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公開番号2022137620
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-09-22
出願番号2021037184
出願日2021-03-09
発明の名称蓄電素子
出願人株式会社GSユアサ
代理人個人
主分類H01M 50/60 20210101AFI20220914BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】容器に閉塞部材を容易に接合できる蓄電素子を提供する。
【解決手段】蓄電素子10は、電解液の液口122が形成され、第一方向(X軸方向)に延設された壁部(蓋体120)を有する容器100と、壁部の第一方向と交差する第二方向(Z軸方向)に、壁部と嵌合されることなく配置され、壁部に接合されて液口122を塞ぐ閉塞部材300と、を備え、閉塞部材300は、第一方向及び第二方向と交差する第三方向(Y軸方向)の両側における第三方向の端縁と液口122との距離が、第一方向の少なくとも一方側における第一方向の端縁と液口122との距離よりも大きい。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電解液の液口が形成され、第一方向に延設された壁部を有する容器と、
前記壁部の前記第一方向と交差する第二方向に、前記壁部と嵌合されることなく配置され、前記壁部に接合されて前記液口を塞ぐ閉塞部材と、を備え、
前記閉塞部材は、前記第一方向及び前記第二方向と交差する第三方向の両側における前記第三方向の端縁と前記液口との距離が、前記第一方向の少なくとも一方側における前記第一方向の端縁と前記液口との距離よりも大きい
蓄電素子。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記閉塞部材は、前記第三方向の両側における前記第三方向の端縁と前記液口との距離が、前記第一方向の両側における前記第一方向の端縁と前記液口との距離よりも大きい
請求項1に記載の蓄電素子。
【請求項3】
前記閉塞部材は、前記第三方向における長さが、前記第一方向における長さよりも長い
請求項1または2に記載の蓄電素子。
【請求項4】
前記閉塞部材は、前記第三方向の端部の前記第一方向の長さが、前記第三方向の中央部の前記第一方向の長さよりも短い
請求項1~3のいずれか1項に記載の蓄電素子。
【請求項5】
前記閉塞部材は、前記第三方向の端縁と前記液口との間における前記第三方向の中心位置よりも前記液口に近い位置で、前記壁部と接合される
請求項1~4のいずれか1項に記載の蓄電素子。
【請求項6】
前記閉塞部材は、前記液口に嵌合されることなく挿入される軸部を有する
請求項1~5のいずれか1項に記載の蓄電素子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、容器と、容器の液口を塞ぐ閉塞部材とを備える蓄電素子に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電解液の液口が形成された容器と、液口を塞ぐ閉塞部材とを備える蓄電素子が知られている。例えば、特許文献1には、注液口(液口)を有する電池ケース(容器)と、注液口を封止する封止栓(閉塞部材)とを備える密閉型電池(蓄電素子)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-45888号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来のような構成の蓄電素子では、容器への閉塞部材の接合が困難になるおそれがある。例えば、上記特許文献1に開示された蓄電素子では、封止栓の小径部が、注液口の直径と略同一の外径を有しており、封止栓の小径部が注液口に挿入された状態で、封止栓が電池ケースに溶接により接合される。つまり、上記特許文献1に開示された蓄電素子では、閉塞部材が液口に嵌合(圧入)されることで容器に対して固定され、その状態で容器に閉塞部材が接合される。しかしながら、この場合、閉塞部材を液口に嵌合(圧入)する際に、容器または閉塞部材が変形することで、容器への閉塞部材の接合時に接合不良が生じ、接合が困難になるおそれがある。
【0005】
本発明は、本願発明者が上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、容器に閉塞部材を容易に接合できる蓄電素子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る蓄電素子は、電解液の液口が形成され、第一方向に延設された壁部を有する容器と、前記壁部の前記第一方向と交差する第二方向に、前記壁部と嵌合されることなく配置され、前記壁部に接合されて前記液口を塞ぐ閉塞部材と、を備え、前記閉塞部材は、前記第一方向及び前記第二方向と交差する第三方向の両側における前記第三方向の端縁と前記液口との距離が、前記第一方向の少なくとも一方側における前記第一方向の端縁と前記液口との距離よりも大きい。
【0007】
これによれば、蓄電素子において、第一方向に延設された容器の壁部と嵌合されることなく壁部に接合される閉塞部材を備え、閉塞部材は、第三方向の両側における端縁と液口との距離が、第一方向の少なくとも一方側における端縁と液口との距離よりも大きい。このように、閉塞部材を、壁部と嵌合することなく壁部に接合することで、壁部への閉塞部材の接合時に、壁部及び閉塞部材が変形するのを抑制でき、接合不良を抑制できる。また、閉塞部材と壁部の短辺との間には、電極端子またはガス排出弁等が配置されているため、壁部の短辺側から閉塞部材にアクセスしにくく、壁部への閉塞部材の接合時に、壁部の短辺側から閉塞部材を壁部に固定(仮固定)するのは困難である。これに対し、壁部の長辺側からは閉塞部材にアクセスしやすく、壁部の長辺側からは閉塞部材を壁部に容易に固定(仮固定)できる。このため、閉塞部材を、第三方向(壁部の長辺側)の両側における端縁と液口との距離が、第一方向(壁部の短辺側)の少なくとも一方側における端縁と液口との距離よりも大きくなるように配置する。これにより、壁部の長辺側の両側から閉塞部材に容易にアクセスして、壁部の長辺側の両側から閉塞部材を壁部に仮固定することができるため、壁部への閉塞部材の接合時に、閉塞部材を壁部に対して容易に安定して仮固定できる。したがって、壁部への閉塞部材の接合時に接合不良が生じるのを抑制しつつ、閉塞部材を壁部に対して容易に安定して仮固定できるため、容器に閉塞部材を容易に接合できる。
【0008】
前記閉塞部材は、前記第三方向の両側における前記第三方向の端縁と前記液口との距離が、前記第一方向の両側における前記第一方向の端縁と前記液口との距離よりも大きいことにしてもよい。
【0009】
容器の壁部に配置される閉塞部材は、サイズが大き過ぎると不具合の原因となるおそれがあり、部品コストの観点からも、小さい方が好ましい。また、閉塞部材は、壁部に仮固定するために第三方向における端縁と液口との距離が大きければよいため、第一方向の両側においては、端縁と液口との距離を小さくできる。このため、閉塞部材を、第三方向の両側における端縁と液口との距離が、第一方向の両側における端縁と液口との距離よりも大きく形成する。これにより、閉塞部材のサイズが大きくなり過ぎて不具合が生じるのを抑制しつつ、壁部の第三方向の両側から閉塞部材を壁部に対して容易に安定して仮固定できる。
【0010】
前記閉塞部材は、前記第三方向における長さが、前記第一方向における長さよりも長いことにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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