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公開番号2022135287
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-09-15
出願番号2021035002
出願日2021-03-05
発明の名称トナー
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03G 9/087 20060101AFI20220908BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】耐ホットオフセット性や高温高湿下における帯電維持性が良好で、低印字率の画像においても耐摩擦性が良好なトナーを提供する。
【解決手段】結着樹脂、炭化水素ワックス、スチレンアクリル系樹脂組成物を含有するトナーであって、結着樹脂は、非晶性ポリエステル樹脂を30質量%以上含有し、スチレンアクリル系樹脂組成物は、下記式(1)で表されるユニットを4質量%~25質量%含有し、ATR法において、芳香環のC=C結合に由来する1570cm-1~1630cm-1の範囲の最大吸収ピーク強度をA、炭化水素のC-H結合に由来する2800cm-1~2900cm-1の範囲の最大吸収ピーク強度をB、とした時、比(B/A)が1.8~4.0であり、トナーは、結着樹脂100質量部に対して、炭化水素ワックスを3質量部~15質量部含有することを特徴とする。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2022135287000011.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">33</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">154</com:WidthMeasure> </com:Image>
(式(1)中、nは10~36の整数を示し、RはHまたはCH3を示す。)
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
結着樹脂、炭化水素ワックス、スチレンアクリル系樹脂組成物を含有するトナー粒子を有するトナーであって、
該結着樹脂は、非晶性ポリエステル樹脂を30質量%以上含有し、
該スチレンアクリル系樹脂組成物は、下記式(1)で表されるユニットを4質量%~25質量%含有し、
該スチレンアクリル系樹脂組成物は、ATR法を用い、ATR結晶としてGe、赤外光入射角として45°の条件で測定して得られたFT-IRスペクトルにおいて、
芳香環のC=C結合に由来する1570cm
-1
~1630cm
-1
の範囲の最大吸収ピーク強度をA、
炭化水素のC-H結合に由来する2800cm
-1
~2900cm
-1
の範囲の最大吸収ピーク強度をB、としたとき、
比(B/A)が1.8~4.0であり、
該トナーは、該結着樹脂100質量部に対して、該炭化水素ワックスを3質量部~15質量部含有することを特徴とするトナー。
TIFF
2022135287000010.tif
33
154
(式(1)中、nは10~36の整数を示し、RはHまたはCH

を示す。)
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
該スチレンアクリル系樹脂組成物は、炭化水素化合物を幹部位として、スチレンアクリル系樹脂を枝部位として有するグラフト重合体である請求項1に記載のトナー。
【請求項3】
該結着樹脂は、非晶性ポリエステル樹脂を50質量%以上含有する請求項1または2に記載のトナー。
【請求項4】
該炭化水素化合物は、ポリオレフィンである請求項2または3に記載のトナー。
【請求項5】
該スチレンアクリル系樹脂組成物は、炭化水素化合物ユニットを10質量%~30質量%含有する請求項2~4のいずれか1項に記載のトナー。
【請求項6】
該スチレンアクリル系樹脂組成物は、スチレンユニットを50質量%以上含有する請求項2~5のいずれか一項に記載のトナー。
【請求項7】
該トナー中の該スチレンアクリル系樹脂組成物の含有量をX(質量%)とし、該炭化水素ワックスの含有量をY(質量%)としたとき、比(X/Y)が0.8~1.5である請求項2~6のいずれか一項に記載のトナー。
【請求項8】
該スチレンアクリル系樹脂組成物の酸価が10.0mgKOH/g~30.0mgKOH/gである請求項2~7のいずれか一項に記載のトナー。
【請求項9】
該スチレンアクリル系樹脂組成物の重量平均分子量が1.5×10

~1.0×10

である請求項2~8のいずれか一項に記載のトナー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電子写真法、及び静電記録法などに用いられる静電荷像を現像するためのトナーに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電子写真方式のフルカラー複写機が広く普及し、印刷市場への適用も始まっている。印刷市場では、幅広いメディア(紙種)に対応しながら、高速、高画質、高生産性が要求されるようになってきている。
例えば、厚紙から薄紙へ紙種が変更されても、紙種に合わせてプロセススピードの変更や定着器の加熱設定温度の変更を行わずに印刷が継続可能な、メディア等速性が求められている。メディア等速の観点から、トナーには、低温から高温まで幅広い定着温度範囲で適正に定着を完了することが求められている。
【0003】
幅広い定着温度範囲で適正にトナーを定着させるために、トナー中にワックスを含有させトナーに離型性を持たせ、耐ホットオフセット性を向上させる方法がある。この場合、トナー中のワックスの分散状態は、トナーの性質に重大な影響を及ぼすため、微細かつ均一であることが望まれる。
しかしながら、ワックスを含有するトナーは、分散状態を制御しても、トナーを高温高湿下に静置すると、ワックスがトナー表面に溶けだし、トナーの流動性が悪化するために、帯電性に劣る場合がある。
【0004】
そこで、特許文献1のように、トナー中のワックスの状態を制御するために、長鎖アルキル基を有するスチレンアクリル系樹脂を含有させることで、耐ホットオフセット性や高温高湿下における帯電維持性を向上させる技術が提案されている。
一方で、印刷市場では、印刷された後の成果物品位に対する要求も高くなってきている。使用するメディアによっては、印刷物を運搬する際の振動によりメディア間で画像表面の摺擦が発生した場合、トナー像が擦りとられて、メディアの裏汚れが発生する場合があった。
そこで、特許文献2では、トナーの表面ワックス量を制御することで印刷物の耐摩擦性を向上させる技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-116810号公報
特開2020-8818号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献2で提案されている耐摩擦性は、定着後の画像表面にトナー中から染み出したワックスが存在することで、画像表面の摩擦係数を低くすることができ、分離爪等で擦られても、画像が擦りとられることを抑制することができる。
しかしながら、非晶性ポリエステル樹脂に炭化水素ワックスを含有したトナーにおいて、特に低印字率の画像において、耐摩擦性が低下し、メディアへの裏汚れが発生する場合があることが分かった。これは、印字率が低い画像の場合、トナー画像の面積が小さいため、定着時に画像表面に染み出したワックスが、画像表面にとどまることができず、メディアへ流れてしまうためと考えられる。その結果、画像の耐摩擦性が低下し、メディアへの裏汚れが発生する場合があった。そのため、メディアの裏汚れは、特許文献1及び特許文献2に開示されているトナーでは不十分な場合があり、更なる改善が必要であった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のトナーは、
結着樹脂、炭化水素ワックス、スチレンアクリル系樹脂組成物を含有するトナー粒子を有するトナーであって、
該結着樹脂は、非晶性ポリエステル樹脂を30質量%以上含有し、
該スチレンアクリル系樹脂組成物は、下記式(1)で表されるユニットを4質量%~25質量%含有し、
該スチレンアクリル系樹脂組成物は、ATR法を用い、ATR結晶としてGe、赤外光入射角として45°の条件で測定して得られたFT-IRスペクトルにおいて、
芳香環のC=C結合に由来する1570cm
-1
~1630cm
-1
の範囲の最大吸収ピーク強度をA、
炭化水素のC-H結合に由来する2800cm
-1
~2900cm
-1
の範囲の最大吸収ピーク強度をB、としたとき、
比(B/A)が1.8~4.0であり、
該トナーは、該結着樹脂100質量部に対して、該炭化水素ワックスを3質量部~15質量部含有することを特徴とするトナーに関する。
【0008】
TIFF
2022135287000001.tif
33
154
(式(1)中、nは10~36の整数を示し、RはHまたはCH

を示す。)
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、耐ホットオフセット性や高温高湿下における帯電維持性が良好で、低印字率の画像においても耐摩擦性が良好なトナーを提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示において、数値範囲を示す「○○以上××以下」や「○○~××」の記載は、特
に断りのない限り、端点である下限及び上限を含む数値範囲を意味する。
本発明者らは、低印字率の画像における耐摩擦性向上を目的として、鋭意検討を行った。その結果、下記のトナーを用いることで、低印字率の画像においても、従来にない優れた耐摩擦性が得られることを見出した。
すなわち、本開示のトナーは、
結着樹脂、炭化水素ワックス、スチレンアクリル系樹脂組成物を含有するトナー粒子を有するトナーであって、
該結着樹脂は、非晶性ポリエステル樹脂を30質量%以上含有し、
該スチレンアクリル系樹脂組成物は、下記式(1)で表されるユニットを4質量%~25質量%含有し、
該スチレンアクリル系樹脂組成物は、ATR法を用い、ATR結晶としてGe、赤外光入射角として45°の条件で測定して得られたFT-IRスペクトルにおいて、
芳香環のC=C結合に由来する1570cm
-1
~1630cm
-1
の範囲の最大吸収ピーク強度をA、
炭化水素のC-H結合に由来する2800cm
-1
~2900cm
-1
の範囲の最大吸収ピーク強度をB、としたとき、
比(B/A)が1.8~4.0であり、
該トナーは、該結着樹脂100質量部に対して、該炭化水素ワックスを3質量部~15質量部含有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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