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公開番号2022141411
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-09-29
出願番号2021041696
出願日2021-03-15
発明の名称電磁継電器
出願人オムロン株式会社
代理人個人,個人
主分類H01H 50/54 20060101AFI20220921BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】安定した遮断効果が得られる電磁継電器を提供する。
【解決手段】電磁継電器は、第1固定端子と、可動接触片と、可動部材と、遮断壁とを備える。第1固定端子は、第1固定接点を含む。可動接触片は、第1固定接点に対向する第1可動接点を含む。可動部材は、可動接触片を保持する。可動部材は、第1可動接点から第1固定接点に向かう第1方向と第1固定接点から第1可動接点に向かう第2方向とを含む移動方向に移動可能である。遮断壁は、絶縁材で形成されている。遮断壁は、第1可動接点に対して第2方向に配置される。遮断壁は、可動部材に固定されており、可動部材から第1可動接点に向かって可動接触片の長手方向に延びるとともに可動部材の移動方向に延びている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1固定接点を含む第1固定端子と、
前記第1固定接点に対向する第1可動接点を含む可動接触片と、
前記第1可動接点から前記第1固定接点に向かう第1方向と前記第1固定接点から前記第1可動接点に向かう第2方向とを含む移動方向に移動可能であり、前記可動接触片を保持する可動部材と、
絶縁材で形成され、前記第1可動接点に対して前記第2方向に配置され、前記可動部材に固定されており、前記可動部材から前記第1可動接点に向かって前記可動接触片の長手方向に延びるとともに前記可動部材の前記移動方向に延びる第1遮断壁と、
を備えた、
電磁継電器。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記可動接触片は、前記可動部材に固定されている、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項3】
前記第1遮断壁は、前記長手方向において、前記第1可動接点まで延びている、
請求項1又は2に記載の電磁継電器。
【請求項4】
前記第1遮断壁は、前記長手方向において、前記長手方向における可動接触片の一端まで延びている、
請求項1から3のいずれか1項に記載の電磁継電器。
【請求項5】
前記第1遮断壁は、前記第1固定接点と前記第1可動接点の間で発生したアークが当たる傾斜部を含み、
前記傾斜部は、前記長手方向から見て、前記可動接触片の移動方向に対して傾斜している、
請求項1から4のいずれか1項に記載の電磁継電器。
【請求項6】
前記第1遮断壁は、前記長手方向から見て、前記第2方向に向かって幅が拡がる逆三角形状である、
請求項5に記載の電磁継電器。
【請求項7】
前記第1遮断壁は、前記第1固定接点と前記第1可動接点の間で発生したアークが当たる延伸部を含み、
前記延伸部は、前記可動部材の移動方向と直交する方向に延びている、
請求項1から4のいずれか1項に記載の電磁継電器。
【請求項8】
前記第1遮断壁は、前記長手方向から見て、T字形状である、
請求項7に記載の電磁継電器。
【請求項9】
前記第1遮断壁は、前記可動接触片の短手方向に貫通する少なくとも1つの貫通孔を含む、
請求項1から8のいずれか1項に記載の電磁継電器。
【請求項10】
前記少なくとも1つの貫通孔は、スリット形状である、
請求項9に記載の電磁継電器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁継電器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示された電磁継電器は、可動接点と固定接点の間で発生するアークを遮蔽する遮蔽部材を備えている。遮断部材は、遮断壁を含む。遮断壁は、アークが可動接触片を周回することを抑制する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-80256号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の電磁継電器では、接点の開閉時における可動接触片の移動に伴い、可動接触片と遮断壁との位置関係が変化する。このため、可動接触片と遮蔽部材との位置関係が安定しないおそれがあり、安定した遮断効果が得られないおそれがある。
【0005】
本発明の課題は、安定した遮断効果が得られる電磁継電器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る電磁継電器は、第1固定端子と、可動接触片と、可動部材と、第1遮断壁とを備える。第1固定端子は、第1固定接点を含む。可動接触片は、第1固定接点に対向する第1可動接点を含む。可動部材は、可動接触片を保持する。可動部材は、第1可動接点から第1固定接点に向かう第1方向と第1固定接点から第1可動接点に向かう第2方向とを含む移動方向に移動可能である。第1遮断壁は、絶縁材で形成されている。第1遮断壁は、第1可動接点に対して第2方向に配置される。第1遮断壁は、可動部材に固定されており、可動部材から第1可動接点に向かって可動接触片の長手方向に延びるとともに可動部材の移動方向に延びている。
【0007】
この電磁継電器では、第1遮断壁が第1可動接点に対して第2方向に配置される。すなわち、第1遮断壁は、可動接触片の可動接点が配置される側と反対側に配置される。これにより、第1固定接点と第1可動接点の間で発生したアークが可動接触片を周回することを第1遮断壁によって抑制できる。また、第1遮断壁は、可動接触片を保持する可動部材に固定されている。これにより、可動接触片と第1遮断壁との位置関係が安定するので、第1遮断壁によって安定した遮断効果が得られる。
【0008】
可動接触片は、可動部材に固定されてもよい。この場合は、可動接触片と第1遮断壁との位置関係がさらに安定する。
【0009】
第1遮断壁は、可動接触片の長手方向において、第1可動接点まで延びていてもよい。この場合は、第1遮断壁によってさらに安定した遮断効果が得られる。
【0010】
第1遮断壁は、可動接触片の長手方向において、長手方向における可動接触片の一端まで延びていてもよい。この場合は、第1遮断壁によってさらに安定した遮断効果が得られる。
(【0011】以降は省略されています)

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