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公開番号2022138597
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-09-26
出願番号2021038564
出願日2021-03-10
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04N 1/60 20060101AFI20220915BHJP(電気通信技術)
要約【課題】高精度の色味の検品を行うことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置100は、記録紙に画像を形成するプリンタ150と、記録紙に形成された画像を読み取るリーダ160と、プリンタ150により記録紙に特定色の画像を形成し、リーダ160により記録紙に形成された特定色の画像を読み取り、リーダ160による特定色の画像の読取結果に基づいて、当該特定色の画像の色味を検品するコントローラ110と、を備える。コントローラ110は、プリンタ150によりリーダ160の色校正を行うための色校正チャートを作成し、リーダ160が色校正チャートを読み取った結果に基づいてリーダ160の測定結果を校正するための色校正マトリックスを生成し、色校正マトリックスにより得られる特定色の画像の読取結果の色値と特定色の色値との色差と、色味検品閾値と、を比較することで色味の検品を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
記録紙に画像を形成する画像形成手段と、
前記記録紙に形成された画像を読み取る読取手段と、
前記画像形成手段により前記記録紙に特定色の画像を形成し、前記読取手段により前記記録紙に形成された前記特定色の画像を読み取り、前記読取手段による前記特定色の画像の読取結果に基づいて、当該特定色の画像の色味を検品する制御手段と、を備えており、
前記制御手段は、前記画像形成手段により前記読取手段の色校正を行うための色校正チャートを作成し、前記読取手段が前記色校正チャートを読み取った結果に基づいて前記読取手段の測定結果を校正するための変換条件を生成し、前記変換条件により得られる前記特定色の画像の読取結果の色値と前記特定色の色値との色差と、所定の閾値と、を比較することで前記色味の検品を行うことを特徴とする、
画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記特定色から所定の色差だけ離れた周辺色を算出して、前記画像形成手段により、前記特定色のパッチ画像と前記周辺色のパッチ画像を含む前記色校正チャートを作成することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記特定色からの前記所定の色差の範囲が、前記閾値をまたぐ範囲となるような前記周辺色を算出することを特徴とする、
請求項2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記読取手段は、
前記色校正チャートを読み取り、読取結果として輝度値を出力するラインセンサと、
前記色校正チャートを読み取り、読取結果として分光反射率を出力する分光センサと、
前記ラインセンサから出力される輝度値の平均値をL*,a*,b*値に変換し、かつ前記分光センサから出力される分光反射率をL*,a*,b*値に変換する色検出処理手段と、を備え、
前記制御手段は、前記輝度値の平均値から変換されたL*,a*,b*値と、前記分光反射率から変換されたL*,a*,b*値とに基づいて、前記変換条件を生成することを特徴とする、
請求項1~3のいずれか1項記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記輝度値の平均値から変換されたL*,a*,b*値と、前記分光反射率から変換されたL*,a*,b*値とを教師データとして、前記変換条件を生成することを特徴とする、
請求項4記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記輝度値の平均値から変換されたL*,a*,b*値と、前記分光反射率から変換されたL*,a*,b*値とを教師データとして、前記変換条件となるマトリックスを生成することを特徴とする、
請求項4又は5記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記特定色と前記閾値を指示するための入力手段をさらに備えることを特徴とする、
請求項1~6のいずれか1項記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記特定色の画像の読取結果の色値と前記特定色の色値との色差と、所定の閾値と、の比較の結果、前記色差が前記閾値以下であれば該画像が指示された前記特定色で正常に印刷されていると判断し、前記色差が前記閾値より大きければ該画像が指示された前記特定色で正常に印刷されていないと判断することを特徴とする、
請求項7記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記画像が指示された前記特定色で正常に印刷されていないと判断する場合に、所定の出力装置により警告を行うことを特徴とする、
請求項8記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷物上に印刷されている画像の色味を検品する機能を有する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
企業のロゴやデザインマーク等に使用されるコーポレートカラーは、企業を識別するための構成要素として定められている。そのためにコーポレートカラーの入った印刷物は、色の調整及び管理が厳密に行われる必要がある。近年、印刷中に印刷物の画像の色を読み取り、読み取った色の色味を検品する色検品システムが提案されている。特許文献1には、色管理を行う画像形成装置が開示される。この画像形成装置は、ユーザが指定する特定色の測定用パッチを印刷する。画像形成装置は、イメージセンサにより測定用パッチを測色した結果に基づいて色の安定化制御を行う。画像形成装置は、測色した結果が許容範囲内になければその旨をユーザに通知して再度、色の安定化制御を行う。
【0003】
印刷物に印刷された画像の測色に用いられるイメージセンサは、測色結果としてR(赤)、G(緑)、B(青)の三色の輝度値(RGBデータ)を出力する。このRGBデータは、CIELab空間のL、a、bデータに変換される。RGBデータのCIELab空間への変換には、ルックアップテーブルである色変換テーブルが用いられる。色変換テーブルは、すべての入力値(R、G、Bの輝度値)対する色変換値(Lab値)が登録されたものではなく、入力色空間において規則的に配置された複数の格子点にのみ色変換値が登録されたものが一般的である。このような色変換テーブルを用いて色変換を行う場合、格子点以外の色変換値は、格子点に登録された色変換値に基づく補間演算により求められる(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-1049号公報
特開2002-64719号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
色変換テーブルを用いた色変換は、R、G、Bの三色で表現できる全色域をまんべんなくLab値に変換するという方法で行われる。この方法は、全色域を違和感のないレベルで色変換する。しかし、RGBデータの各色に対してLabが変化しやすい色域では、変換誤差が大きくなり、高精度な色味検品が困難になる。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、高精度の色味の検品を行うことができる画像形成装置を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の画像形成装置は、記録紙に画像を形成する画像形成手段と、前記記録紙に形成された画像を読み取る読取手段と、前記画像形成手段により前記記録紙に特定色の画像を形成し、前記読取手段により前記記録紙に形成された前記特定色の画像を読み取り、前記読取手段による前記特定色の画像の読取結果に基づいて、当該特定色の画像の色味を検品する制御手段と、を備えており、前記制御手段は、前記画像形成手段により前記読取手段の色校正を行うための色校正チャートを作成し、前記読取手段が前記色校正チャートを読み取った結果に基づいて前記読取手段の測定結果を校正するための変換条件を生成し、前記変換条件により得られる前記特定色の画像の読取結果の色値と前記特定色の色値との色差と、所定の閾値と、を比較することで前記色味の検品を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、特定色に対して高精度な色味検品が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
印刷システムの構成説明図。
画像形成装置の構成図。
リーダの構成説明図。
ラインセンサの構成説明図。
分光センサユニットの構成説明図。
色味検品処理を含む印刷処理を表すフローチャート。
色校正チャートの例示図。
色校正処理を表すフローチャート。
特定色の周辺色のL*,a*,b*の算出方法の説明図。
(a)、(b)は、色変換ルックアップテーブルの説明図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)

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