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公開番号2022121346
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-08-19
出願番号2021061885
出願日2021-02-08
発明の名称部品供給装置
出願人個人
代理人
主分類B65G 47/14 20060101AFI20220812BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】部品供給通路内に整然とした部品列を形成し、特別な機構を付加することなく部品列全体を移動させて、最先の部品を供給ロッドの収容凹部に送り込むこと。
【解決手段】部品1を部品列14の状態で部品供給通路5内に待機させ、最先の部品1を、部品搬送力によって供給ロッド24の受入凹部28に移載し、次いで、供給ロッド24の進出動作で目的箇所へ送給する形式のものであって、最先の部品1と、連続する部品1を吸引する吸引部材15が設けられ、吸引部材15を磁化状態にしたり、消磁状態にしたりするように動作をする磁石20が設けられ、吸引部材15の長さは、部品列14の部品個数を所定個数とするように設定され、吸引磁力で部品列14の部品1が隙間なく連なっているとともに、吸引部材15が消磁されたとき部品列全体が一斉に移動して、最先の部品1が受入凹部28に移載されるように構成した。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の磁性材料製の部品を部品列の状態で部品供給通路内に待機させ、待機している部品の最先の部品を、部品に付与した部品搬送力によって供給ロッドの受入凹部に移載し、次いで、供給ロッドの進出動作で部品を目的箇所へ送給する形式のものであって、
部品供給通路内の部品列をなす部品に、吸引力を付与する吸引部材が設けられ、
吸引部材を磁化状態にしたり、消磁状態にしたりするように動作をする磁石が設けられ、
部品の搬送方向で見た吸引部材の長さは、部品列を形成する部品個数を所定個数とするように設定され、
吸引部材からの吸引磁力により、吸引部材に対面している部品は部品供給通路の内面に吸着されているとともに、磁力線が部品を通過することによって、吸引部材に対面していない部品も含めて、各部品が隙間なく連なるように構成され、吸引部材が消磁されたとき、部品搬送力によって部品列全体が一斉に移動して、最先の部品が受入凹部に移載されるように構成したことを特徴とする部品供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、寸法が小さくて軽量な部品に適した、部品供給装置に関している。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特開2015-117127号公報には、部品供給通路内を列状で搬送される部品が、供給ロッドの受入凹部へ移載されて、目的箇所へ送給されることが記載されている。
【0003】
特開2010-1154号公報には、つぎに記載する発明が開示されている。すなわち、部品供給通路内の部品を一つずつ送り出すために、最先部品の進出を禁止する進退式の第1規制部材と、2番目の部品の進出を禁止する進退式の第2規制部材が設けられ、第2規制部材を進出禁止位置とし、第1規制部材を進出可能位置とすることによって、最先の部品だけが自由になって搬送される。その後、第1規制部材を進出禁止位置に戻し、第2規制部材を進出可能位置に後退させると、2番目の部品が今度は最先部品になる。それから第2規制部材を進出禁止位置に戻すことによって、両規制部材は初期の待機状態となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-117127号公報
特開2010-1154号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載されている技術においては、部品間に隙間のない状態で一体性をもって、部品を整然とした列状の状態で搬送することについては、何も配慮がなされていない。また、特許文献2に記載されている機構は、第1規制部材、第2規制部材、両部材の進退駆動装置などによって構成されており、構成部材が多くなって構造的にも複雑になっている。
【0006】
寸法が小さくて軽量な部品を、部品間に隙間が生じることなく、列状の状態で搬送し、列の最先の部品一つだけを供給ロッドの受入凹部に移載するためには、部品列が整然とした列形態をなしているとともに、列先端の一つだけの部品を正確に受入凹部へ送り込む必要がある。また、部品の存在を正確に検知して供給ロッドを動作させるなど、装置の作動信頼性を高めることも重要である。
【0007】
本発明は、上記の問題点を解決するために提供されたもので、部品供給通路内の複数の部品が整然とした部品列を形成し、この部品列の途中に隙間ができたりしないようにして、しかも、特別な機構を付加することなく部品列全体を移動させて、最先の部品一つだけを供給ロッドの収容凹部に送り込むことを目的とする。また、装置の作動信頼性を高めやすい機構にすることも重要視している。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1記載の発明は、
複数の磁性材料製の部品を部品列の状態で部品供給通路内に待機させ、待機している部品の最先の部品を、部品に付与した部品搬送力によって供給ロッドの受入凹部に移載し、次いで、供給ロッドの進出動作で部品を目的箇所へ送給する形式のものであって、
部品供給通路内の部品列をなす部品に、吸引力を付与する吸引部材が設けられ、
吸引部材を磁化状態にしたり、消磁状態にしたりするように動作をする磁石が設けられ、
部品の搬送方向で見た吸引部材の長さは、部品列を形成する部品個数を所定個数とするように設定され、
吸引部材からの吸引磁力により、吸引部材に対面している部品は部品供給通路の内面に吸着されているとともに、磁力線が部品を通過することによって、吸引部材に対面していない部品も含めて、各部品が隙間なく連なるように構成され、吸引部材が消磁されたとき、部品搬送力によって部品列全体が一斉に移動して、最先の部品が受入凹部に移載されるように構成したことを特徴とする部品供給装置である。
【発明の効果】
【0009】
部品供給通路内の部品に吸引力を付与する吸引部材が設けられ、吸引部材を磁化状態にしたり、消磁状態にしたりするように動作をする磁石が設けられ、部品の搬送方向で見た吸引部材の長さは、部品列を形成する部品個数を所定個数とするように設定されている。
【0010】
本明細書において、吸引部材に対面している部品を対面部品または対面ナットと表現し、吸引部材に対面していない部品を非対面部品または非対面ナットと表現する。
(【0011】以降は省略されています)

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