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公開番号2022114432
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-08-05
出願番号2021186246
出願日2021-11-16
発明の名称湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物、硬化物及び積層体
出願人DIC株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類C08G 18/30 20060101AFI20220729BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】本発明は、湿気硬化後も透明性を確保しつつ発泡を抑制し、さらにPET基材への接着性を発揮することのできる湿気硬化型ポリウレタンホットメルト接着剤の提供を課題とする。
【解決手段】本発明の湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物は、イソシアネート基を有するポリウレタン樹脂を含み、前記ポリウレタン樹脂が、ポリオール(A)とポリイソシアネート(B)との反応物であり、前記ポリオール(A)が、脂環式ポリエステルポリオール(a1)、長鎖脂肪族ポリエステルポリオール(a2)及び液状ポリエステルポリール(a3)を含むものであり、前記脂環式ポリエステルポリオール(a1)、前記長鎖脂肪族ポリエステルポリオール(a2)、及び、前記液状ポリエステルポリオール(a3)の含有率が、前記ポリオール(A)中特定の範囲である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
イソシアネート基を有するポリウレタン樹脂を含む湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物であって、
前記ポリウレタン樹脂が、ポリオール(A)とポリイソシアネート(B)との反応物であり、
前記ポリオール(A)が、脂環式ポリエステルポリオール(a1)、長鎖脂肪族ポリエステルポリオール(a2)及び液状ポリエステルポリール(a3)を含むものであり、
前記脂環式ポリエステルポリオール(a1)の含有率が、前記ポリオール(A)中、20質量%以上であり、
前記長鎖脂肪族ポリエステルポリオール(a2)の含有率が、前記ポリール(A)中、15質量%以上であり、
前記液状ポリエステルポリオール(a3)の含有率が、前記ポリオール(A)中、15質量%以上である湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
以下の方法により測定したヘイズ値が、20未満である請求項1記載の湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物。
[ヘイズ値の測定方法]
湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物を120℃で1時間溶融し、離型層上に0.1mmの厚さとなるように塗布する。得られた塗布層を温度23度、湿度50%の環境下で96時間保持し、硬化物を得る。硬化物のヘイズ値をJIS K 7136に準拠して測定する。
【請求項3】
請求項1又は2記載の湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物の硬化物。
【請求項4】
請求項3記載の硬化物を有する積層体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物、硬化物及び積層体に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
ホットメルト接着剤は、高い初期接着性及び最終強度を有することから、様々な建築材料用途を始め、化粧板、自動車内装材、衣料など様々な分野で活用されている。反応性ホットメルト接着剤としては、その主剤であるウレタンプレポリマーが有するイソシアネート基の湿気硬化により、最終的な強度を発現する湿気硬化型ポリウレタンホットメルト接着剤に加え、オレフィン系ホットメルト接着剤、ポリエステル系ホットメルト接着剤等が知られている。近年、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムのように、透明性の高い材料を基材に貼り付けた高級感のある建築材料の需要が高まっている。
【0003】
こうした透明性の高いホットメルト接着剤としては、例えば、エチレン-プロピレンコポリマー、水添ロジン系粘着付与樹脂、それ以外の水添粘着付与樹脂及び酸変性オレフィンを含むホットメルト接着剤(特許文献1参照)、多価カルボン酸成分と多価アルコール成分からなる結晶性ポリエステル樹脂であって、多価カルボン酸成分としてテレフタル酸を含み、多価アルコール成分としてエチレングリコール、1,4-ブタンジオール、ポリアルキレングリコール、ジエチレングリコールを含む結晶性ポリエステル樹脂(特許文献2参照)、エチレン-プロピレンコポリマー、水添粘着付与樹脂、融点120~160℃のワックスを含むホットメルト接着剤(特許文献3参照)、多価カルボン酸成分と多価アルコール成分を共重合成分とし、多価カルボン酸成分として、炭素数8~14の芳香族ジカルボン酸と炭素数6以上の脂肪族ジカルボン酸を含み、さらに炭素数6以上の脂肪族カルボン酸金属塩を含むポリエステル樹脂が知られている(特許文献4参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-2283号公報
特開2019-127581号公報
特開2018-154694号公報
特開2015-108113号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、こうした用途に反応性ホットメルト(RHM)を用いる場合、樹脂自体の高い透明性、さらに、湿気硬化時のRHM中の発泡抑制が要求される。本発明者らの検討によれば、発泡を抑制するためには、結晶性成分を原料として用いることが有効であるが、得られる硬化物において、結晶性成分が結晶化することで白濁し、透明性が低下するとの問題がある。
【0006】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、湿気硬化後も透明性を確保しつつ発泡を抑制し、さらにPET基材への接着性を発揮することのできる湿気硬化型ポリウレタンホットメルト接着剤の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、鋭意検討するなかで、脂環式ポリエステルポリオールと結晶性成分と、液状ポリエステルとを組み合わせることを想起した。脂環式ポリエステルポリオールは、通常、PET基材との密着性は期待されないが、これらを特定の割合で組み合わせることで、透明性とを維持しつつ発泡を抑制し、さらにPET基材との密着性をも確保できることを見出し、本発明を完成した。
【0008】
すなわち、本発明は、以下の発明を含む。
[1]イソシアネート基を有するポリウレタン樹脂を含む湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物であって、前記ポリウレタン樹脂が、ポリオール(A)とポリイソシアネート(B)との反応物であり、前記ポリオール(A)が、脂環式ポリエステルポリオール(a1)、長鎖脂肪族ポリエステルポリオール(a2)及び液状ポリエステルポリール(a3)を含むものであり、前記脂環式ポリエステルポリオール(a1)の含有率が、前記ポリオール(A)中、20質量%以上であり、前記長鎖脂肪族ポリエステルポリオール(a2)の含有率が、前記ポリール(A)中、15質量%以上であり、前記液状ポリエステルポリオール(a3)の含有率が、前記ポリオール(A)中、15質量%以上である湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物。
[2]以下の方法により測定したヘイズ値が、20未満である[1]記載の湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物。
[ヘイズ値の測定方法]
湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物を120℃で1時間溶融し、離型層上に0.1mmの厚さとなるように塗布する。得られた塗布層を温度23度、湿度50%の環境下で96時間保持し、硬化物を得る。硬化物のヘイズ値をJIS K 7136に準拠して測定する。
[3][1]又は[2]記載の湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物の硬化物。
[4][3]記載の硬化物を有する積層体。
【発明の効果】
【0009】
本発明の湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物は、湿気硬化後も透明性を確保しつつ、発泡を抑制し、さらにPET基材への接着性を発揮することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物は、イソシアネート基を有するポリウレタン樹脂を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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