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公開番号2022117768
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-08-12
出願番号2021014452
出願日2021-02-01
発明の名称電圧調整装置
出願人株式会社ダイヘン
代理人個人,個人
主分類H02J 3/12 20060101AFI20220804BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】整定値の演算によらずに配電線の電圧を適正に且つ自律的に調整することが可能な電圧調整装置を提供する。
【解決手段】電力系統の配電線の電圧を調整する電圧調整装置は、自身より前記配電線の下流側に位置し、且つ、自身と隣接する他の電圧調整装置又は前記配電線の所定位置との間に位置する電圧計測器から前記配電線の電圧を取得する取得部と、該取得部が取得した電圧が予め設定された不感帯領域を逸脱した時間を計時する計時部と、該計時部が計時した時間が予め設定された動作時限より長い場合、前記取得部が取得した電圧が前記不感帯領域を上回ったか又は下回ったかに応じて前記配電線の電圧を降圧又は昇圧するように調整する調整部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電力系統の配電線の電圧を調整する電圧調整装置であって、
自身より前記配電線の下流側に位置し、且つ、自身と隣接する他の電圧調整装置又は前記配電線の所定位置との間に位置する電圧計測器から前記配電線の電圧を取得する取得部と、
該取得部が取得した電圧が予め設定された不感帯領域を逸脱した時間を計時する計時部と、
該計時部が計時した時間が予め設定された動作時限より長い場合、前記取得部が取得した電圧が前記不感帯領域を上回ったか又は下回ったかに応じて前記配電線の電圧を降圧又は昇圧するように調整する調整部と
を備える電圧調整装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記取得部は、複数の前記電圧計測器から電圧を取得し、
前記調整部は、何れかの電圧計測器について前記計時部が計時した時間が前記動作時限より長い場合に電圧を調整する
請求項1に記載の電圧調整装置。
【請求項3】
前記取得部が取得した電圧が前記不感帯領域を上回る電圧計測器と下回る電圧計測器が混在する場合、前記計時部は、どの電圧計測器についても時間を計時しない
請求項2に記載の電圧調整装置。
【請求項4】
前記取得部が取得した電圧が前記不感帯領域を上回る電圧計測器と下回る電圧計測器が混在する場合、前記計時部は、前記取得部が取得した電圧が前記不感帯領域を逸脱する電圧計測器のうち、予め設定された優先度が最も高い電圧計測器について時間を計時する請求項2に記載の電圧調整装置。
【請求項5】
前記取得部が取得した電圧が前記不感帯領域を逸脱する電圧計測器について前記不感帯領域の逸脱方向及び逸脱量を保持する保持部を更に備え、
前記調整部は、前記保持部が保持した逸脱方向別に、前記保持部が保持した逸脱量の総和を算出し、算出したそれぞれの総和の差分の符号及び大きさに基づいて電圧を調整する
請求項2に記載の電圧調整装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自身より下流側の配電線の電圧に基づいて配電線の電圧を調整する電圧調整装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
電力系統の配電線は、変電所からの亘長が伸びるほど線路電圧降下が大きくなるため、亘長の長さに応じてSVR(=Step Voltage Regulator )等の電圧調整機器が複数設置される。電圧調整機器は、例えば、負荷中心点における線路電圧降下の推定結果に基づく整定値に応じて変圧器のタップを切り換えるLDC(=Line Voltage. Drop Compensator )機能を備えている。
【0003】
一方、近年の地球環境問題を背景に、太陽光発電(PV=Photo Voltaic)に代表される分散型電源が幅広く導入されている。分散型電源が配電線上に点在して接続されている場合、その発電量が天候の影響を受けるため、配電線における電圧及び電流の大きさ並びに電流の位相が大きく変動する。
【0004】
また、配電線上に容量負荷やリアクタンス負荷が多数接続されている場合、線路電圧降下は非線形性が強くなり、場合によっては電圧最小地点が末端よりも変電所側に近い位置になることがある。このように、分散型電源によって系統電圧が日々大きく変動し、変動の態様が多様化すると、電圧調整機器の整定値が適正ではなくなり、不必要な電圧調整が頻発する可能性がある。
【0005】
これに対し、特許文献1には、所定時間帯内における日射量及び配電系統内の子局から得た電圧、電流等の情報に基づいて整定値であるインピーダンスを求め、これを整定値としてタップを調整する電圧調整装置が開示されている。また、特許文献2には、配電系統に設置されたセンサから送られた電流、力率、電力、電圧等の計測データと自身で計測した計測データとに基づいて整定パラメータを決定する電圧自動調整器が開示されている。
【0006】
一方、特許文献3には、配電線上の複数地点で電圧計測を繰り返し、電圧の適正範囲から1箇所でも逸脱した場合、逸脱が最大となる計測地点に最も近い位置の電圧制御機器を作動させる電圧制御システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2019-126229号公報
特開2010-220283号公報
特開2007-330067号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1又は2に開示された技術によれば、システム構成が複雑であり、整定値の演算が煩雑になるという問題があった。また、特許文献3に開示された技術によれば、複数の電圧制御機器を統括的に制御する制御装置が必要となる。
【0009】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、整定値の演算によらずに配電線の電圧を適正に且つ自律的に調整することが可能な電圧調整装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る電圧調整装置は、電力系統の配電線の電圧を調整する電圧調整装置であって、自身より前記配電線の下流側に位置し、且つ、自身と隣接する他の電圧調整装置又は前記配電線の所定位置との間に位置する電圧計測器から前記配電線の電圧を取得する取得部と、該取得部が取得した電圧が予め設定された不感帯領域を逸脱した時間を計時する計時部と、該計時部が計時した時間が予め設定された動作時限より長い場合、前記取得部が取得した電圧が前記不感帯領域を上回ったか又は下回ったかに応じて前記配電線の電圧を降圧又は昇圧するように調整する調整部とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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