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公開番号2022114869
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-08-08
出願番号2021011328
出願日2021-01-27
発明の名称液晶ポリマー
出願人上野製薬株式会社
代理人個人,個人
主分類C08G 63/60 20060101AFI20220801BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】本発明は、Izod衝撃強度などの機械強度が改善された液晶ポリマーを提供することを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、4-ヒドロキシ安息香酸に由来する構成単位(A)、6-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸に由来する構成単位(B)、芳香族ジオールおよび/または芳香族ジカルボン酸に由来する構成単位(C)、および式(1)
HOOC-(CH2)n-COOH ・・・式(1)
[式中、nは4~18の整数である]で表される化合物ならびにそれらの反応性誘導体からなる群から選択される1種以上の重合性化合物に由来する構成単位(D)を含む液晶ポリマーであって、液晶ポリマーを構成する全構成単位100モル%に対して、構成単位(A)が15~40モル%、構成単位(B)が60~85モル%、構成単位(C)が0.01~5モル%、および構成単位(D)が0.01~5モル%であり、構成単位(C)と構成単位(D)の合計が0.02~7モル%である、液晶ポリマーに関する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
4-ヒドロキシ安息香酸に由来する構成単位(A)、
6-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸に由来する構成単位(B)、
芳香族ジオールおよび/または芳香族ジカルボン酸に由来する構成単位(C)、および
式(1)
HOOC-(CH



-COOH ・・・式(1)
[式中、nは4~18の整数である]
で表される化合物ならびにそれらの反応性誘導体からなる群から選択される1種以上の重合性化合物に由来する構成単位(D)
を含む液晶ポリマーであって、
液晶ポリマーを構成する全構成単位100モル%に対して、
構成単位(A)が15~40モル%、
構成単位(B)が60~85モル%、
構成単位(C)が0.01~5モル%、および
構成単位(D)が0.01~5モル%であり、
構成単位(C)と構成単位(D)の合計が0.02~7モル%である、
液晶ポリマー。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
式(1)で表される化合物は、式(2)
HOOC-(CH



-COOH ・・・式(2)
で表される化合物である、請求項1に記載の液晶ポリマー。
【請求項3】
芳香族ジオールは、ハイドロキノンおよび4,4’-ジヒドロキシビフェニルからなる群から選択される1種以上である、請求項1または2に記載の液晶ポリマー。
【請求項4】
芳香族ジカルボン酸は、テレフタル酸、イソフタル酸および2,6-ナフタレンジカルボン酸からなる群から選択される1種以上である、請求項1~3のいずれかに記載の液晶ポリマー。
【請求項5】
構成単位(C)および構成単位(D)のモル比(C/D)は0.1~10である、請求項1~4のいずれかに記載の液晶ポリマー。
【請求項6】
Izod衝撃強度は200J/m以上である、請求項1~5のいずれかに記載の液晶ポリマー。
【請求項7】
請求項1~6のいずれかに記載の液晶ポリマーと無機または有機充填材とを含む液晶ポリマー組成物。
【請求項8】
請求項1~6のいずれかに記載の液晶ポリマーまたは請求項7に記載の液晶ポリマー組成物を加工してなる、成形品、フィルムまたは繊維からなる物品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、機械強度に優れた液晶ポリマーに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
液晶ポリマーは、耐熱性、剛性等の機械物性、耐薬品性、寸法精度等に優れているため、成形品用途のみならず、繊維やフィルムといった各種用途にその使用が拡大しつつある。特に電気・電子部品の高集積度化、小型化、薄肉化、低背化等が急速に進んでおり0.5mm以下の非常に薄い肉厚部が形成されるケースが多く、液晶ポリマーの優れた成形性、すなわち、流動性が良好であり、かつバリが出ないという他のポリマーにない特徴を活かして、その使用量が大幅に増大している。
【0003】
近年、高度情報化社会の発展とともに、パーソナル・コンピューターや携帯電話等の情報・通信分野において、情報通信機器の伝送情報量および伝達速度の爆発的な増加に伴い、マイクロ波およびミリ波の高周波領域において適応できる高性能な高周波用電子部品のニーズがより強くなってきている。
【0004】
一方、情報処理等に伴う高周波・大容量の電気信号の送受信等により、電子回路基板は発熱する傾向にあるが、発熱に伴う消費電力量は無視できないものとなりつつある。
【0005】
一般に電子回路基板の成形材料の誘電正接が小さいほど発熱量が減少し、発熱に伴う消費電力量を抑えることができる。この点に着目した例として、低誘電正接の成形材料として液晶性芳香族ポリエステルを用いることが知られている。例えば、特許文献1には、p-ヒドロキシ安息香酸に由来する構造単位と6-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸に由来する構造単位とからなり、p-ヒドロキシ安息香酸に由来する構造単位の含有割合がおよそ20~35モル%の組成を有する液晶性芳香族ポリエステルが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第4363057号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載の液晶性芳香族ポリエステルは、機械強度、特にIzod衝撃強度に劣るものであり、機械的強度については更なる改善が求められている。
【0008】
本発明の目的は、Izod衝撃強度などの機械強度が改善された液晶ポリマーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者等は、上記課題に鑑み、鋭意検討した結果、特定の構造を有する脂肪族ジカルボン酸成分を他の重合性単量体と共重合させることによって、機械強度が向上した成形品等を形成し得る液晶ポリマーが得られることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0010】
すなわち本発明は、以下の好適な態様を包含する。
〔1〕4-ヒドロキシ安息香酸に由来する構成単位(A)、6-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸に由来する構成単位(B) 芳香族ジオールおよび/または芳香族ジカルボン酸に由来する構成単位(C)、および式(1)
HOOC-(CH



-COOH ・・・式(1)
[式中、nは4~18の整数である]
で表される化合物ならびにそれらの反応性誘導体からなる群から選択される1種以上の重合性化合物に由来する構成単位(D)を含む液晶ポリマーであって、
液晶ポリマーを構成する全構成単位100モル%に対して、構成単位(A)が15~40モル%、構成単位(B)が60~85モル%、構成単位(C)が0.01~5モル%、および構成単位(D)が0.01~5モル%であり、構成単位(C)と構成単位(D)の合計が0.02~7モル%である、液晶ポリマー。
〔2〕式(1)で表される化合物は、式(2)
HOOC-(CH



-COOH ・・・式(2)
で表される化合物である、〔1〕に記載の液晶ポリマー。
〔3〕芳香族ジオールは、ハイドロキノンおよび4,4’-ジヒドロキシビフェニルからなる群から選択される1種以上である、〔1〕または〔2〕に記載の液晶ポリマー。
〔4〕芳香族ジカルボン酸は、テレフタル酸、イソフタル酸および2,6-ナフタレンジカルボン酸からなる群から選択される1種以上である、〔1〕~〔3〕のいずれかに記載の液晶ポリマー。
〔5〕構成単位(C)および構成単位(D)のモル比(C/D)は0.1~10である、〔1〕~〔4〕のいずれかに記載の液晶ポリマー。
〔6〕Izod衝撃強度は200J/m以上である、〔1〕~〔5〕のいずれかに記載の液晶ポリマー。
〔7〕〔1〕~〔6〕のいずれかに記載の液晶ポリマーと無機または有機充填材とを含む液晶ポリマー組成物。
〔8〕〔1〕~〔6〕のいずれかに記載の液晶ポリマーまたは〔7〕に記載の液晶ポリマー組成物を加工してなる、成形品、フィルムまたは繊維からなる物品。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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