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公開番号2022133536
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-09-14
出願番号2021032263
出願日2021-03-02
発明の名称多孔質膜
出願人東レ株式会社
代理人
主分類C08F 255/02 20060101AFI20220907BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】吸水性能に優れ、さらに引張強度の高い多孔質膜およびその製造方法を提供する。
【解決手段】ポリエチレンを含有する多孔質基材を有し、前記ポリエチレンは、超高分子量ポリエチレンを含有し、前記超高分子量ポリエチレンの重量平均分子量(Mw)は、1×106以上であり、下記一般式[1]で表されるアクリルモノマー(a)と(メタ)アクリル酸モノマー(b)とが前記多孔質基材にグラフト重合されている多孔質膜である。
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(R1は水素原子または1~8個の炭素原子を含むアルキル基であり、R2は炭素数3~12個のヒドロキシアルキル基である。)
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ポリエチレンを含有する多孔質基材を有し、前記ポリエチレンは、超高分子量ポリエチレンを含有し、
前記超高分子量ポリエチレンの重量平均分子量(Mw)は、1×10

以上であり、
下記一般式[1]で表されるアクリルモノマー(a)と(メタ)アクリル酸モノマー(b)とが前記多孔質基材にグラフト重合されていることを特徴とする、多孔質膜。
TIFF
2022133536000005.tif
25
148
(R1は水素原子または1~8個の炭素原子を含むアルキル基であり、R2は炭素数3~12個のヒドロキシアルキル基である。)
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記アクリルモノマー(a)が2―ヒドロキシエチルアクリレート及び2-ヒドロキシエチルメタクリレートからなる群から選択される少なくとも1種であることを特徴とする、請求項1に記載の多孔質膜。
【請求項3】
記多孔質膜の少なくとも一方の面の水接触角が40°以下であり、かつJIS K7209に準じて測定した吸水率が70%以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の多孔質膜。
【請求項4】
前記多孔質膜の引張破断強度が100Мpa以上である、請求項1~3のいずれかに記載の多孔質膜。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、多孔質膜に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ポリエチレン樹脂製の多孔質膜が、電池用セパレータ、電解コンデンサー用隔離膜、液体フィルタ用濾過膜、ハウスラップ、透湿防水衣料などの用途に使用されている。これらポリエチレン樹脂製の多孔質膜のうち、超高分子量ポリエチレンを含有する樹脂組成物を湿式法で製膜した多孔質膜は、孔径分布の狭い微細空孔を表面/内部に有し、機械特性(引張強伸度、耐水圧など)にも優れるとの特徴を有し、上述した用途に好適に使用されている。
【0003】
一方、ポリエチレン樹脂は疎水性を示すため、上述した用途のうち、例えば水溶液系の電解液を用いた電池のセパレータ、水処理用のフィルタ用濾過膜など親水性を必要とする用途に使用する場合は、超高分子量ポリエチレンを含有する多孔質膜にアクリル系モノマーをグラフト重合し、親水化する方法が提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-31226号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら上記1に記載の方法のように、電子線を照射した疎水性のポリエチレン多孔質膜をアクリル酸モノマーのみの水溶液に浸漬し、グラフト重合しただけでは、アクリル酸モノマーがポリエチレン多孔質基材を構成する樹脂の内部にまで拡散してグラフト重合が進行するため、ポリエチレン多孔質基材が劣化することで、ポリエチレン多孔質基材の引張強度の低下が大きく、また、ポリエチレン多孔質基材の十分な吸水性能が得られにくい。すなわち、従来の多孔質膜には、吸水性能が不十分であり、かつ、引張強度が低いとの課題がある。
【0006】
そこで、本発明はかかる課題に鑑み、吸水性能に優れ、さらに引張強度の高い多孔質膜を提供せんとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、かかる課題を解決するため、次のような構成を採用する多孔質膜。すなわち、
(1)ポリエチレンを含有する多孔質基材を有し、前記ポリエチレンは、超高分子量ポリエチレンを含有し、前記超高分子量ポリエチレンの重量平均分子量(Mw)は、1×10

以上であり、下記一般式[1]で表されるアクリルモノマー(a)と(メタ)アクリル酸モノマー(b)とが前記多孔質基材にグラフト重合されている、多孔質膜。
【0008】
TIFF
2022133536000001.tif
24
148
【0009】
(R1は水素原子または1~8個の炭素原子を含むアルキル基であり、R2は炭素数3~12個のヒドロキシアルキル基である。)
(2)前記アクリルモノマー(a)が2―ヒドロキシエチルアクリレート、及び、2-ヒドロキシエチルメタクリレートからなる群から選択される少なくとも1種である(1)に記載の多孔質膜。
(3)前記多孔質膜の少なくとも一方の面の水接触角が40°以下であり、かつJIS K7209に準じて測定した吸水率が70%以上である(1)または(2)に記載の多孔質膜。
(4)引張破断強度が、100Мpa以上である(1)~(3)にいずれかに記載の多孔質膜。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、吸水性能に優れ、さらに引張強度の高い多孔質膜を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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