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公開番号2022121905
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-08-22
出願番号2021018887
出願日2021-02-09
発明の名称樹脂組成物
出願人日本製紙株式会社
代理人個人,個人
主分類C08L 23/28 20060101AFI20220815BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】溶液安定性に優れ、かつ従来の塩素化ポリオレフィンと比較し、より付着性が良好な塩素化ポリオレフィン樹脂組成物を提供する。
【解決手段】成分(A):塩素化ポリオレフィン樹脂と、成分(B):成分(A)よりもガラス転移温度が低く、かつ重量平均分子量が150,000以下である塩素化ポリオレフィン樹脂を少なくとも含有する樹脂組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
成分(A):塩素化ポリオレフィン樹脂と、
成分(B):成分(A)よりもガラス転移温度が低く、かつ重量平均分子量が150,000以下である塩素化ポリオレフィン樹脂
を少なくとも含有する樹脂組成物。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
成分(A)と成分(B)のガラス転移温度の差が20℃以上あることを特徴とする、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項3】
成分(A)のガラス転移温度が20℃以上80℃以下である塩素化ポリオレフィン樹脂であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の樹脂組成物。
【請求項4】
成分(B)のガラス転移温度が-50℃以上0℃以下である塩素化ポリオレフィン樹脂であることを特徴とする、請求項1乃至3に記載の樹脂組成物。
【請求項5】
成分(B)がエチレン-1-ブテン共重合体の塩素化物であることを特徴とする請求項1乃至4に記載の樹脂組成物。
【請求項6】
成分(A)と成分(B)が10:90~70:30の重量比にて配合されてなる請求項1乃至5の樹脂組成物。
【請求項7】
請求項1乃至6の樹脂組成物を含むインキ組成物。
【請求項8】
請求項1乃至6の樹脂組成物を含む塗料組成物。
【請求項9】
請求項1乃至6の樹脂組成物を含む接着剤組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は塩素化ポリオレフィン樹脂組成物に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィンは、安価で成形性、耐薬品性、耐水性、電気特性等の多くの優れた性質を有する。そのため、ポリオレフィンは、シート、フィルム、成型物等として広く使用されている。しかしながら、ポリオレフィン基材は、ポリウレタン系樹脂、ポリアミド系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂等の極性基材とは異なり、非極性でかつ結晶性である。そのため、ポリオレフィン基材は、塗装や接着が困難であるという欠点を有する。
【0003】
これに対応するため、基材への付着性が優れている塩素化ポリオレフィンや酸変性ポリオレフィン等の変性ポリオレフィンが、一般的に使用されている(例えば、特許文献1,2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許文献1:WO2019/142749
特許文献2:特開平1-256549
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、高い付着性が求められる用途においては、従来の塩素化ポリオレフィンでは付着性を確保できないケースも存在し、改良が望まれていた。
本発明の課題は、特性の異なる少なくとも2種類の塩素化ポリオレフィンを組み合わせて用いることで、溶液安定性に優れ、かつ従来の塩素化ポリオレフィンと比較し、より付着性が良好な塩素化ポリオレフィン樹脂組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記課題について鋭意検討した結果、塩素化ポリオレフィン樹脂組成物として、特性の異なる塩素化ポリオレフィン樹脂成分を併用することにより付着性が良好であり、かつ溶液安定性に優れる本発明を完成するに至った。
即ち、本発明者らは下記の[1]~[9]を提供する。
[1]
成分(A):塩素化ポリオレフィン樹脂と、
成分(B):成分(A)よりもガラス転移温度が低く、かつ重量平均分子量が150,000以下である塩素化ポリオレフィン樹脂
を少なくとも含有する樹脂組成物。
[2]
成分(B)のガラス転移温度は成分(A)のガラス転移温度より20℃以上低いことを特徴とする、[1]の樹脂組成物。
[3]
成分(A)のガラス転移温度が20℃以上80℃未満である塩素化ポリオレフィン樹脂であることを特徴とする、[1]又は[3]に記載の樹脂組成物。
[4]
成分(B)のガラス転移温度が-50℃以上0℃未満である塩素化ポリオレフィン樹脂であることを特徴とする、[1]乃至[3]に記載の樹脂組成物。
[5]
成分(A)がエチレン-1-ブテン共重合体の塩素化物であることを特徴とする[1]乃至[4]に記載の樹脂組成物。
[6]
成分(A)と成分(B)が10:90~70:30の重量比にて配合されてなる[1]乃至[5]の樹脂組成物。
[7]
[1]乃至[6]の樹脂組成物を含むインキ組成物。
[8]
[1]乃至[6]の樹脂組成物を含む塗料組成物。
[9]
[1]乃至[6]の樹脂組成物を含む接着剤組成物。
【発明の効果】
【0007】
本発明の樹脂組成物は、特定の塩素化ポリオレフィンと、これとは特性の異なる塩素化ポリオレフィンを含有するため、従来の塩素化ポリオレフィンより良好な基材付着性を有し、かつ溶液安定性(相溶性)に優れる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明をその好適な実施形態に即して詳細に説明する。
本明細書中、「AA~BB」という表記は、AA以上BB以下を意味する。
【0009】
本発明の樹脂組成物は、成分(A)および成分(B)を少なくとも含有する。
【0010】
<成分(A)>
成分(A)は、オレフィンを重合した所定の重合体(ポリオレフィン樹脂)を塩素化した塩素化ポリオレフィン樹脂である。
成分(A)の塩素化ポリオレフィンは、自身で調製しても、市販品を用いてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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