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公開番号2022126372
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-08-30
出願番号2021024405
出願日2021-02-18
発明の名称分散樹脂組成物
出願人日本製紙株式会社
代理人個人,個人
主分類C08L 23/16 20060101AFI20220823BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】本発明は、ガラス基材に対して高い密着性を有し、かつ塗膜化した際に良好な塗膜外観を有する変性ポリオレフィン樹脂の分散樹脂組成物を提供することである。
【解決手段】成分(A):ポリオレフィン樹脂を、成分(B):α,β-不飽和カルボン酸又はその誘導体でグラフト変性した変性ポリオレフィン樹脂を含有し、前記成分(A)がエチレン-プロピレン共重合体である、ガラス基材用の変性ポリオレフィン樹脂の分散樹脂組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
成分(A):ポリオレフィン樹脂を、成分(B):α,β-不飽和カルボン酸又はその誘導体でグラフト変性した変性ポリオレフィン樹脂を含有し、前記成分(A)がエチレン-プロピレン共重合体である、ガラス基材用の変性ポリオレフィン樹脂の分散樹脂組成物。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記成分(A)が、構成単位100モル%中、プロピレン由来の構成単位を50モル%以上含む、請求項1に記載の分散樹脂組成物。
【請求項3】
前記成分(B)のグラフト重量が、0.1~20重量%である、請求項1または2に記載の分散樹脂組成物。
【請求項4】
前記変性ポリオレフィン樹脂の重量平均分子量が、10,000以上~200,000未満である、請求項1~3のいずれか1項に記載の分散樹脂組成物。
【請求項5】
前記変性ポリオレフィン樹脂が、さらに成分(C):(メタ)アクリル酸エステルでグラフト変性されている、請求項1~4のいずれか1項に記載の分散樹脂組成物。
【請求項6】
前記分散樹脂組成物中に、アルキルアミン系の界面活性剤を含む、請求項1~5のいずれか1項に記載の分散樹脂組成物。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載の分散樹脂組成物を有効成分とする塗料、インキ、接着剤又はプライマー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、分散樹脂組成物に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
熱可塑性樹脂は、熱により変形する性質を利用して、シート、フィルムなど平面形状のみならず、球状、円筒状、箱状など一定の形状に成形して各種形態の商品として利用されている。しかし、熱可塑性樹脂は基本的に透明で、比較的柔らかく、傷が付きやすいので、保護や美観の改善を目的として、その表面に印刷や塗装が行われる。
【0003】
熱可塑性樹脂には、極性を有する樹脂と非極性の樹脂とがある。非極性樹脂の中でも、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂は、安価で成形性、耐薬品性、耐水性、電気特性、安全性など多くの優れた性質を有するため、近年広く採用されている。しかし、ポリオレフィン系樹脂は、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂等の極性樹脂とは異なり、非極性でかつ結晶性のため、その表面にインキ、塗料、あるいは接着剤を強固に付着させることが困難である。
【0004】
こうしたポリオレフィン系樹脂を用いた非極性樹脂基材に対して、付着性を有する樹脂として、変性ポリオレフィン樹脂が提案されている。この変性ポリオレフィン樹脂は、芳香族以外の溶剤への溶解性が低いため、従来、トルエン等の芳香族溶剤に溶解して使用されていたが、近年、環境問題の観点から、変性ポリオレフィン樹脂の水性分散体が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-327761号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の実施例で付着性の効果が実証されている基材は、PP(ポリプロピレン)、PET、PC、ABS、6-PA、PVC等、木粉/PP複合材である。このような水性分散体が、例えばガラス基材等、他の材料でも接着性が生じれば、広範な用途に利用可能である。
【0007】
本発明の課題は、ガラス基材に対して高い密着性を有し、かつ塗膜化した際に良好な塗膜外観を有する変性ポリオレフィン樹脂の分散樹脂組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、上記課題について鋭意検討した結果、所定の樹脂骨格を有する変性ポリオレフィン樹脂の分散樹脂組成物上記の課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
即ち、本発明者らは、下記の〔1〕~〔7〕を提供する。
〔1〕成分(A):ポリオレフィン樹脂を、成分(B):α,β-不飽和カルボン酸又はその誘導体でグラフト変性した変性ポリオレフィン樹脂を含有し、前記成分(A)がエチレン-プロピレン共重合体である、ガラス基材用の変性ポリオレフィン樹脂の分散樹脂組成物。
〔2〕前記成分(A)が、構成単位100モル%中、プロピレン由来の構成単位を50モル%以上含む、上記〔1〕に記載の分散樹脂組成物。
〔3〕前記成分(B)のグラフト重量が、0.1~20重量%である、上記〔1〕または〔2〕に記載の分散樹脂組成物。
〔4〕前記変性ポリオレフィン樹脂の重量平均分子量が、10,000以上~200,000未満である、上記〔1〕~〔3〕のいずれかに記載の分散樹脂組成物。
〔5〕前記変性ポリオレフィン樹脂が、さらに成分(C):(メタ)アクリル酸エステルでグラフト変性されている、上記〔1〕~〔4〕のいずれかに記載の分散樹脂組成物。
〔6〕前記分散樹脂組成物中に、アルキルアミン系の界面活性剤を含む、上記〔1〕~〔5〕のいずれかに記載の分散樹脂組成物。
〔7〕上記〔1〕~〔6〕のいずれかに記載の分散樹脂組成物を有効成分とする塗料、インキ、接着剤又はプライマー。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ガラス基材に対して高い密着性を有し、かつ塗膜化した際に良好な塗膜外観を有する変性ポリオレフィン樹脂の分散樹脂組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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