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公開番号2022129214
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-09-05
出願番号2021027826
出願日2021-02-24
発明の名称ポリエステルフィルム
出願人東洋紡株式会社
代理人
主分類C08J 5/18 20060101AFI20220829BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】 製缶工程時の粒子脱落が少なく、且つフィルムラミネート金属板の移送時や加工時に傷つきや加工シワの発生がなく、製缶における成形加工性に優れたポリエステルフィルムを提供することを目的とする。
【解決手段】 エチレンテレフタレート単位を95モル%以上含むポリエステル樹脂含むポリエステルフィルムであって、
(1)フィルムの空隙率が、0~5%であり、
(2)フィルム表面の算術平均高さSaが、0.1~0.16μmであり、
(3)フィルム表面の最大山高さSpが2.5~4.0μmであり、
(4)フィルムのヘイズが25~70%である、
ことを特徴とするポリエステルフィルム。
【選択図】 なし
特許請求の範囲【請求項1】
エチレンテレフタレート単位を95モル%以上含むポリエステル樹脂含むポリエステルフィルムであって、
(1)フィルムの空隙率が、0~5、0体積%であり、
(2)フィルム表面の算術平均高さSaが、0.1~0.16μmであり、
(3)フィルム表面の最大山高さSpが2.5~4.0μmであり、
(4)フィルムのヘイズが25~70%である、
ことを特徴とするポリエステルフィルム。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
非球状の無機粒子を少なくとも2種含む、請求項1に記載のポリエステルフィルム。
【請求項3】
前記非球状の無機粒子の少なくとも1種が多孔質シリカ粒子である、請求項2に記載のポリエステルフィルム。
【請求項4】
前記非球状の無機粒子の少なくとも1種が炭酸カルシウム粒子である、請求項2又は3に記載のポリエステルフィルム。
【請求項5】
前記ポリエステルフィルムがエチレンイソフタレート単位を1~5モル%含む、請求項1~4のいずれか一項に記載のポリエステルフィルム。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか一項に記載のポリエステルフィルムが金属板の少なくとも一方の面にラミネートされてなるフィルムラミネート金属板。
【請求項7】
請求項6に記載のフィルムラミネート金属板を成形してなる金属容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は清涼飲料、ビール、缶詰等の金属容器の腐蝕防止等の目的で使用されるポリエステル系フィルムであり、特に3ピース缶用に好適に用いられるポリエステルフィルムに関するものである。
さらに詳細には、金属板の移送性、製缶性(例えば、曲げ加工・接合・接合部補修・フランジング・上蓋取り付け・内容物充填・底蓋取り付け・レトルト殺菌)に優れたポリエステルフィルム、前記フィルムを金属板にラミネートしたフィルムラミネート金属板、及び前記フィルムラミネート金属板を成形してなる金属容器に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1にはポリエチレンテレフタレート樹脂にポリエーテルエステルエラストマーと球状のPMMA粒子を添加した金属板ラミネート用ポリエステルフィルムが開示されている。しかし、製缶工程中の粒子脱落により生産効率を低下させるという問題があった。
【0003】
特許文献2には、エチレンテレフタレートユニットが95モル%以上98モル%以下であり、不定形の無機微粒子を0.5~2.0質量%含有する金属板ラミネート用ポリエステル系フィルムが提案されている。特許文献2には製缶工程中の微粒子脱落や溶接部のフィルム剥がれを防止することができることが報告されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-251140号公報
国際公開第2016/143818号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、製缶工程時の粒子脱落が少なく、且つフィルムラミネート金属板の移送時や加工時に傷つきや加工シワの発生がなく、製缶における成形加工性に優れたポリエステルフィルムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下の構成よりなる。
[1] エチレンテレフタレート単位を95モル%以上含むポリエステル樹脂含むポリエステルフィルムであって、
(1)フィルムの空隙率が、0~5、0体積%であり、
(2)フィルム表面の算術平均高さSaが、0.1~0.16μmであり、
(3)フィルム表面の最大山高さSpが2.5~4.0μmであり、
(4)フィルムのヘイズが25~70%である、
ことを特徴とするポリエステルフィルム 。
[2] 非球状の無機粒子を少なくとも2種含む、[1]に記載のポリエステルフィルム。
[3] 前記非球状の無機粒子の少なくとも1種が多孔質シリカ粒子である、[2]に記載のポリエステルフィルム。
[4] 前記非球状の無機粒子の少なくとも1種が炭酸カルシウム粒子である、[2]又は[3]に記載のポリエステルフィルム。
[5] 前記ポリエステルフィルムがエチレンイソフタレート単位を1~5モル%含む、[1]~[4]のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
[6] [1]~[5]のいずれかに記載のポリエステルフィルムが金属板の少なくとも一方の面にラミネートされてなるフィルムラミネート金属板。
[7] [6]に記載のフィルムラミネート金属板を成形してなる金属容器。
【発明の効果】
【0007】
本発明のポリエステルフィルムは、製缶工程時における粒子脱落を抑制することに加え、フィルムラミネート金属板の移送時や製缶加工時の傷つき及び加工シワが抑制できるため、製缶工程における成形加工性に優れる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を詳細に説明する。
[ポリエステル樹脂組成物]
本発明のポリエステルフィルムは、エチレンテレフタレート単位を95モル%以上含むポリエステル樹脂組成物からなる。好ましくはエチレンテレフタレート単位を96~99モル%、より好ましくエチレンテレフタレート単位を97~98モル%含むポリエステル樹脂組成物からなる。ポリエステル樹脂組成物中のエチレンテレフタレート単位が95モル%以上にすることで十分な耐熱性が得られ、製缶時にフィルムが高い温度になっても縮みや剥がれ等のトラブルを抑制できる。
【0009】
本発明におけるポリエステル樹脂組成物は、共重合成分としてエチレンイソフタレート単位を含むことができる。この場合、エチレンイソフタレート単位を1~5モル%含むことが好ましく、2~4モル%含むことがより好ましい。 エチレンイソフタレート単位は1モル%以上含有させた場合、フィルムの製缶性や滑り性が良好となる。また、粒子の脱落を抑制することができる。エチレンイソフタレート単位の含有量は5モル%以下にすると、十分な耐熱性が得られ、製缶時にフィルムが高い温度になっても縮みや剥がれ等のトラブルを抑制できる。
【0010】
本発明におけるポリエステル樹脂組成物は、ポリエチレンテレフタレート又は共重合ポリエチレンテレフタレートとその他のポリエステル樹脂を配合することができる。その他のポリエステル樹脂としては、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリプロピレンテレフタレートなどのポリエステル樹脂、又はそれらを共重合した共重合ポリエステルが挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)

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