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公開番号2022138149
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-09-22
出願番号2022035505
出願日2022-03-08
発明の名称冷媒を含む組成物、その使用、並びにそれを有する冷凍機及びその冷凍機の運転方法
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類C09K 5/04 20060101AFI20220914BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【解決すべき課題】
HFO-1132(E)を含む冷媒における不均化を抑制することを課題とする。
【解決手段】
冷媒を含む組成物であって、前記冷媒が、トランス-1,2-ジフルオロエチレン(HFO-1132(E))、トリフルオロエチレン(HFO-1123)及びジフルオロメタン(R32)を含む組成物を用いて冷凍サイクルを運転する工程を含む、HFO-1132(E)の不均化反応の抑制方法を解決手段として提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
冷媒を含む組成物であって、
前記冷媒が、トランス-1,2-ジフルオロエチレン(HFO-1132(E))、トリフルオロエチレン(HFO-1123)及びジフルオロメタン(R32)を含む組成物
を用いて冷凍サイクルを運転する工程を含む、HFO-1132(E)の不均化反応の抑制方法であって、
HFO-1132(E)、HFO-1123及びR32の、これらの総和を基準とする質量%をそれぞれx、y及びzとするとき、HFO-1132(E)、HFO-1123及びR32の総和が100質量%となる3成分組成図において、座標(x,y,z)が、
点A(54.0, 0.0, 46.0)、
点B(0.0, 68.0, 32.0)及び
点P(0.0, 0.0, 100.0)
の3点をそれぞれ結ぶ直線AB、BP及びPAで囲まれる図形の範囲内又は前記直線AB上にある(ただし、点A及び点Bは除く)、方法。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点A(54.0, 0.0, 46.0)、
点B(0.0, 68.0, 32.0)、
点D(0.0, 40.8, 59.2)及び
点C(40.8, 0.0, 59.2)
の4点をそれぞれ結ぶ直線AB、BD、DC及びCAで囲まれる図形の範囲内又は前記直線AB及びDC上にある(ただし、点A、点B、点D及び点Cは除く)、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点E(33.6, 25.7, 40.7)、
点B(0.0, 68.0, 32.0)及び
点D’(0.0, 59.3, 40.7)
の3点をそれぞれ結ぶ直線EB、BD’及びD’Eで囲まれる図形の範囲内又は前記直線EB及びD’E上にある(ただし、点B及び点D’は除く)、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点F(19.5, 43.4, 37.1)、
点G(10.0, 50.8, 39.2)、
点H(0.0, 59.8, 40.2)、
点D’(0.0, 59.3, 40.7)及び
点I(19.2, 40.1, 40.7)
の5点をそれぞれ結ぶ直線FG、GH、HD’、D’I及びIFで囲まれる図形の範囲内又は前記直線上(ただし、点H、点D’及び直線HD’は除く)にある、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点F(19.5, 43.4, 37.1)、
点G(10.0, 50.8, 39.2)、
点J(13.9, 45.4, 40.7)及び
点I(19.2, 40.1, 40.7)
の4点をそれぞれ結ぶ直線FG、GJ、JI及びIFで囲まれる図形の範囲内又は前記直線上にある、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
冷媒を含む組成物であって、
前記冷媒が、HFO-1132(E)、HFO-1123及びR32を含む組成物の、HFO-1132(E)の不均化反応を抑制するための使用であって、
HFO-1132(E)、HFO-1123及びR32の、これらの総和を基準とする質量%をそれぞれx、y及びzとするとき、HFO-1132(E)、HFO-1123及びR32の総和が100質量%となる3成分組成図において、座標(x,y,z)が、
点A(54.0, 0.0, 46.0)、
点B(0.0, 68.0, 32.0)及び
点P(0.0, 0.0, 100.0)
の3点をそれぞれ結ぶ直線AB、BP及びPAで囲まれる図形の範囲内又は前記直線AB上にある(ただし、点A及び点Bは除く)、使用。
【請求項7】
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点A(54.0, 0.0, 46.0)、
点B(0.0, 68.0, 32.0)、
点D(0.0, 40.8, 59.2)及び
点C(40.8, 0.0, 59.2)
の4点をそれぞれ結ぶ直線AB、BD、DC及びCAで囲まれる図形の範囲内又は前記直線AB及びDC上にある(ただし、点A、点B、点D及び点Cは除く)、請求項6に記載の使用。
【請求項8】
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点E(33.6, 25.7, 40.7)、
点B(0.0, 68.0, 32.0)及び
点D’(0.0, 59.3, 40.7)
の3点をそれぞれ結ぶ直線EB、BD’及びD’Eで囲まれる図形の範囲内又は前記直線EB及びD’E上にある(ただし、点B及び点D’は除く)、請求項6に記載の使用。
【請求項9】
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点F(19.5, 43.4, 37.1)、
点G(10.0, 50.8, 39.2)、
点H(0.0, 59.8, 40.2)、
点D’(0.0, 59.3, 40.7)及び
点I(19.2, 40.1, 40.7)
の5点をそれぞれ結ぶ直線FG、GH、HD’、D’I及びIFで囲まれる図形の範囲内又は前記直線上にある、請求項6に記載の使用。
【請求項10】
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点F(19.5, 43.4, 37.1)、
点G(10.0, 50.8, 39.2)、
点J(13.9, 45.4, 40.7)及び
点I(19.2, 40.1, 40.7)
の4点をそれぞれ結ぶ直線FG、GJ、JI及びIFで囲まれる図形の範囲内又は前記直線上にある、請求項6に記載の使用。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、冷媒を含む組成物、その使用、並びにそれを有する冷凍機及びその冷凍機の運転方法に関する。
続きを表示(約 7,100 文字)【背景技術】
【0002】
1,2-ジフルオロエチレン(HFO-1132)を含む作動媒体が提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2012/157765号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示はHFO-1132(E)を含む冷媒における不均化を抑制することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
項1.
冷媒を含む組成物であって、
前記冷媒が、トランス-1,2-ジフルオロエチレン(HFO-1132(E))、トリフルオロエチレン(HFO-1123)及びジフルオロメタン(R32)を含む組成物
を用いて冷凍サイクルを運転する工程を含む、HFO-1132(E)の不均化反応の抑制方法であって、
HFO-1132(E)、HFO-1123及びR32の、これらの総和を基準とする質量%をそれぞれx、y及びzとするとき、HFO-1132(E)、HFO-1123及びR32の総和が100質量%となる3成分組成図において、座標(x,y,z)が、
点A(54.0, 0.0, 46.0)、
点B(0.0, 68.0, 32.0)及び
点P(0.0, 0.0, 100.0)
の3点をそれぞれ結ぶ直線AB、BP及びPAで囲まれる図形の範囲内又は前記直線AB上にある(ただし、点A及び点Bは除く)、方法。
項2.
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点A(54.0, 0.0, 46.0)、
点B(0.0, 68.0, 32.0)、
点D(0.0, 40.8, 59.2)及び
点C(40.8, 0.0, 59.2)
の4点をそれぞれ結ぶ直線AB、BD、DC及びCAで囲まれる図形の範囲内又は前記直線AB及びDC上にある(ただし、点A、点B、点D及び点Cは除く)、項1に記載の方法。
項3.
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点E(33.6, 25.7, 40.7)、
点B(0.0, 68.0, 32.0)及び
点D’(0.0, 59.3, 40.7)
の3点をそれぞれ結ぶ直線EB、BD’及びD’Eで囲まれる図形の範囲内又は前記直線EB及びD’E上にある(ただし、点B及び点D’は除く)、項1に記載の方法。
項4.
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点F(19.5, 43.4, 37.1)、
点G(10.0, 50.8, 39.2)、
点H(0.0, 59.8, 40.2)、
点D’(0.0, 59.3, 40.7)及び
点I(19.2, 40.1, 40.7)
の5点をそれぞれ結ぶ直線FG、GH、HD’、D’I及びIFで囲まれる図形の範囲内又は前記直線上(ただし、点H、点D’及び直線HD’は除く)にある、項1に記載の方法。
項5.
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点F(19.5, 43.4, 37.1)、
点G(10.0, 50.8, 39.2)、
点J(13.9, 45.4, 40.7)及び
点I(19.2, 40.1, 40.7)
の4点をそれぞれ結ぶ直線FG、GJ、JI及びIFで囲まれる図形の範囲内又は前記直線上にある、項1に記載の方法。
項6.
冷媒を含む組成物であって、
前記冷媒が、HFO-1132(E)、HFO-1123及びR32を含む組成物の、HFO-1132(E)の不均化反応を抑制するための使用であって、
HFO-1132(E)、HFO-1123及びR32の、これらの総和を基準とする質量%をそれぞれx、y及びzとするとき、HFO-1132(E)、HFO-1123及びR32の総和が100質量%となる3成分組成図において、座標(x,y,z)が、
点A(54.0, 0.0, 46.0)、
点B(0.0, 68.0, 32.0)及び
点P(0.0, 0.0, 100.0)
の3点をそれぞれ結ぶ直線AB、BP及びPAで囲まれる図形の範囲内又は前記直線AB上にある(ただし、点A及び点Bは除く)、使用。
項7.
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点A(54.0, 0.0, 46.0)、
点B(0.0, 68.0, 32.0)、
点D(0.0, 40.8, 59.2)及び
点C(40.8, 0.0, 59.2)
の4点をそれぞれ結ぶ直線AB、BD、DC及びCAで囲まれる図形の範囲内又は前記直線AB及びDC上にある(ただし、点A、点B、点D及び点Cは除く)、項6に記載の使用。
項8.
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点E(33.6, 25.7, 40.7)、
点B(0.0, 68.0, 32.0)及び
点D’(0.0, 59.3, 40.7)
の3点をそれぞれ結ぶ直線EB、BD’及びD’Eで囲まれる図形の範囲内又は前記直線EB及びD’E上にある(ただし、点B及び点D’は除く)、項6に記載の使用。
項9.
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点F(19.5, 43.4, 37.1)、
点G(10.0, 50.8, 39.2)、
点H(0.0, 59.8, 40.2)、
点D’(0.0, 59.3, 40.7)及び
点I(19.2, 40.1, 40.7)
の5点をそれぞれ結ぶ直線FG、GH、HD’、D’I及びIFで囲まれる図形の範囲内又は前記直線上にある、項6に記載の使用。
項10.
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点F(19.5, 43.4, 37.1)、
点G(10.0, 50.8, 39.2)、
点J(13.9, 45.4, 40.7)及び
点I(19.2, 40.1, 40.7)
の4点をそれぞれ結ぶ直線FG、GJ、JI及びIFで囲まれる図形の範囲内又は前記直線上にある、項6に記載の使用。
項11.
HFO-1123及び/又はR32の、
HFO-1132(E)の不均化反応を抑制するための使用であって、
前記不均化反応の抑制を、
HFO-1132(E)、HFO-1123及びR32を、これらの総和を基準とする質量%をそれぞれx、y及びzとするとき、HFO-1132(E)、HFO-1123及びR32の総和が100質量%となる3成分組成図において、座標(x,y,z)が、
点A(54.0, 0.0, 46.0)、
点B(0.0, 68.0, 32.0)及び
点P(0.0, 0.0, 100.0)
の3点をそれぞれ結ぶ直線AB、BP及びPAで囲まれる図形の範囲内又は前記直線AB上にある(ただし、点A及び点Bは除く)ように混合することにより行う、使用。
項12.
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点A(54.0, 0.0, 46.0)、
点B(0.0, 68.0, 32.0)、
点D(0.0, 40.8, 59.2)及び
点C(40.8, 0.0, 59.2)
の4点をそれぞれ結ぶ直線AB、BD、DC及びCAで囲まれる図形の範囲内又は前記直線AB及びDC上にある(ただし、点A、点B、点D及び点Cは除く)、項11に記載の使用。
項13.
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点E(33.6, 25.7, 40.7)、
点B(0.0, 68.0, 32.0)及び
点D’(0.0, 59.3, 40.7)
の3点をそれぞれ結ぶ直線EB、BD’及びD’Eで囲まれる図形の範囲内又は前記直線EB及びD’E上にある(ただし、点B及び点D’は除く)、項11に記載の使用。
項14.
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点F(19.5, 43.4, 37.1)、
点G(10.0, 50.8, 39.2)、
点H(0.0, 59.8, 40.2)、
点D’(0.0, 59.3, 40.7)及び
点I(19.2, 40.1, 40.7)
の5点をそれぞれ結ぶ直線FG、GH、HD’、D’I及びIFで囲まれる図形の範囲内又は前記直線上(ただし、点H、点D’及び直線HD’は除く)にある、項11に記載の使用。
項15.
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点F(19.5, 43.4, 37.1)、
点G(10.0, 50.8, 39.2)、
点J(13.9, 45.4, 40.7)及び
点I(19.2, 40.1, 40.7)
の4点をそれぞれ結ぶ直線FG、GJ、JI及びIFで囲まれる図形の範囲内又は前記直線上にある、項11に記載の使用。
項16.
HFO-1123及び/又はR32を含む、
HFO-1132(E)の不均化反応の抑制に用いるための組成物であって、
前記不均化反応の抑制を、
HFO-1132(E)、HFO-1123及びR32を、これらの総和を基準とする質量%をそれぞれx、y及びzとするとき、HFO-1132(E)、HFO-1123及びR32の総和が100質量%となる3成分組成図において、座標(x,y,z)が、
点A(54.0, 0.0, 46.0)、
点B(0.0, 68.0, 32.0)及び
点P(0.0, 0.0, 100.0)
の3点をそれぞれ結ぶ直線AB、BP及びPAで囲まれる図形の範囲内又は前記直線AB上にある(ただし、点A及び点Bは除く)ように混合することにより行う、組成物。
項17.
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点A(54.0, 0.0, 46.0)、
点B(0.0, 68.0, 32.0)、
点D(0.0, 40.8, 59.2)及び
点C(40.8, 0.0, 59.2)
の4点をそれぞれ結ぶ直線AB、BD、DC及びCAで囲まれる図形の範囲内又は前記直線AB及びDC上にある(ただし、点A、点B、点D及び点Cは除く)、項16に記載の組成物。
項18.
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点E(33.6, 25.7, 40.7)、
点B(0.0, 68.0, 32.0)及び
点D’(0.0, 59.3, 40.7)
の3点をそれぞれ結ぶ直線EB、BD’及びD’Eで囲まれる図形の範囲内又は前記直線EB及びD’E上にある(ただし、点B及び点D’は除く)、項16に記載の組成物。
項19.
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点F(19.5, 43.4, 37.1)、
点G(10.0, 50.8, 39.2)、
点H(0.0, 59.8, 40.2)、
点D’(0.0, 59.3, 40.7)及び
点I(19.2, 40.1, 40.7)
の5点をそれぞれ結ぶ直線FG、GH、HD’、D’I及びIFで囲まれる図形の範囲内又は前記直線上(ただし、点H、点D’及び直線HD’は除く)にある、項16に記載の組成物。
項20.
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点F(19.5, 43.4, 37.1)、
点G(10.0, 50.8, 39.2)、
点J(13.9, 45.4, 40.7)及び
点I(19.2, 40.1, 40.7)
の4点をそれぞれ結ぶ直線FG、GJ、JI及びIFで囲まれる図形の範囲内又は前記直線上にある、項16に記載の組成物。
項21.
冷媒を含む組成物であって、
前記冷媒が、HFO-1132(E)、R32及びR1234yfを含み、
HFO-1132(E)、R32及びR1234yfの、これらの総和を基準とする質量%をそれぞれx、y及びzとするとき、HFO-1132(E)、R32及びR1234yfの総和が100質量%となる3成分組成図において、座標(x,y,z)が、
点F(19.5, 43.4, 37.1)、
点G(10.0, 50.8, 39.2)、
点H(0.0, 59.8, 40.2)、
点D’(0.0, 59.3, 40.7)及び
点I(19.2, 40.1, 40.7)
の5点をそれぞれ結ぶ直線FG、GH、HD’、D’I及びIFで囲まれる図形の範囲内又は前記直線上(ただし、点H、点D’及び直線HD’は除く)にある、組成物。
項22.
前記冷媒において、座標(x,y,z)が、
点F(19.5, 43.4, 37.1)、
点G(10.0, 50.8, 39.2)、
点J(13.9, 45.4, 40.7)及び
点I(19.2, 40.1, 40.7)
の4点をそれぞれ結ぶ直線FG、GJ、JI及びIFで囲まれる図形の範囲内又は前記直線上にある、項21に記載の組成物。
項23.
さらに、冷凍機油を含有し、冷凍機用作動流体として用いられる、項20~22のいずれか一項に記載の組成物。
項24.
R410Aの代替冷媒として用いられる、項20~23のいずれか一項に記載の組成物。
項25.
項4~6のいずれか一項に記載の組成物の、R410Aの代替冷媒としての使用。
項26.
項20~23のいずれか一項に記載の組成物を作動流体として含む、冷凍機。
項27.
冷凍機の運転方法であって、
項20~23のいずれか一項に記載の組成物を作動流体として冷凍機において循環させる工程を含む、方法。
【発明の効果】
【0006】
本開示により、HFO-1132(E)を含む冷媒における不均化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施例において不均化抑制試験を行った混合冷媒の組成比と、その結果から導き出された不均化限界線を示す三角図である。
本発明の組成物の組成比を示す三角図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
HFO-1132(E)は不飽和結合を有するため化学的に不安定であり不均化のリスクがある可能性がある。本発明者らは、上記の課題を解決すべく、鋭意研究を行った結果、HFO-1132(E)、HFO-1123及びR32を特定の混合割合で含む混合冷媒においては、HFO-1132(E)の不均化が抑制されることを見出した。
【0009】
本開示は、かかる知見に基づきさらに研究を重ねた結果完成されたものである。本開示は、以下の実施形態を含む。
<用語の定義>
本明細書において用語「冷媒」には、ISO817(国際標準化機構)で定められた、冷媒の種類を表すRで始まる冷媒番号(ASHRAE番号)が付された化合物が少なくとも含まれ、さらに冷媒番号が未だ付されていないとしても、それらと同等の冷媒としての特性を有するものが含まれる。冷媒は、化合物の構造の面で、「フルオロカーボン系化合物」と「非フルオロカーボン系化合物」とに大別される。「フルオロカーボン系化合物」には、クロロフルオロカーボン(CFC)、ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)及びハイドロフルオロカーボン(HFC)が含まれる。
【0010】
本明細書において、用語「冷媒を含む組成物」には、(1)冷媒そのもの(冷媒の混合物を含む)と、(2)その他の成分をさらに含み、少なくとも冷凍機油と混合することにより冷凍機用作動流体を得るために用いることのできる組成物と、(3)冷凍機油を含有する冷凍機用作動流体とが少なくとも含まれる。本明細書においては、これら三態様のうち、(2)の組成物のことを、冷媒そのもの(冷媒の混合物を含む)と区別して「冷媒組成物」と表記する。また、(3)の冷凍機用作動流体のことを「冷媒組成物」と区別して「冷凍機油含有作動流体」と表記する。
(【0011】以降は省略されています)

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