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公開番号2022132257
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-09-08
出願番号2021031285
出願日2021-02-27
発明の名称エアチャック
出願人旭産業株式会社
代理人個人
主分類B60C 29/00 20060101AFI20220901BHJP(車両一般)
要約【課題】安定的にバルブとの接続を保持できる強度をもち且つその外径の小径化を実現することのできるエアチャックを提供する。
【解決手段】エアチャックは、係合ピン103と、バルブを両側面から挟むように溝と係合する係合位置と、係合状態を解除する解除位置との間をスライド移動可能にするとともに、該一対の係合ピンの両端部を略円筒形状の外周面よりも外側に突出させるガイド孔が形成されたガイド筒102と、一対の係合ピンの両端を支持する座金105と、座金を一対の係合ピンに対して弾性的に付勢する圧縮バネ104と、その内周面上の係合ピンに対して中心軸方向において圧縮バネと反対側に位置する係合部を有し、係合ピンを解除位置まで移動させるスライド外筒106とを備え、係合ピンは、ガイド孔内における解除位置に位置する状態においてスライド外筒の内周面に当接しない。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
タイヤのバルブに対して着脱可能なエアチャックであって、
前記バルブへの装着時に該バルブの外周に形成された溝と係合可能な一対の長手形状の部材であって、その長手方向における少なくとも中央部の前記長手方向と直交する平面での断面が矩形状である一対の係合ピンと、
前記バルブへの前記エアチャック装着時に該バルブの先端部を挿入するバルブ受入空間を形成する略円筒形状の部材であって、前記略円筒形状の中心軸を挟んで略平行に配置される前記一対の係合ピンの内一方の中央部が前記略円筒形状の第1の方向から前記バルブ受入空間内に突き出すとともに、前記一対の係合ピンの内他方の中央部が前記略円筒形状の前記第1の方向とは反対の第2の方向から前記バルブ受入空間内に突き出し、前記バルブ受入空間に前記バルブの先端部を挿入した状態において該バルブを両側面から挟むように前記溝と係合する係合位置と、前記一対の係合ピンそれぞれが前記係合位置よりも前記中心軸から離れる方向に位置し前記バルブの先端部の前記溝と前記一対の係合ピンとの係合状態を解除する解除位置との間をスライド移動可能に前記係合ピンの前記中央部をガイドするとともに、前記係合位置と前記解除位置との間を前記一対の係合ピンがスライド移動する際に常に該一対の係合ピンの両端部を前記略円筒形状の外周面よりも外側に突出させるガイド孔が形成されたガイド筒と、
前記ガイド筒が挿通され、前記解除位置から前記係合位置へ向かうスライド方向における上流側から前記一対の係合ピンの両端を支持する座金と、
前記座金を前記一対の係合ピンに対して弾性的に付勢することで、前記一対の係合ピンを前記係合位置へ向けて押圧する圧縮バネと、
前記ガイド筒、前記座金および前記圧縮バネを外周側から包囲し、前記ガイド筒に対して前記中心軸方向にスライド移動可能な略円筒形状の部材であって、その内周面上の前記係合ピンに対して前記中心軸方向において前記圧縮バネと反対側に位置する係合部を有し、前記圧縮バネにより前記座金を付勢する方向とは反対側にユーザ操作によってスライド移動された際に前記係合部によって前記係合ピンを前記圧縮バネによる弾性力に抗して前記圧縮バネ側にスライド移動させることで前記係合ピンを前記解除位置まで移動させるスライド外筒とを備え、
前記係合ピンは、前記ガイド孔内における前記解除位置に位置する状態において前記スライド外筒の内周面に当接しないことを特徴とするエアチャック。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記ガイド孔による前記一対の係合ピンのスライド移動方向を含む平面上における前記ガイド孔における前記一対の係合ピンのスライド範囲に対応する箇所の最大幅Wfは、前記一対の係合ピンにおける前記ガイド孔によりガイドされる互いに平行な2つの面の最短距離をWとするとき、Wf=1.03W~1.10Wの関係にあることを特徴とする請求項1に記載のエアチャック。
【請求項3】
前記係合ピンは、前記ガイド孔内における前記解除位置に位置する状態において前記中心軸方向から見たとき、前記座金の外周よりも外側にはみ出ないことを特徴とする請求項1に記載のエアチャック。
【請求項4】
前記係合ピンは、前記ガイド孔内において前記解除位置に位置している状態において前記中心軸方向に見たときに前記ガイド筒の外周面から周方向外側へ向けて突き出していることを特徴とする請求項1に記載のエアチャック。
【請求項5】
前記係合ピンは、前記ガイド孔内において前記解除位置に位置している状態において、前記中心軸方向に見たときに前記係合ピンの長手方向と直交する方向に1/3Wよりも小さい距離だけ前記ガイド筒の外周面から周方向外側へ向けて突き出していることを特徴とする請求項1に記載のエアチャック。
【請求項6】
前記係合ピンは、その長手方向における両端に、前記中央部よりも外径が小さい両端部を有し、前記受け部の直径Teと前記一対の係合ピンにおける前記ガイド孔によりガイドされる互いに平行な2つの面の最短距離Wは、Te=(0.7~0.95)Wの関係にあることを特徴とする請求項1に記載のエアチャック。
【請求項7】
前記係合ピンは、その長手方向における両端に、前記中央部よりも外径が小さい両端部を有し、前記長手方向において、前記受け部の長さLeと前記係合ピンの全長Lは、Le/L=0.1~0.3を満たす関係にあることを特徴とする請求項1に記載のエアチャック。
【請求項8】
前記一対の係合ピンの前記中央部をガイドする前記ガイド孔の一対のガイド面は、前記中心軸に平行に前記バルブに対して接続される方向における上流側から下流側へ向けてその間隔が狭まるように傾斜しており、それぞれのガイド面の前記中心軸に対する傾斜角は30度であることを特徴とする請求項1に記載のエアチャック。
【請求項9】
前記スライド外筒の内径をDとし、前記係合ピンの全長をLとするとき、
0.6D≦L≦0.75D
を満たす関係にあることを特徴とする請求項1に記載のエアチャック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤバルブに対して着脱可能に接続されるとともに、タイヤバルブとの接続時に該タイヤバルブを開放するエアチャックに関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、タイヤに空気の充排気を行う際もしくはタイヤ内の空気圧測定の際、タイヤバルブと弾性チューブや通気管とを着脱可能に接続し、タイヤバルブに接続された状態において該タイヤバルブを開放することで、当該弾性チューブや通気管内の通気路を介した充排気を可能とするエアチャックが知られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-169220号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記タイヤバルブは、JIS規格「JIS D 4207 自動車用タイヤバルブ」によりその先端部は略円筒形状に規定されており、上記エアチャックはタイヤバルブの略円筒形状に形成された部位の外周部に形成された雄ネジの溝に噛合することで当該タイヤバルブに対して接続される。具体的には、上記規格において型番が「TV8(あるいは8V1)」であるタイヤバルブの雄ネジ外径はΦ7.9mmに設定されており、型番が「TV12(あるいは12V1)」であるタイヤバルブの雄ネジ外径はΦ12.4mmに設定されている。エアチャックのサイズは、充排気の対象となるタイヤのホイールとの干渉を避ける観点や操作性の観点等からできる限り小型であることが望ましいが、特にそのタイヤバルブへの装着方向と直交する方向におけるエアチャック外径は、構成上タイヤバルブの外径以下にすることはできない。また、高圧になるタイヤのバルブと空気流通路とを接続して連通させる性質上、エアチャックには安定的にバルブとの接続状態を保持できるよう、機械的な強度が求められる。上記背景から、エアチャックの外径の小径化とその強度の維持とはトレードオフの関係にあり、安定的にバルブとの接続を保持できる機械的強度を持ち、且つその外径の大幅な小径化を実現しているエアチャックは本願の出願時点において未だ知られていない。
【0005】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、安定的にバルブとの接続を保持できる強度をもち且つその外径の大幅な小径化を実現することのできるエアチャックを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、タイヤのバルブに対して着脱可能なエアチャックであって、前記バルブへの装着時に該バルブの外周に形成された溝と係合可能な一対の長手形状の部材であって、その長手方向における少なくとも中央部の前記長手方向と直交する平面での断面が矩形状である一対の係合ピンと、前記バルブへの前記エアチャック装着時に該バルブの先端部を挿入するバルブ受入空間を形成する略円筒形状の部材であって、前記略円筒形状の中心軸を挟んで略平行に配置される前記一対の係合ピンの内一方の中央部が前記略円筒形状の第1の方向から前記バルブ受入空間内に突き出すとともに、前記一対の係合ピンの内他方の中央部が前記略円筒形状の前記第1の方向とは反対の第2の方向から前記バルブ受入空間内に突き出し、前記バルブ受入空間に前記バルブの先端部を挿入した状態において該バルブを両側面から挟むように前記溝と係合する係合位置と、前記一対の係合ピンそれぞれが前記係合位置よりも前記中心軸から離れる方向に位置し前記バルブの先端部の前記溝と前記一対の係合ピンとの係合状態を解除する解除位置との間をスライド移動可能に前記係合ピンの前記中央部をガイドするとともに、前記係合位置と前記解除位置との間を前記一対の係合ピンがスライド移動する際に常に該一対の係合ピンの両端部を前記略円筒形状の外周面よりも外側に突出させるガイド孔が形成されたガイド筒と、前記ガイド筒が挿通され、前記解除位置から前記係合位置へ向かうスライド方向における上流側から前記一対の係合ピンの両端を支持する座金と、前記座金を前記一対の係合ピンに対して弾性的に付勢することで、前記一対の係合ピンを前記係合位置へ向けて押圧する圧縮バネと、前記ガイド筒、前記座金および前記圧縮バネを外周側から包囲し、前記ガイド筒に対して前記中心軸方向にスライド移動可能な略円筒形状の部材であって、その内周面上の前記係合ピンに対して前記中心軸方向において前記圧縮バネと反対側に位置する係合部を有し、前記圧縮バネにより前記座金を付勢する方向とは反対側にユーザ操作によってスライド移動された際に前記係合部によって前記係合ピンを前記圧縮バネによる弾性力に抗して前記圧縮バネ側にスライド移動させることで前記係合ピンを前記解除位置まで移動させるスライド外筒とを備え、前記係合ピンは、前記ガイド孔内における前記解除位置に位置する状態において前記スライド外筒の内周面に当接しないことを特徴とするエアチャックに関する。
【発明の効果】
【0007】
以上に詳述したように、本発明によれば、安定的にバルブとの接続を保持できる強度をもち且つその外径の小径化を実現することのできるエアチャックを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態に係るエアチャックの外観斜視図である。
本発明の実施の形態に係るエアチャックを構成する各部品を示す分解斜視図である。
本発明の実施の形態に係るエアチャックをバルブへの接続方向と直交する方向から見た外観図である。
本発明の実施の形態に係るエアチャックがバルブに接続されておらず且つユーザにより操作されていない状態(通常時)における断面図である。
本発明の実施の形態に係るエアチャックを構成するガイド筒の構成を示す外観斜視図である。
本発明の実施の形態に係るエアチャックを構成するガイド筒の構成を示す平面図である。
本発明の実施の形態に係るエアチャックを構成するガイド筒の構成を示す断面図である。
本発明の実施の形態に係るエアチャックを構成する係合ピンの構成を示す外観斜視図である。
本発明の実施の形態に係るエアチャックを構成する係合ピンをその長手方向と直交する方向から見た外観図である。
ガイド筒102、係合ピン103、圧縮バネ104および座金105の位置関係を示す斜視図である。
図11は、ガイド筒102、係合ピン103、座金105、スライド外筒106および舌金109の形状および位置の関係を示す図である。
本発明の実施の形態に係るエアチャックがバルブに係合して接続された状態における断面図である。
本発明の実施の形態に係るエアチャックのバルブとの接続を解除するユーザ操作を受けている状態の断面図である。
本発明の他の実施の形態に係るエアチャックがバルブに接続されておらず且つユーザにより操作されていない状態(通常時)における断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
【0010】
<全体構成>
図1は、本発明の実施の形態に係るエアチャックの外観斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係るエアチャックを構成する各部品を示す分解斜視図である。図3は、本発明の実施の形態に係るエアチャックをバルブへの接続方向と直交する方向から見た外観図である。
(【0011】以降は省略されています)

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