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公開番号2022154032
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-10-13
出願番号2021056862
出願日2021-03-30
発明の名称ポリエステルフィルム
出願人東レ株式会社
代理人
主分類C08J 5/18 20060101AFI20221005BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】大画面の液晶ディスプレイなどの表示装置に搭載した際に干渉色を呈することなく、かつ高い柔軟性を有するポリエステルフィルムを提供することを目的とする。
【解決手段】ループスティフネステスターから得られる曲げ剛性が長手方向、幅方向いずれも0.2mN以上5.0mN以下であり、色彩ΔCが0.0以上0.5以下であるポリエステルフィルム。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ループスティフネステスターから得られる曲げ剛性が長手方向、幅方向いずれも0.2mN以上5.0mN以下であり、色彩ΔCが0.0以上0.5以下であるポリエステルフィルム。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
芳香族ジカルボン酸成分とジオール成分を主たる構成成分とするポリエステルフィルムであり、
前記芳香族ジカルボン酸成分がテレフタル酸、あるいはナフタレンジカルボン酸を主酸成分、前記ジオール成分が、エチレングリコールを主ジオール成分として含み、
テレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、イソフタル酸、1,4-シクロヘキサンジカルボン酸から選ばれる主酸成分とは異なる副酸成分Aの全酸成分に対する含有量をa(モル%)、
ポリエチレングリコール、シクロヘキサンジメタノール、1,3―プロパンジオール、イソソルベート、ネオペンチルグリコールから選ばれる副ジオール成分Bの全ジオール成分に対する含有量をb(モル%)としたとき、
以下の式(1)~(3)を満たす、請求項1に記載のポリエステルフィルム。
0≦a<30 (1)
0≦b≦30 (2)
5≦a+b≦30 (3)
【請求項3】
芳香族ジカルボン酸成分とジオール成分を主たる構成成分とするポリエステルフィルムであり、前記芳香族ジカルボン酸成分として全酸成分に対するナフタレンジカルボン酸の含有量が70モル%以上である、請求項1または2に記載のポリエステルフィルム。
【請求項4】
85℃における熱収縮率が、長手方向、幅方向いずれも1.0%以下である、請求項1~3のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
【請求項5】
フィルムの正面位相差Reが3000nm未満である、請求項1~4のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
【請求項6】
伸長吸収パラメーターが0.7以上1.0以下である、請求項1~5のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
【請求項7】
偏光板に搭載される、請求項1~6のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
【請求項8】
ディスプレイに搭載される、請求項1~7のいずれかに記載のポリエステルフィルム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はポリエステルフィルムに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
熱可塑性樹脂フィルム、中でもポリエステルフィルムは、機械的性質、電気的性質、寸法安定性、透明性、耐薬品性などに優れた性質を有することから磁気記録材料、包装材料などの多くの用途において基材フィルムとして広く使用されている。特に近年、フラットパネルディスプレイやタッチパネル分野において、フレキシブルディスプレイの表示装置表面の傷つきを防止するカバーフィルムなど、各種光学用フィルムの需要が高まっている。有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode)と呼ばれる自発光体を用いた画像表示装置(以下、「有機エレクトロルミネッセンス表示装置」という。)の実用化が進んでおり、この有機エレクトロルミネッセンス表示装置は、従来の液晶表示装置と比較して、自発光体を用いているため、視認性、応答速度の点で優れているだけでなく、バックライトのような補助照明装置を要しないため、表示装置としての薄膜化、フレキシブル化が可能となっている。このため、折り畳みや丸めることが可能なフレキシブル表示装置の開発が加速しており、耐折り曲げ性が求められている。また、偏光子保護フィルム用途では、低コスト化、を目的として、従来のTAC(トリアセチルセルロース)フィルムからポリエステルフィルムへの置換えが盛んに検討されている。
例えば、画像表示装置向けに、耐傷性を向上させる手法として、ポリエステルフィルムを含む基材の両面にハードコート層を積層したハードコートフィルムが提案されている(特許文献1)。また、フレキシブルディスプレイ向けに、ポリエステルフィルムを含む可撓性を有する透明樹脂フィルムの少なくとも一方の面に反射防止層が設けられた反射防止フィルムが提案されている(特許文献2)。
【0003】
また、二軸配向フィルムを偏光子保護フィルムとして用いた場合、面方向と厚み方向の複屈折が大きいことに起因して、斜めから見た際に虹ムラが目視で確認される。このため、従来検討されている二軸配向ポリエステルフィルムでは、面方向の配向を抑制することで複屈折を低く保ち、虹ムラを抑制する手法が知られている(特許文献3)。また、一軸方向に大きく配向させ、複屈折を大きく制御することで目視では虹ムラを見えなくする手法などが考案されている(特許文献4、5)。さらに、フレキシブル表示装置向けに、ポリエステルフィルムを含む可撓性を有する透明樹脂フィルムの少なくとも一方の面に反射防止層が設けられた反射防止フィルムが提案されている(例えば、特許文献6)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-61750号公報
特開2016-75869号公報
国際公開第2015/093307号
特開2013-200435号公報
特開2016-21000号公報
特開2016-75869号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来技術はいずれも画像表示装置向けに使用されるフィルムとして用いた場合、ハードコート層、反射防止層に特徴があり、基材となるフィルムは耐屈曲性が考慮されておらず、フレキシブルディスプレイ用への適用は困難であった。また、面方向の配向を抑制する手法では斜めから見たときの虹ムラ抑制が十分ではなく、複屈折を大きく制御する手法ではフィルム厚みの厚さに起因した繰り返し折り曲げ使用するフォルダブル用途への展開が困難であった。
【0006】
そこで、本発明では上記の欠点を解消し、曲げに対する柔軟性を有しかつ虹ムラを視認しにくいポリエステルフィルムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明のポリエステルフィルムは以下の構成とする。
[1]ループスティフネステスターから得られる曲げ剛性が長手方向、幅方向いずれも0.2mN以上5.0mN以下であり、色彩ΔCが0.0以上0.5以下であるポリエステルフィルム。
[2]芳香族ジカルボン酸成分とジオール成分を主たる構成成分とするポリエステルフィルムであり、前記芳香族ジカルボン酸成分がテレフタル酸、あるいはナフタレンジカルボン酸を主酸成分、前記ジオール成分が、エチレングリコールを主ジオール成分として含み、テレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、イソフタル酸、1,4-シクロヘキサンジカルボン酸から選ばれる主酸成分とは異なる副酸成分Aの全酸成分に対する含有量をa(モル%)、ポリエチレングリコール、シクロヘキサンジメタノール、1,3―プロパンジオール、イソソルベート、ネオペンチルグリコールから選ばれる副ジオール成分Bの全ジオール成分に対する含有量をb(モル%)としたとき、以下の式(1)~(3)を満たす、[1]に記載のポリエステルフィルム。
0≦a<30 (1)
0≦b≦30 (2)
5≦a+b≦30 (3)
[3]芳香族ジカルボン酸成分とジオール成分を主たる構成成分とするポリエステルフィルムであり、前記芳香族ジカルボン酸成分として全酸成分に対するナフタレンジカルボン酸の含有量が70モル%以上である、[1]または[2]に記載のポリエステルフィルム。
[4]85℃における熱収縮率が、長手方向、幅方向いずれも1.0%以下である、[1]~[3]のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
[5]フィルムの正面位相差Reが3000nm未満である、[1]~[4]のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
[6]伸長吸収パラメーターが0.7以上1.0以下である、[1]~[5]のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
[7]偏光板に搭載される、[1]~[6]のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
[8]ディスプレイに搭載される、[1]~[7]のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
【発明の効果】
【0008】
本発明のポリエステルフィルムは、フレキシブルディスプレイなどの表示装置に搭載した際にも高品位で表示することができ、かつ柔軟性を有することから、特に繰り返し折り曲げを伴うディスプレイなどへの使用に適している。
【図面の簡単な説明】
【0009】
分光透過率の測定を模式的に示した図である。
分光透過率の測定を模式的に示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明のポリエステルフィルムは、ループスティフネステスターから得られる曲げ剛性が長手方向(MD方向)、幅方向(TD方向)いずれも0.2mN以上5.0mN以下であり、色彩ΔCが0.0以上0.5以下であるポリエステルフィルムである。以下、本ポリエステルフィルムについて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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