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公開番号2022142250
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-09-30
出願番号2021042359
出願日2021-03-16
発明の名称レンズバレル用樹脂組成物
出願人帝人株式会社
代理人個人
主分類C08L 69/00 20060101AFI20220922BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】本発明の目的は、高い耐衝撃性、流動性、および強アルカリ洗剤に対する耐薬品性を具備するポリカーボネート-ポリオルガノシロキサン共重合またはポリカーボネート樹脂組成物を含むレンズバレル用樹脂部品を提供することにある。
【解決手段】ポリカーボネートブロック(A-1)とポリオルガノシロキサンブロック(A-2)を含むポリカーボネート-ポリオルガノシロキサン共重合体(A)100~5重量%と、ポリカーボネート樹脂(B)0~95重量%からなる共重合体または樹脂ブレンド物を含むレンズバレル用樹脂組成物であり、前記樹脂組成物中のポリオルガノシロキサンブロックの含有量が2.0~20.0重量%であり、かつ粘度平均分子量が14,000~20,000であるレンズバレル用樹脂組成物。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ポリカーボネートブロック(A-1)とポリオルガノシロキサンブロック(A-2)を含むポリカーボネート-ポリオルガノシロキサン共重合体(A)100~5重量%と、ポリカーボネート樹脂(B)0~95重量%からなる共重合体または樹脂ブレンド物を含むレンズバレル用樹脂組成物であり、前記樹脂組成物中のポリオルガノシロキサンブロックの含有量が2.0~20.0重量%であり、かつ粘度平均分子量が14,000~20,000であるレンズバレル用樹脂組成物。
続きを表示(約 2,300 文字)【請求項2】
前記ポリカーボネートブロック(A-1)が、下記一般式[1]で表される、請求項1に記載のレンズバレル用樹脂組成物。
JPEG
2022142250000012.jpg
37
131
[(上記一般式[1]において、R

及びR

は夫々独立して水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1~18のアルキル基、炭素原子数1~18のアルコキシ基、炭素原子数6~20のシクロアルキル基、炭素原子数6~20のシクロアルコキシ基、炭素原子数2~10のアルケニル基、炭素原子数3~14のアリール基、炭素原子数3~14のアリールオキシ基、炭素原子数7~20のアラルキル基、炭素原子数7~20のアラルキルオキシ基、ニトロ基、アルデヒド基、シアノ基及びカルボキシル基からなる群から選ばれる基を表し、それぞれ複数ある場合はそれらは同一でも異なっていても良く、e及びfは夫々1~4の整数であり、Wは単結合もしくは下記一般式[2]で表される基からなる群より選ばれる少なくとも一つの基である。)
JPEG
2022142250000013.jpg
48
163
(上記一般式[2]においてR
11
,R
12
,R
13
,R
14
,R
15
,R
16
,R
17
及びR
18
は夫々独立して水素原子、炭素原子数1~18のアルキル基、炭素原子数3~14のアリール基及び炭素原子数7~20のアラルキル基からなる群から選ばれる基を表し、R
19
及びR
20
は夫々独立して水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1~18のアルキル基、炭素原子数1~10のアルコキシ基、炭素原子数6~20のシクロアルキル基、炭素原子数6~20のシクロアルコキシ基、炭素原子数2~10のアルケニル基、炭素原子数3~14のアリール基、炭素原子数6~10のアリールオキシ基、炭素原子数7~20のアラルキル基、炭素原子数7~20のアラルキルオキシ基、ニトロ基、アルデヒド基、シアノ基及びカルボキシル基からなる群から選ばれる基を表し、複数ある場合はそれらは同一でも異なっていても良く、gは1~10の整数、hは4~7の整数である。)]

【請求項3】
前記ポリオルガノシロキサンブロック(A-2)が、下記一般式[3]で表される、請求項1または2に記載のレンズバレル用樹脂組成物。
JPEG
2022142250000014.jpg
31
163
(上記一般式[3]において、R

、R

、R

、R

、R

及びR

は、夫々独立に水素原子、炭素数1~12のアルキル基又は炭素数6~12の置換若しくは無置換のアリール基であり、R

及びR
10
は夫々独立して水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1~10のアルキル基、炭素原子数1~10のアルコキシ基であり、pは自然数であり、qは0又は自然数であり、平均鎖長p+qは30~100の自然数である。XはC2~C8の二価脂肪族基である。)。
【請求項4】
一般式[3]における平均鎖長p+qが30~70である請求項3に記載のレンズバレル用樹脂組成物。
【請求項5】
一般式[3]で表されるポリオルガノシロキサンブロックが(2-アリルフェノール)末端ポリオルガノシロキサン、もしくは(2-メトキシ-4-アリルフェノール)末端ポリオルガノシロキサンより誘導された、請求項3または4に記載のレンズバレル用樹脂組成物。
【請求項6】
一般式[3]中、R

、R

、R

、R

、R

及びR

がメチル基である、請求項3~5のいずれか一項に記載のレンズバレル用樹脂組成物。
【請求項7】
一般式[1]で表されるポリカーボネートブロックが2,2-ビス(4-ヒドロキシフェニル)プロパンより誘導された、請求項2に記載のレンズバレル用樹脂組成物。
【請求項8】
前記樹脂組成物の粘度平均分子量が15,000~19,000である請求項1~7のいずれか一項に記載のレンズバレル用樹脂組成物。
【請求項9】
前記樹脂組成物中のポリオルガノシロキサンブロックの含有量が2.0~10.0重量%である請求項1~8のいずれかに記載のレンズバレル用樹脂組成物。
【請求項10】
前記樹脂組成物を用いて、射出成形で得られた幅10mm、長さ80mm、全長150、厚み4mmのISOダンベル形引張試験片を100℃で90分間熱処理した後、3点曲げ治具に固定し、成形片中心部に2.0%の歪を印加し、印加部にさらし小片を被せ、48.5%水酸化ナトリウム水溶液0.5mLを塗布し、23℃に保温した恒温槽内で3時間保持した後、取出した成形片の薬液暴露部の観察において、長さ3mm以上のクラックが存在しない、請求項1~9のいずれか一項に記載のレンズバレル用樹脂組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズバレル用樹脂組成物に関するものである。さらに詳細には、優れた耐衝撃性、流動性および強アルカリ洗剤に対する耐薬品性を具備するレンズバレル用樹脂組成物に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
ポリカーボネートは、耐衝撃性に優れ、高い耐熱性を有するので、光学部品、電気・電子機器分野、自動車分野において幅広く使用されている。更に、昨今の用途分野拡大に対応するため、ビスフェノールA(以下BPAと略称)などの一般的なモノマー原料に各種の共重合モノマー単位を導入した共重合ポリカーボネートの開発が進められている。中でも、BPAとポリオルガノシロキサンコモノマーからなるポリカーボネート-ポリオルガノシロキサン共重合体は流動性と耐衝撃性が高度に両立できることが知られており、多くの文献が開示されている(特許文献1~8)。
【0003】
一方で、レンズバレル用樹脂部品には、高い流動性と耐衝撃性に加え、耐薬品性も求められている。近年、スマートフォン、タブレット端末および携帯ゲーム機の小型化と薄型化に伴い、各機器に内蔵されているカメラモジュール内のレンズバレル用樹脂部品の薄肉化が進んでいる。その為、レンズバレル用樹脂部品には、薄肉成形を可能にする高い流動性と内部の故障を防ぐ耐衝撃性が必要とされている。また、カメラモジュールを構成する部品の中には、組み立て前に強アルカリ洗剤にて洗浄する金属部品がある。強アルカリ洗剤が内部部品に残留していた場合、レンズバレル用樹脂部品と強アルカリ洗剤が接触する恐れがある為、レンズバレル用樹脂部品には、強アルカリ洗剤に対する耐薬品性が必要とされている。以上の理由から、この用途へ共重合ポリカーボネートを適用するのは困難だった。さらに、接着剤との接触や、高温下での強アルカリ洗剤との接触も想定されるため、より高い耐薬品性も要求され、いまだこれらの要件をすべて満たすレンズバレル用樹脂部品は提供されていなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-121358号公報
特開2016-102219号公報
特開2016-44274号公報
特開2010-280923号公報
特開2010-275563号公報
特開2002-12746号公報
特開2001-12846号公報
特開2001-2907号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、優れた耐衝撃性、流動性、および強アルカリ洗剤に対する高い耐薬品性を具備するポリカーボネート-ポリオルガノシロキサン共重合または樹脂ブレンド物を含むレンズバレル用樹脂組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らはこの目的を達成せんとして鋭意研究を重ねた結果、下記構成によって、上記課題を解決することができることを見出し本発明に到達した。
【0007】
(構成1)
ポリカーボネートブロック(A-1)とポリオルガノシロキサンブロック(A-2)を含むポリカーボネート-ポリオルガノシロキサン共重合体(A)100~5重量%と、ポリカーボネート樹脂(B)0~95重量%からなる共重合体または樹脂ブレンド物を含むレンズバレル用樹脂組成物であり、前記樹脂組成物中のポリオルガノシロキサンブロックの含有量が2.0~20.0重量%であり、かつ粘度平均分子量が14,000~20,000であるレンズバレル用樹脂組成物。
【0008】
(構成2)
前記ポリカーボネートブロック(A-1)が、下記一般式[1]で表される、構成1に記載のレンズバレル用樹脂組成物。
【0009】
JPEG
2022142250000002.jpg
37
131
【0010】
[(上記一般式[1]において、R

及びR

は夫々独立して水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1~18のアルキル基、炭素原子数1~18のアルコキシ基、炭素原子数6~20のシクロアルキル基、炭素原子数6~20のシクロアルコキシ基、炭素原子数2~10のアルケニル基、炭素原子数3~14のアリール基、炭素原子数3~14のアリールオキシ基、炭素原子数7~20のアラルキル基、炭素原子数7~20のアラルキルオキシ基、ニトロ基、アルデヒド基、シアノ基及びカルボキシル基からなる群から選ばれる基を表し、それぞれ複数ある場合はそれらは同一でも異なっていても良く、e及びfは夫々1~4の整数であり、Wは単結合もしくは下記一般式[2]で表される基からなる群より選ばれる少なくとも一つの基である。)
(【0011】以降は省略されています)

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