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公開番号2022137696
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-09-22
出願番号2021037314
出願日2021-03-09
発明の名称遮断器
出願人三菱電機株式会社
代理人個人
主分類H01H 33/65 20090101AFI20220914BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】閉極動作時において可動接点と固定接点の接触力の低下を抑制することができる遮断器を得ること。
【解決手段】遮断器は、可動子6と、可動子ホルダ7と、可動子ピン受け9とを備える。可動子6は、複数の可動導体60を含む。可動子ホルダ7は、複数の可動導体60を並列に配置した状態で複数の可動導体60の配列方向に延伸する可動子ピン13を介して回転可能に保持する。可動子ピン受け9は、可動子ホルダ7に固定され、可動子ピン13の延伸方向に沿って複数の可動導体60とともに並列に配置される。可動子ピン13は、可動子ホルダ7と可動子ピン受け9とによって保持される。可動子ピン受け9は、複数の可動導体60のうち延伸方向における両端に配置された可動導体60と隣接しない位置に配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数の可動導体を含む可動子と、
前記複数の可動導体を並列に配置した状態で前記複数の可動導体の配列方向に延伸する可動子ピンを介して回転可能に保持する可動子ホルダと、
前記可動子ホルダに固定され、前記可動子ピンの延伸方向に沿って前記複数の可動導体とともに並列に配置される可動子ピン受けと、を備え、
前記可動子ピンは、
前記可動子ホルダと前記可動子ピン受けとによって保持され、
前記可動子ピン受けは、
前記複数の可動導体のうち前記延伸方向における両端に配置された可動導体と隣接しない位置に配置される
ことを特徴とする遮断器。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記可動子ピン受けは、
前記延伸方向に突出する突出部を備え、
前記突出部は、
前記可動子ピンの周囲に配置される
ことを特徴とする請求項1に記載の遮断器。
【請求項3】
前記可動子ホルダは、
前記複数の可動導体のうち前記延伸方向における端に配置された可動導体と対向する対向面を有し、
前記対向面は、
前記可動子ピンを保持する保持部の周囲の領域から離れた領域が、前記保持部の周囲の領域に対して凹んでいる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の遮断器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、複数の可動導体を並列に配置した状態で回転可能に保持する可動子ホルダを備える遮断器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、短絡回路を閉路する性能が求められる遮断器において、短絡回路を閉路した場合、可動子に取り付けられた可動接点が固定接点に接触した瞬間に可動子に大電流が流れる。大電流が可動子に流れると、可動導体に大きなローレンツ力が発生する。
【0003】
この種の遮断器では、大電流が流れた可動導体に発生するローレンツ力を低減するために、各相において可動子を構成する複数の可動導体を並列に配置する技術が知られている。例えば、特許文献1には、各相において3つの可動導体を並列に配置した状態で回転可能に可動子ホルダに保持された遮断器が開示されている。
【0004】
特許文献1に記載の遮断器では、接点間に大電流が流れた際に可動導体に発生したローレンツ力によって可動導体が傾くことを防止するために、可動導体間にスペーサが挿入される。かかるスペーサによって可動導体間の接触が抑制され、ローレンツ力によって生じる摩擦が低減される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開昭61-279026号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
可動子に大電流が流れると、可動子の可動導体に働くローレンツ力は、可動導体の配列方向に加え、可動導体の回転方向にも働く。かかる回転方向に働くローレンツ力により、可動導体を可動子ホルダに回転可能に保持する可動子ピンに、固定接点に近づく方向とは逆向きの反力が発生する。かかる反力により、可動子ピンが固定接点から遠ざかる方向に変形する可能性がある。可動子ピンが固定接点から遠ざかる方向に変形すると、可動接点を固定接点から離れた位置から固定接点に接触させる位置へ遷移させる閉極動作時において可動接点と固定接点との間の接触力が低下し、可動接点と固定接点との間で発弧が生じて導通不良となる可能性がある。
【0007】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、閉極動作時において可動接点と固定接点の接触力の低下を抑制することができる遮断器を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示の遮断器は、可動子と、可動子ホルダと、可動子ピン受けとを備える。可動子は、複数の可動導体を含む。可動子ホルダは、複数の可動導体を並列に配置した状態で複数の可動導体の配列方向に延伸する可動子ピンを介して回転可能に保持する。可動子ピン受けは、可動子ホルダに固定され、可動子ピンの延伸方向に沿って複数の可動導体とともに並列に配置される。可動子ピンは、可動子ホルダと可動子ピン受けとによって保持される。可動子ピン受けは、複数の可動導体のうち延伸方向における両端に配置された可動導体と隣接しない位置に配置される。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、閉極動作時において可動接点と固定接点の接触力の低下を抑制することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1にかかる遮断器の開極時における内部の側面図
実施の形態1にかかる遮断器の閉極時における内部の側面図
実施の形態1にかかる遮断器における可動子、可動子ホルダ、および可動子ピン受けが組み立てられた状態を示す斜視図
実施の形態1にかかる遮断器における可動子ホルダの一例を示す正面図
実施の形態1にかかる遮断器における可動子ピン受けの一例を示す斜視図
実施の形態1にかかる遮断器における可動導体の一例を示す側面図
実施の形態1にかかる遮断器の可動接点と固定接点との間に大電流が流れた際に可動導体に働くローレンツ力の向きを示す側面図
実施の形態1にかかる遮断器の可動接点と固定接点との間に大電流が流れた際に可動導体に働くローレンツ力の向きを示す正面図
実施の形態2にかかる可動子ピン受けの突出部の形状の一例を示す斜視図
実施の形態2にかかる可動子ピン受けの突出部の形状の他の例を示す斜視図
実施の形態3にかかる可動子ホルダ、可動子、可動子ピン受け、および可撓性導体が組み立てられた状態の一例を示す正面図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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