、ブタジエンやブチルアクリレート、2-エチルヘキシルアクリレートが好ましく用いられる。
【0008】
また、ガラス転移温度が前記温度となる範囲であれば、これらと共重合可能な単量体、例えばスチレン、ビニルトルエン、α-メチルスチレン等の芳香族ビニル、芳香族ビニリデン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のシアン化ビニル、シアン化ビニリデン、メチルメタクリレート、ブチルメタクリレート等のアルキルメタクリレート、ベンジルアクリレート、ベンジルメタクリレート、フェノキシエチルアクリレート等の芳香族(メタ)アクリレート等を共重合させることもできる。
ガラス転移温度(Tg)は単量体ホモポリマーのTgと組成比から下記FOX式を用いて算出することができ、単量体の選定とその組成比率によりコントロールすることができる。
1/Tg=Σ(Wn/Tgn)/100
(Wnは単量体nの質量%、Tgnは単量体nのホモポリマーのTg(K:絶対温度))
【0009】
コア部を形成する単量体として不飽和基を二以上有する単量体を用いることが好ましい。不飽和基を二以上有する単量体を用いることにより、粉体塗料に添加した際の塗膜の外観や、粉体塗料の粉砕性、耐ブロッキング性を向上塗膜の外観や、粉体塗料の粉砕性、耐ブロッキング性が低下しできる。
不飽和基を二以上有する単量体としては、同種の不飽和基を有する単量体および反応性の異なる不飽和基を有する単量体が挙げられる。前者はコア内部の架橋に寄与すると考えられ、後者はコア部とシェル部の架橋に寄与すると考えられる。
【0010】
同種の不飽和基を有する単量体としては、ジビニルベンゼン等の芳香族ジビニル化合物、エチレングリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、ブチレングリコールジアクリレート、ブチレングリコールジメタクリレート、ヘキサンジオールジアクリレート、ヘキサンジオールジメタクリレート、オリゴエチレングリコールジアクリレート、オリゴエチレングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパンジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート等のアルカンポリオールポリアクリレートまたはアルカンポリオールポリメタクリレート等が挙げられ、特にブチレングリコールジアクリレート、ヘキサンジオールジアクリレートが好ましく用いられる。
(【0011】以降は省略されています)

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