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公開番号2022133616
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-09-14
出願番号2021032396
出願日2021-03-02
発明の名称貨物収容体
出願人極東開発工業株式会社
代理人個人
主分類B62D 63/06 20060101AFI20220907BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】油圧配管を保護することができると共に、安価に製造することができる作業車を提供することである。
【解決手段】トラクタ2とトレーラ3を有する作業車1において、トラクタ2側の油圧ポンプ5とトレーラ3側の油圧モータ6が、略水平にのびる高圧側配管12及び低圧側配管13で接続されて油圧回路4が構成されており、高圧側配管12は、油圧ポンプ5側のトラクタ側高圧配管12aと油圧モータ6側のトレーラ側高圧配管12bに分離可能であり、低圧側配管13は、油圧ポンプ5側のトラクタ側低圧配管13aと油圧モータ6側のトレーラ側低圧配管13bに分離可能であり、油圧モータ6側のトレーラ側低圧配管13bに、作動油の圧力を吸収する圧力吸収部9を設け、圧力吸収部9は、分岐部16と、当該分岐部16と連続し上方向成分を有する行き止まり配管10を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
搬送車で搬送される貨物収容体であって、
前記搬送車側に油圧源を備え、前記貨物収容体に前記油圧源の作動油で駆動される油圧機器を備え、
前記油圧機器は、吐出側配管及び回収側配管を介して前記油圧源と接続されており、
前記吐出側配管は、前記油圧源側の吐出側配管と、前記油圧機器側の吐出側配管に分離可能であり、
前記回収側配管は、前記油圧源側の回収側配管と、前記油圧機器側の回収側配管に分離可能であり、
前記油圧機器側の前記回収側配管に、作動油の圧力を吸収する圧力吸収部を設け、
前記圧力吸収部は、分岐部と、当該分岐部と連続し上方向成分を有する行き止まり配管を有することを特徴とする貨物収容体。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記吐出側配管が上側、前記回収側配管が下側となるように両配管が配置されており、
前記回収側配管が屈曲又は湾曲して、前記回収側配管の一部が、前記吐出側配管の高さ位置に至っており、
前記回収側配管の最も高い高さ位置の部位に、前記圧力吸収部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の貨物収容体。
【請求項3】
前記搬送車がトラクタ、又はコンテナ運搬車であり、
前記貨物収容体は、前記トラクタに牽引されるトレーラ、又は前記コンテナ運搬車に搭載されるコンテナであることを特徴とする請求項1又は2に記載の貨物収容体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送車で搬送される貨物収容体に関するものである。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
油圧機器を備えたトレーラを、油圧源を有するトラクタで牽引する、又は、油圧機器を備えたコンテナを、油圧源を有するトラクタに搭載し、トラクタやコンテナが所定の動作を行うようにした装置が、例えば、特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示された装置では、トラクタ側に油圧ポンプ(油圧源)が設けられており、タンクトレーラ側に油圧機器が設けられている。そして、油圧機器は、油圧ポンプから供給された作動油によって駆動される。油圧機器はポンプであり、ポンプによってタンク内の液体(燃料)を、高圧排出することができる。
特許文献1に開示されているような従来の油圧配管には、作動油の圧力が急激に上昇しないように、アキュムレータが設けられている。そのため、油圧配管内の作動油が膨張すると、膨張した作動油はアキュムレータに移動し、油圧配管内が高圧になることが阻止され、油圧配管は保護される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭62-105883号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の油圧配管に設けられているアキュムレータは高価であるため、油圧配管のコストダウンが図りにくい。
そこで本発明は、安価に製造することができると共に、破損しにくい油圧配管を備えた貨物収容体を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための本発明の第一の様相は、搬送車で搬送される貨物収容体であって、前記搬送車側に油圧源を備え、前記貨物収容体に前記油圧源の作動油で駆動される油圧機器を備え、前記油圧機器は、吐出側配管及び回収側配管を介して前記油圧源と接続されており、前記吐出側配管は、前記油圧源側の吐出側配管と、前記油圧機器側の吐出側配管に分離可能であり、前記回収側配管は、前記油圧源側の回収側配管と、前記油圧機器側の回収側配管に分離可能であり、油圧機器側の前記回収側配管に、作動油の圧力を吸収する圧力吸収部を設け、前記圧力吸収部は、分岐部と、当該分岐部と連続し上方向成分を有する行き止まり配管を有することを特徴とする貨物収容体である。
【0006】
本様相によると、搬送車で搬送される貨物収容体であって、搬送車側に油圧源を備え、貨物収容体に油圧源の作動油で駆動される油圧機器を備え、油圧機器は、吐出側配管及び回収側配管を介して油圧源と接続されており、吐出側配管は、油圧源側の吐出側配管と、油圧機器側の吐出側配管に分離可能であり、回収側配管は、油圧源側の回収側配管と、油圧機器側の回収側配管に分離可能である。そのため、油圧機器を油圧源から切り離してメンテナンスすることができる。
また、油圧機器側の回収側配管に、作動油の圧力を吸収する圧力吸収部を設けたので、作動油が膨張しても、圧力吸収部で圧力を吸収し、油圧機器側の油圧配管を構成する吐出側配管、回収側配管、及び油圧機器に過度な負荷が掛かることを回避することができる。
圧力吸収部は、分岐部と、当該分岐部と連続し上方向成分を有する行き止まり配管を有するので、作動油が膨張すると、作動油は、行き止まり配管に沿って上昇する。すなわち、作動油は、重力に抗して行き止まり配管内に進入し、油圧機器側の油圧配管内の圧力の上昇を抑制する。また、配管内の作動油が収縮すると、行き止まり配管内の作動油は、回収側配管側へ移動する。
行き止まり配管は上方向成分を有するので、作動油は膨張しない限り行き止まり配管内に進入することはない。よって、通常は、行き止まり配管内には作動油は存在しないか、又は存在していても比較的少量である。そして、油圧機器、吐出側配管、回収側配管内の作動油が膨張したときに、膨張した分だけ作動油が行き止まり配管内に進入し、油圧機器、吐出側配管、回収側配管内が高圧になることを阻止することができる。
その結果、油圧機器及び油圧機器側の吐出側配管、回収側配管を保護することができる。
本様相の貨物収容体に備えた油圧機器側の吐出側配管及び回収側配管には、高価なアキュムレータを設ける必要がない。
【0007】
前記吐出側配管が上側、前記回収側配管が下側となるように両配管が配置されており、前記回収側配管が屈曲又は湾曲して、前記回収側配管の一部が、前記吐出側配管の高さ位置に至っており、前記回収側配管の最も高い高さ位置の部位に、前記圧力吸収部が設けられているのが好ましい。
【0008】
この構成によると、圧力吸収部は、吐出側配管と回収側配管を含めた油圧回路全体の最も高い高さ位置、又は最も高い高さ位置と同等の高さ位置に配されているので、作動油が行き止まり配管内に進入しにくい。すなわち、行き止まり配管内が空の状態を保ち易い。そのため、作動油が膨張したときに、作動油は空の行き止まり配管内に進入することができ、油圧機器側の油圧配管内が高圧になることを回避することができる。
【0009】
前記搬送車がトラクタ、又はコンテナ運搬車であり、前記貨物収容体は、前記トラクタに牽引されるトレーラ、又は前記コンテナ運搬車に搭載されるコンテナであるのが好ましい。
【0010】
関連する様相は、トラクタとトレーラを有し、前記トラクタに油圧源を備え、前記トレーラに前記油圧源の作動油で駆動される油圧機器を備えた作業車であって、前記油圧源と前記油圧機器が、吐出側配管及び回収側配管で接続されて油圧回路が構成されており、前記吐出側配管は、前記油圧源側の吐出側配管と、前記油圧機器側の吐出側配管に分離可能であり、前記回収側配管は、前記油圧源側の回収側配管と、前記油圧機器側の回収側配管に分離可能であり、油圧機器側の前記回収側配管に、作動油の圧力を吸収する圧力吸収部を設け、前記圧力吸収部は、分岐部と、当該分岐部と連続し上方向成分を有する行き止まり配管を有することを特徴とする作業車である。
(【0011】以降は省略されています)

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