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公開番号2022142054
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-09-30
出願番号2021042035
出願日2021-03-16
発明の名称樹脂組成物
出願人株式会社クラレ
代理人
主分類C08L 29/04 20060101AFI20220922BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】ポリビニルアルコール樹脂及び多量体アルデヒド化合物を含みながらも、着色が抑制された樹脂組成物を提供する。
【解決手段】ポリビニルアルコール樹脂(A)、カリウム化合物(B)及び多量体アルデヒド化合物(C)を含み、カリウム化合物(B)の含有量がカリウム換算で0.01μg/g以上100μg/g以下であり、多量体アルデヒド化合物(C)の含有量が0.5μg/g以上100μg/g以下である、樹脂組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ポリビニルアルコール樹脂(A)、カリウム化合物(B)及び多量体アルデヒド化合物(C)を含み、カリウム化合物(B)の含有量がカリウム換算で0.01μg/g以上100μg/g以下であり、多量体アルデヒド化合物(C)の含有量が0.5μg/g以上100μg/g以下である、樹脂組成物。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
カリウム化合物(B)のカリウム換算での含有量が、多量体アルデヒド化合物(C)100質量部に対して0.05質量部以上300質量部以下である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項3】
カリウム化合物(B)が、カルボン酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、硫酸カリウム、硝酸カリウム、水酸化カリウム、ハロゲン化カリウム及びリン酸カリウムからなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1又は2に記載の樹脂組成物。
【請求項4】
多量体アルデヒド化合物(C)がパラアルデヒドである、請求項1~3のいずれかに記載の樹脂組成物。
【請求項5】
ポリビニルアルコール樹脂(A)のけん化度が30モル%以上100モル%以下、粘度平均重合度が150以上5,000以下である、請求項1~4のいずれかに記載の樹脂組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリビニルアルコール樹脂、カリウム化合物及び多量体アルデヒド化合物を含む樹脂組成物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
酢酸ビニルを重合、けん化することで得られるポリビニルアルコール樹脂(以下、ポリビニルアルコール樹脂をPVAと略記することがある)は、数少ない結晶性の水溶性高分子である。PVAは、優れた界面特性及び強度特性を有することから、紙加工、繊維加工及びエマルジョン用の安定剤に利用されているほか、PVA系フィルム及びPVA系繊維等の原料としても使用されている。
【0003】
PVAは、不純物として酢酸を含む場合があり、これが臭気の原因となることがある。このような臭気を抑える手段として、PVAに一定量の多量体アルデヒド化合物を含有させる方法が報告されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開2019/049776号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、本発明者らの検討によると、特許文献1に記載されたPVAを含む樹脂組成物は、着色が問題となる場合がある。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、PVA及び多量体アルデヒド化合物を含みながらも、着色が抑制された樹脂組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的は、
[1]ポリビニルアルコール樹脂(A)、カリウム化合物(B)及び多量体アルデヒド化合物(C)を含み、カリウム化合物(B)の含有量がカリウム換算で0.01μg/g以上100μg/g以下であり、多量体アルデヒド化合物(C)の含有量が0.5μg/g以上100μg/g以下である、樹脂組成物;
[2]カリウム化合物(B)のカリウム換算での含有量が、多量体アルデヒド化合物(C)100質量部に対して0.05質量部以上300質量部以下である、[1]の樹脂組成物;
[3]カリウム化合物(B)が、カルボン酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、硫酸カリウム、硝酸カリウム、水酸化カリウム、ハロゲン化カリウム及びリン酸カリウムからなる群より選択される少なくとも1種である、[1]又は[2]の樹脂組成物;
[4]多量体アルデヒド化合物(C)がパラアルデヒドである、[1]~[3]のいずれかの樹脂組成物;
[5]ポリビニルアルコール樹脂(A)のけん化度が30モル%以上100モル%以下、粘度平均重合度が150以上5,000以下である、[1]~[4]のいずれかの樹脂組成物
のいずれかを提供することにより達成される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、PVA及び多量体アルデヒド化合物を含みながらも、着色が抑制された樹脂組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための実施形態について説明する。なお、本明細書において、数値範囲(各成分の含有量など)の上限値及び下限値は適宜組み合わせ可能である。
【0010】
本開示の樹脂組成物は、ポリビニルアルコール樹脂(A)(以下、PVA(A)と略記することがある)、カリウム化合物(B)及び多量体アルデヒド化合物(C)を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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