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公開番号2022143213
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-10-03
出願番号2021043615
出願日2021-03-17
発明の名称光学部品
出願人三井化学株式会社
代理人個人
主分類C08G 61/08 20060101AFI20220926BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】屈折率が高く、かつ、高温環境下における光学性能の長期信頼性に優れた光学部品を提供するもの。
【解決手段】環状オレフィン系開環重合体(A)を含む光学部品であって、前記環状オレフィン系開環重合体(A)は、特定の一般式(I)で表される一種の構造単位(a)と、特定の一般式(II)で表される少なくとも一種の構造単位(b)と、を有し、上記構造単位(a)と上記構造単位(b)との合計含有量を100mol%としたとき、上記構造単位(a)の含有量が20mol%以上90mol%以下であり、示差走査熱量計(DSC)で測定される、上記環状オレフィン系開環重合体(A)のガラス転移温度(Tg)が140℃以上であり、上記環状オレフィン系開環重合体(A)の波長589nmにおける屈折率(nd)が1.5340以上であり、上記環状オレフィン系開環重合体(A)を125℃で168時間加熱したときの、加熱前後における光学部品の屈折率の差(Δnd)が0.0020以下である、光学部品。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
環状オレフィン系開環重合体(A)を含む光学部品であって、
前記環状オレフィン系開環重合体(A)は、
下記一般式(I)で表される少なくとも一種の構造単位(a)と、
下記一般式(II)で表される少なくとも一種の構造単位(b)と、
を有し、
前記構造単位(a)と前記構造単位(b)との合計含有量を100mol%としたとき、前記構造単位(a)の含有量が20mol%以上90mol%以下であり、
示差走査熱量計(DSC)で測定される、前記環状オレフィン系開環重合体(A)のガラス転移温度(Tg)が140℃以上であり、
前記環状オレフィン系開環重合体(A)の波長589nmにおける屈折率(n

)が1.5340以上であり、
前記環状オレフィン系開環重合体(A)を125℃で168時間加熱したときの、加熱前後における光学部品の屈折率の差(Δn

)が0.0020以下である、光学部品。
TIFF
2022143213000009.tif
44
153
前記式(I)中、R

~R
10
は、互いに同一でも異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1~20のアルキル基、炭素原子数1~20のハロゲン化アルキル基、炭素原子数3~15のシクロアルキル基または炭素原子数6~20の芳香族炭化水素基である。R

~R
10
は互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、また前記単環または前記多環が二重結合を有していてもよく、前記単環または前記多環が芳香族環であってもよい。
TIFF
2022143213000010.tif
39
153
前記式(II)中、R

~R

は、互いに同一でも異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1~20のアルキル基、炭素原子数1~20のハロゲン化アルキル基、炭素原子数3~15のシクロアルキル基または炭素原子数6~20の芳香族炭化水素基である。R

~R

は、互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、また前記単環または前記多環が二重結合を有していてもよく、前記単環または前記多環が芳香族環であってもよい。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
請求項1に記載の光学部品であって、
前記構造単位(a)がテトラシクロ[4.4.0.1
2,5
.1
7,10
]-3-ドデセンを由来とする、光学部品。
【請求項3】
請求項1または2に記載の光学部品であって、
前記構造単位(b)が、インデンノルボルネンおよびジシクロペンタジエンから選ばれる少なくとも一種の化合物を由来とする、光学部品。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載の光学部品であって、
fθレンズ、撮像レンズ、センサーレンズ、プリズムまたは導光板である、光学部品。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか一項に記載の光学部品であって、
車載カメラレンズまたは携帯機器用カメラレンズである、光学部品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学部品に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
環状オレフィン系共重合体は光学性能に優れるため、例えば、光学レンズ等の光学部品として用いられている。光学部品に用いられる環状オレフィン系樹脂組成物に関する技術としては、例えば、特許文献1,2に記載のものが挙げられる。
【0003】
特許文献1には、分子内に、脂環式構造を含む繰り返し単位を有し、重量平均分子量(Mw)が、15,000超150,000以下、かつ、環構造を有する繰り返し単位の炭素原子数と水素原子数の比の値(炭素原子数/水素原子数)が、0.60~0.70の環状オレフィン樹脂と、環状オレフィン単量体をカチオン重合して得られる、重量平均分子量(Mw)が、500超15,000以下の環構造含有炭化水素オリゴマーとを、重量比(環状オレフィン樹脂:環構造含有炭化水素オリゴマー)で、99:1~30:70の範囲で含有する樹脂組成物が開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、芳香環を有する環状オレフィン共重合体であって、特定の構造単位(A)を含む、環状オレフィン共重合体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-69448号公報
特開2020-105323号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年、車載カメラレンズや携帯機器(携帯電話、スマートフォン、タブレット等)用のカメラレンズの需要が高まっている。車載カメラレンズや携帯機器用のカメラレンズには高い耐熱性が要求される。環状オレフィン系共重合体は、その優れた光学特性ならびに機械特性からカメラレンズ等の光学部品に広く利用されている。
しかしながら、本発明者らの検討によれば、環状オレフィン系共重合体を含む光学部品は、高温環境下に長時間曝されると、屈折率が変化して光学性能に影響を及ぼしてしまう場合があることを見出した。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、屈折率が高く、かつ、高温環境下における光学性能の長期信頼性に優れた光学部品を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によれば、以下に示す光学部品が提供される。
【0009】
[1]
環状オレフィン系開環重合体(A)を含む光学部品であって、
上記環状オレフィン系開環重合体(A)は、
下記一般式(I)で表される少なくとも一種の構造単位(a)と、
下記一般式(II)で表される少なくとも一種の構造単位(b)と、
を有し、
上記構造単位(a)と上記構造単位(b)との合計含有量を100mol%としたとき、上記構造単位(a)の含有量が20mol%以上90mol%以下であり、
示差走査熱量計(DSC)で測定される、上記環状オレフィン系開環重合体(A)のガラス転移温度(Tg)が140℃以上であり、
上記環状オレフィン系開環重合体(A)の波長589nmにおける屈折率(n

)が1.5340以上であり、
上記環状オレフィン系開環重合体(A)を125℃で168時間加熱したときの、加熱前後における光学部品の屈折率の差(Δn

)が0.0020以下である、光学部品。
TIFF
2022143213000001.tif
44
153
(上記式(I)中、R

~R
10
は、互いに同一でも異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1~20のアルキル基、炭素原子数1~20のハロゲン化アルキル基、炭素原子数3~15のシクロアルキル基または炭素原子数6~20の芳香族炭化水素基である。R

~R
10
は互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、また上記単環または上記多環が二重結合を有していてもよく、上記単環または上記多環が芳香族環であってもよい。)
TIFF
2022143213000002.tif
39
153
(上記式(II)中、R

~R

は、互いに同一でも異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1~20のアルキル基、炭素原子数1~20のハロゲン化アルキル基、炭素原子数3~15のシクロアルキル基または炭素原子数6~20の芳香族炭化水素基である。R

~R

は、互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、また上記単環または上記多環が二重結合を有していてもよく、上記単環または上記多環が芳香族環であってもよい。)
[2]
上記[1]に記載の光学部品であって、
上記構造単位(a)がテトラシクロ[4.4.0.1
2,5
.1
7,10
]-3-ドデセンを由来とする、光学部品。
[3]
上記[1]または[2]に記載の光学部品であって、
上記構造単位(b)が、インデンノルボルネンおよびジシクロペンタジエンから選ばれる少なくとも一種の化合物を由来とする、光学部品。
[4]
上記[1]~[3]のいずれか一つに記載の光学部品であって、
fθレンズ、撮像レンズ、センサーレンズ、プリズムまたは導光板である、光学部品。
[5]
上記[1]~[4]のいずれか一つに記載の光学部品であって、
車載カメラレンズまたは携帯機器用カメラレンズである、光学部品。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、屈折率が高く、かつ高温環境下における光学性能の長期信頼性に優れた光学部品が提供される。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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