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公開番号2022114445
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-08-05
出願番号2022000566
出願日2022-01-05
発明の名称糸加工設備
出願人TMTマシナリー株式会社
代理人特許業務法人梶・須原特許事務所
主分類B65H 63/00 20060101AFI20220729BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】生産管理を飛躍的に高度化しうる新たな糸加工設備を提供する。
【解決手段】糸加工設備100の情報管理部110は、糸Yの解舒が開始される前の給糸パッケージPsに含まれる糸Yの初期量に関する初期量情報と、給糸パッケージPsから単位時間あたり解舒される糸Yの量に関する解舒単位量情報と、給糸パッケージPsから糸Yの解舒が開始された解舒開始時刻に関する解舒開始時刻情報と、を取得可能である。これらの情報を用いた演算によって、例えば給糸パッケージPsからの糸Yの解舒が終了するタイミングを正確に予測したり、糸Yの解舒の進行度を常時推定したりすることが可能になる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
糸をそれぞれ供給可能に構成された1以上の給糸パッケージ保持部、を含む給糸部と、前記給糸部から供給された1以上の糸を加工するように構成された加工部と、前記加工部によって加工された1以上の糸をそれぞれ巻取ボビンに巻き取って巻取パッケージを形成する巻取部と、を有する糸加工機と、
前記糸加工機に関する情報を管理するように構成された情報管理部と、を備える糸加工設備であって、
前記1以上の給糸パッケージ保持部の各々は、
複数の給糸パッケージが着脱されることが可能に構成され、且つ、ある給糸パッケージに含まれる糸の終端部と当該ある給糸パッケージの次に糸が解舒される別の給糸パッケージに含まれる糸の始端部とが接続されている場合に糸を途切れずに供給可能に構成され、
前記情報管理部は、
糸の解舒が開始される前の給糸パッケージに含まれる糸の初期量に関する初期量情報と、
給糸パッケージから単位時間あたり解舒される糸の量に関する解舒単位量情報と、
給糸パッケージから糸の解舒が開始された解舒開始時刻に関する解舒開始時刻情報と、を取得可能であることを特徴とする糸加工設備。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
前記情報管理部は、
前記初期量情報として、給糸パッケージに含まれる糸の初期重量及び繊度の情報を取得し、且つ、
前記解舒単位量情報として、給糸パッケージから単位時間あたり解舒される糸の長さである解舒速度の情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の糸加工設備。
【請求項3】
前記情報管理部は、
少なくとも前記初期量情報と前記解舒単位量情報と前記解舒開始時刻情報とを用いた演算により、
給糸パッケージからの糸の解舒が終了する予測解舒終了時刻に関する予測解舒終了時刻情報と、
任意の基準時刻において給糸パッケージから糸を解舒可能な残時間に関する残時間情報と、
前記基準時刻において給糸パッケージに含まれる糸の残量に関する残量情報と、のうち少なくとも1つを取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の糸加工設備。
【請求項4】
前記情報管理部は、
前記1以上の給糸パッケージ保持部に含まれる所定の給糸パッケージ保持部に装着されている全ての給糸パッケージに係る前記残時間情報に基づき、前記所定の給糸パッケージ保持部に装着されている前記全ての給糸パッケージが空になる予測原糸消失時刻の情報を取得することを特徴とする請求項3に記載の糸加工設備。
【請求項5】
前記給糸部に新たな給糸パッケージを搬送し、糸が解舒され終わった空の給糸パッケージと前記新たな給糸パッケージとを交換する給糸パッケージ交換作業を行うように構成された給糸パッケージ搬送装置を備え、
前記情報管理部は、前記所定の給糸パッケージ保持部に係る前記予測原糸消失時刻までに、前記所定の給糸パッケージ保持部における前記給糸パッケージ交換作業が完了するように、前記給糸パッケージ搬送装置の動作を管理することを特徴とする請求項4に記載の糸加工設備。
【請求項6】
前記給糸部は、前記1以上の給糸パッケージ保持部として複数の給糸パッケージ保持部を有し、
前記給糸パッケージ搬送装置は、前記複数の給糸パッケージ保持部に対して前記給糸パッケージ交換作業を行うことが可能に構成され、
前記情報管理部は、
前記複数の給糸パッケージ保持部のそれぞれに係る前記予測原糸消失時刻までに、前記複数の給糸パッケージ保持部のそれぞれにおける前記給糸パッケージ交換作業が完了するように、前記給糸パッケージ搬送装置の動作を管理することを特徴とする請求項5に記載の糸加工設備。
【請求項7】
情報を出力可能に構成された第1出力部と、
前記第1出力部を制御するように構成された第1出力制御部と、を備え、
前記第1出力制御部は、前記予測原糸消失時刻よりも所定時間前の交換報知時刻に、前記所定の給糸パッケージ保持部における給糸パッケージの交換をオペレータに促すための情報を前記第1出力部に出力させることを特徴とする請求項4に記載の糸加工設備。
【請求項8】
所定給糸パッケージに含まれる糸の終端部と、前記所定給糸パッケージの次に糸が解舒される予備給糸パッケージに含まれる糸の始端部とが接続されているか否かに関する情報を取得可能に構成された接続情報取得部と、
情報を出力可能に構成された第2出力部と、
前記第2出力部を制御するように構成された第2出力制御部と、を備え、
前記第2出力制御部は、前記接続情報取得部によって取得された情報に基づき、前記始端部と前記終端部とが接続されていない状態で前記所定給糸パッケージに係る前記残時間が所定時間以下に減少したとき、前記始端部と前記終端部との接続作業を促すための情報を前記第2出力部に出力させることを特徴とする請求項3~7のいずれかに記載の糸加工設備。
【請求項9】
前記情報管理部は、
所定の巻取ボビンへの糸の巻き取りが開始される巻取開始時刻の情報と、
前記所定の巻取ボビンへの糸の巻き取りが終了する予定巻取終了時刻、前記所定の巻取ボビンに巻き取られる予定巻取量、及び前記所定の巻取ボビンへの糸の巻き取りが行われる予定巻取時間のうち少なくとも1つに関する情報と、を取得可能であり、
前記巻取開始時刻と前記予定巻取終了時刻との間に前記予測解舒終了時刻が存在する場合、前記巻取開始時刻において糸が解舒されている給糸パッケージに係る前記残量が前記予定巻取量よりも少ない場合、又は、前記巻取開始時刻において糸が解舒されている給糸パッケージに係る前記残時間が前記予定巻取時間よりも短い場合に、前記所定の巻取ボビンに糸が巻き取られて形成される所定の巻取パッケージに、前記始端部と前記終端部とが接続されて形成された糸接続部分が混入すると予測することを特徴とする請求項3~8のいずれかに記載の糸加工設備。
【請求項10】
前記情報管理部は、前記所定の巻取パッケージに前記糸接続部分が混入すると予測されるタイミングに応じて、前記所定の巻取ボビンに対する糸の巻取処理の終了のタイミングを管理することを特徴とする請求項9に記載の糸加工設備。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、糸加工設備に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、給糸ボビンに糸が巻かれて形成された給糸パッケージ(特許文献1では供給ボビンと記載されている)から解舒された糸を加工して巻取ボビンに巻き取り、巻成体(巻取パッケージ)を形成する装置(糸加工設備)が開示されている。糸加工設備は、1つの巻取ボビンに対応して2つの給糸パッケージを支持可能に構成されている。このような糸加工設備においては、2つの給糸パッケージのうち一方に含まれる糸の終端部と他方に含まれる糸の始端部とが結節されている(接続されている)場合に、上記一方が空になった後に上記他方から糸を途切れずに供給することが可能である。具体的には、上記一方の給糸パッケージからの糸の供給が終了した直後、2本の糸の結節部分(糸接続部分)が引っ張られることにより、上記他方の給糸パッケージから糸が解舒され始める。これにより、糸が途切れることなく供給される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2003-526584号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
糸加工分野では、従来から、生産性の向上及び製品の品質向上等のために様々な改良が図られてきた。本願発明者は、従来にない新たな付加価値を備えた糸加工設備を開発すべく、鋭意研究を重ねている。
【0005】
本発明の目的は、生産管理を飛躍的に高度化しうる新たな糸加工設備を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の発明の糸加工設備は、糸をそれぞれ供給可能に構成された1以上の給糸パッケージ保持部、を含む給糸部と、前記給糸部から供給された1以上の糸を加工するように構成された加工部と、前記加工部によって加工された1以上の糸をそれぞれ巻取ボビンに巻き取って巻取パッケージを形成する巻取部と、を有する糸加工機と、前記糸加工機に関する情報を管理するように構成された情報管理部と、を備える糸加工設備であって、前記1以上の給糸パッケージ保持部の各々は、複数の給糸パッケージが着脱されることが可能に構成され、且つ、ある給糸パッケージに含まれる糸の終端部と当該ある給糸パッケージの次に糸が解舒される別の給糸パッケージに含まれる糸の始端部とが接続されている場合に糸を途切れずに供給可能に構成され、前記情報管理部は、糸の解舒が開始される前の給糸パッケージに含まれる糸の初期量に関する初期量情報と、給糸パッケージから単位時間あたり解舒される糸の量に関する解舒単位量情報と、給糸パッケージから糸の解舒が開始された解舒開始時刻に関する解舒開始時刻情報と、を取得可能であることを特徴とする。
【0007】
初期量情報、解舒単位量情報及び解舒開始時刻情報が取得されると、これらの情報を用いた演算によって、例えば給糸パッケージからの糸の解舒が終了するタイミングを正確に予測したり、糸の解舒の進行度を常時推定したりすることが可能になる。ここで、初期量情報は、例えば給糸パッケージが給糸部に装着されるときに知ることができる。解舒単位量情報は、糸加工設備の動作設定時に知ることができる。解舒開始時刻情報は、例えば、糸が解舒されている給糸パッケージの切り替わりをセンサ等で検知することにより知ることができる。或いは、ある給糸パッケージに関する解舒開始時刻情報が分かっている場合、当該ある給糸パッケージに関する初期量情報と解舒単位量情報と解舒開始時刻情報とを利用して、次に糸が解舒される給糸パッケージに関する解舒開始時刻情報を演算により推定することもできる。したがって、生産管理を飛躍的に高度化しうる新たな糸加工設備を提供できる。なお、初期量情報を取得するために、例えば、給糸パッケージの重量を測定する重量センサを給糸部毎に設けることも考えられるが、その場合は設備のコストが増大する問題がある。本発明では、そのようなコスト増大を回避することもできる。
【0008】
第2の発明の糸加工設備は、前記第1の発明において、前記情報管理部は、前記初期量情報として、給糸パッケージに含まれる糸の初期重量及び繊度の情報を取得し、且つ、前記解舒単位量情報として、給糸パッケージから単位時間あたり解舒される糸の長さである解舒速度の情報を取得することを特徴とする。
【0009】
一般的に、給糸パッケージの初期重量の情報は、設定或いは測定により予め容易に取得可能であるため、初期量情報として扱いやすい。同様に、解舒速度の情報も、予め容易に取得可能であるため、解舒単位量情報として扱いやすい。但し、初期重量は質量の次元を有するのに対し、解舒速度は長さの次元を有する。この場合、初期重量、解舒速度及び解舒開始時刻のみに基づいて時間及び/又は残量に関する演算を行おうとしても、単位を整合させることができない。この点、本発明では、初期量情報として、予め取得可能な繊度(単位長あたりの重量)の情報が取得される。これにより、時間及び/又は残量に関する演算の際に、単位を容易に整合させることができる。このように、取得しやすく且つ単位を整合可能な情報を種々の演算に利用できる。
【0010】
第3の発明の糸加工設備は、前記第1又は第2の発明において、前記情報管理部は、少なくとも前記初期量情報と前記解舒単位量情報と前記解舒開始時刻情報とを用いた演算により、給糸パッケージからの糸の解舒が終了する予測解舒終了時刻に関する予測解舒終了時刻情報と、任意の基準時刻において給糸パッケージから糸を解舒可能な残時間に関する残時間情報と、前記基準時刻において給糸パッケージに含まれる糸の残量に関する残量情報と、のうち少なくとも1つを取得することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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