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公開番号2022138126
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-09-22
出願番号2022026240
出願日2022-02-22
発明の名称ポリアミド系フィルム、その製造方法、それを含むカバーウィンドウおよびディスプレイ装置
出願人エスケイシー・カンパニー・リミテッド,SKC CO., LTD.
代理人SK弁理士法人,個人,個人
主分類C08J 5/18 20060101AFI20220914BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】光学特性および機械的特性に優れたポリアミド系フィルム、その製造方法、それを含むカバーウィンドウおよびディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】ポリアミド系重合体を含み、数式1で表示される塑性特性値が18.45%~19.97%であるポリアミド系フィルムとする。
[数式1]塑性特性値(%)=(100-nIT)/(HIT/HM)
前記数式1において、nIT、HITおよびHMはナノインデンタによりISO14577規格に基づいて測定され、nITは弾性率(%)、HITはインデンテーション硬度(N/mm2)、HMは複合硬度(N/mm2)である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ポリアミド系重合体を含み、
下記数式1で表示される塑性特性値が18.45%~19.97%である、ポリアミド系フィルム:
[数1]
塑性特性値(%)=(100-nIT)/(HIT/HM)
前記数式1において、nIT、HITおよびHMは、ナノインデンタによりISO14577規格に基づいて測定され、
nITは弾性率(%)、HITはインデンテーション硬度(N/mm

)、HMは複合硬度(N/mm

)である。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記ポリアミド系重合体は、アミド系繰り返し単位およびイミド系繰り返し単位を100:0~90:10のモル比で含む、請求項1に記載のポリアミド系フィルム。
【請求項3】
前記アミド系繰り返し単位は、第1ジカルボニル化合物に由来の第1アミド系繰り返し単位と、第2ジカルボニル化合物に由来の第2アミド系繰り返し単位とを含み、
前記第1ジカルボニル化合物内の2つのカルボニル基間の角度は、前記第1ジカルボニル化合物内の2つのカルボニル基間の角度よりも大きく、
前記第1ジカルボニル化合物由来の繰り返し単位と、前記第2ジカルボニル化合物由来の繰り返し単位とのモル比は25:75~75:25である、請求項2に記載のポリアミド系フィルム。
【請求項4】
フィルムの厚さ50μmを基準に、
モジュラスが6GPa以上であり、
透過度が80%以上であり、
ヘイズが1%以下であり、
黄色度が3以下である、請求項1に記載のポリアミド系フィルム。
【請求項5】
ポリアミド系重合体を含み、
下記数式2で表示される弾性特性値が67%~69.5%であり、
下記数式3で表示される第2塑性特性値が384%~416%である、ポリアミド系フィルム:
[数2]
弾性特性値(%)=nIT/{EIT/(EIT+HIT)}
(前記数式2において、nIT、EITおよびHITは、ナノインデンタによりISO14577規格に基づいて測定され、
nITは弾性率(%)、EITはインデンテーションモジュラス(GPa)、HITはインデンテーション硬度(N/mm

)である。)
[数3]
第2塑性特性値(%)=(1-nIT)/{HIT/(EIT+HIT)}
(前記数式3において、nIT、EITおよびHITは、ナノインデンタによりISO14577規格に基づいて測定され、
nITは弾性率(%)、EITはインデンテーションモジュラス(GPa)、HITはインデンテーション硬度(N/mm

)である。)。
【請求項6】
請求項1に記載のポリアミド系フィルムの製造方法であって、
有機溶媒上でジアミン化合物とジカルボニル化合物とを重合してポリアミド系重合体を含む溶液を調製する段階と、
前記重合体溶液をキャスティングしてゲルシートを製造する段階と、
前記ゲルシートを熱処理する段階と、を含む、ポリアミド系フィルムの製造方法。
【請求項7】
前記ジアミン化合物と前記ジカルボニル化合物とを重合する段階は、
前記ジアミン化合物と、第1ジカルボニル化合物および第2ジカルボニル化合物とを反応させて、粘度10000cps~150000cpsの第1重合体溶液を形成する段階と、
前記第1重合体溶液と追加の第2ジカルボニル化合物とを反応させて、粘度200000cps~350000cpsの第2重合体溶液を形成する段階とを含む、請求項6に記載のポリアミド系フィルムの製造方法。
【請求項8】
前記第1重合体溶液を形成する段階において、
前記第1ジカルボニル化合物および前記第2ジカルボニル化合物は、前記ジアミン化合物と順次反応し、
前記ジカルボニル化合物の投入前に、前記ジアミン化合物とジアンヒドリド化合物とを反応させる段階をさらに含む、請求項7に記載のポリアミド系フィルムの製造方法。
【請求項9】
ポリアミド系フィルムおよび機能層を含み、
前記ポリアミド系フィルムは、下記数式1で表示される塑性特性値が18.45%~19.97%である、ディスプレイ装置用カバーウィンドウ:
[数1]
塑性特性値(%)=(100-nIT)/(HIT/HM)
前記数式1において、nIT、HITおよびHMはナノインデンタによりISO14577規格に基づいて測定され、
nITは弾性率(%)、HITはインデンテーション硬度(N/mm

)、HMは複合硬度(N/mm

)である。
【請求項10】
表示部と、
前記表示部上に配置されたカバーウィンドウとを含み、
前記カバーウィンドウは、ポリアミド系フィルムおよび機能層を含み、
前記ポリアミド系フィルムは、下記数式1で表示される塑性特性値が18.45%~19.97%である、ディスプレイ装置:
[数1]
塑性特性値(%)=(100-nIT)/(HIT/HM)
前記数式1において、nIT、HITおよびHMはナノインデンタによりISO14577規格に基づいて測定され、
nITは弾性率(%)、HITはインデンテーション硬度(N/mm

)、HMは複合硬度(N/mm

)である。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
実現例は、ポリアミド系フィルム、その製造方法、それを含むカバーウィンドウおよびディスプレイ装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ポリアミド系重合体は、摩擦、熱、および化学的な抵抗力に優れ、1次電気絶縁材、コーティング剤、接着剤、押出用樹脂、耐熱塗料、耐熱板、耐熱接着剤、耐熱繊維、および耐熱フィルムなどに応用される。
【0003】
ポリアミドは、様々な分野で活用されている。例えば、ポリアミドは、粉末状に作られ金属または磁石ワイヤなどのコーティング剤として使用され、用途に応じて他の添加剤と混合して使用される。また、ポリアミドは、フッ素重合体とともに装飾や腐食防止のための塗料として使用され、フッ素重合体を金属基板に接着させる役割をする。また、ポリアミドは、厨房調理器具にコーティングをするためにも使用され、耐熱性と耐薬品性の特徴があって、ガス分離に使用するメンブレンとしても使用され、天然ガス油井において二酸化炭素、硫化水素および不純物のような汚染物をろ過する装置にも使用される。
【0004】
最近では、ポリアミドをフィルム化することにより、より安価でありながらも光学的、機械的、および熱的特性に優れたポリアミド系フィルムが開発されている。このようなポリアミド系フィルムは、有機発光ダイオード(OLED、organic light-emitting diode)または液晶ディスプレイ(LCD、liquid-crystal display)などのディスプレイ材料に適用可能であり、位相差物性の実現時に、反射防止フィルム、補償フィルム、または位相差フィルムに適用可能である。
【0005】
このようなポリアミド系フィルムをフォルダブルディスプレイ、フレキシブルディスプレイなどに適用する際には、透明性、無色性などの光学特性、および柔軟性、硬度などの機械的物性が求められる。しかし、一般的に光学特性と機械的物性とはトレードオフの関係にあり、機械的物性を向上させると、光学特性が低下され得る。
【0006】
したがって、機械的物性と光学特性とがともに向上されたポリアミド系フィルムに対する研究が持続的に求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
実現例は、光学特性および機械的特性に優れたポリアミド系フィルム、これを含むカバーウィンドウおよびディスプレイ装置を提供することである。
【0008】
一実現例は、光学特性および機械的特性に優れたポリアミド系フィルムの製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
実現例によるポリアミド系フィルムは、ポリアミド系重合体を含み、下記数式1で表示される塑性特性値が18.45%~19.97%である。
[数1]
塑性特性値(%)=(100-nIT)/(HIT/HM)
【0010】
前記数式1において、nIT、HITおよびHMはナノインデンタによりISO14577規格に基づいて測定され、nITは弾性率(%)、HITはインデンテーション硬度(N/mm

)、HMは複合硬度(N/mm

)である。
(【0011】以降は省略されています)

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