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公開番号2022114429
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-08-05
出願番号2021175363
出願日2021-10-27
発明の名称グリセリルエーテルエポキシ樹脂及び製造方法
出願人ツィンファ ユニバーシティ,鴻海精密工業股ふん有限公司,HON HAI PRECISION INDUSTRY CO.,LTD.
代理人特許業務法人SBPJ国際特許事務所
主分類C08G 59/50 20060101AFI20220729BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】酸化安定性に優れるグリセリルエーテルエポキシ樹脂及びその製造方法を提供する。
【解決手段】グリセリルエーテルエポキシ樹脂は、エテロキシ基を含み、グリセリルエーテルポリマー及びポリアミン化合物が開環反応をすることによって得られた架橋ポリマーである。前記グリセリルエーテルポリマーは、グリシジルエーテルポリマーであり、該グリシジルエーテルポリマーは、少なくとも2つのエポキシ基を含み、前記ポリアミン化合物は、少なくとも2つのアミン基を含み、前記架橋ポリマーは、三次元ネットワーク構造であり、主鎖と複数のヒドロキシル基を含み、該架橋ポリマーにおける複数のヒドロキシル基は、前記架橋ポリマーの主鎖に位置し、且つ前記グリセリルエーテルポリマーのエポキシ基は、前記架橋ポリマーの主鎖に位置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
グリセリルエーテルエポキシ樹脂は、エテロキシ基を含み、グリセリルエーテルポリマー及びポリアミン化合物が開環反応をすることによって得られた架橋ポリマーであり、前記グリセリルエーテルポリマーは、グリシジルエーテルポリマーであり、該グリシジルエーテルポリマーは、少なくとも2つのエポキシ基を含み、前記ポリアミン化合物は、少なくとも2つのアミン基を含み、前記架橋ポリマーは、三次元ネットワーク構造であり、主鎖と複数のヒドロキシル基を含み、該架橋ポリマーにおける複数のヒドロキシル基は、前記架橋ポリマーの主鎖に位置し、且つ前記グリセリルエーテルポリマーのエポキシ基は、前記架橋ポリマーの主鎖に位置することを特徴とするグリセリルエーテルエポキシ樹脂。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記グリセリルエーテルポリマーは、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテルであり、前記ポリアミン化合物は、ポリエーテルアミンであることを特徴とする請求項1に記載のグリセリルエーテルエポキシ樹脂。
【請求項3】
前記グリセリルエーテルポリマーの分子量は、200~600であり、前記ポリエーテルアミンの分子量は、1500~3000であることを特徴とする請求項2に記載のグリセリルエーテルエポキシ樹脂。
【請求項4】
グリセリルエーテルポリマー及びポリアミン化合物を提供し、前記グリセリルエーテルポリマーは、グリシジルエーテルポリマーであり、該グリシジルエーテルポリマーが少なくとも2つのエポキシ基を含み、前記ポリアミン化合物は、少なくとも2つのアミン基を含む第一ステップと、
前記グリセリルエーテルポリマーと前記ポリアミン化合物を混合し、前駆体を形成する第二ステップと、
基板の表面に前記前駆体をコーティングする第三ステップと、
前記表面に前記前駆体がコーティングされた基板を加熱し、加熱温度のもとで一定時間維持して、グリセリルエーテルエポキシ樹脂を得、該グリセリルエーテルエポキシ樹脂がエテロキシ基を含む第四ステップと、
を含むグリセリルエーテルエポキシ樹脂の製造方法。
【請求項5】
前記グリセリルエーテルエポキシ樹脂は、架橋ポリエチレングリコールベースのエポキシ樹脂であり、該架橋ポリエチレングリコールベースのエポキシ樹脂の製造方法は、エポキシ当量とアミンの当量が等しいことに従って、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル及びポリエーテルアミンを準備し、前記ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル及び前記ポリエーテルアミンを質量比が2:5であることに従って混合し、55℃~60℃で12~48時間磁気的に攪拌し、前駆体を形成し、該前駆体をポリテトラフルオロビニル基板の表面にコーティングし、前記表面に前記前駆体がコーティングされたポリテトラフルオロビニル基板を80℃~90℃に加熱し、80℃~90℃で30~55時間保持し、架橋ポリエチレングリコールベースのエポキシ樹脂を生成することを特徴とする請求項4に記載のグリセリルエーテルエポキシ樹脂の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、グリセリルエーテルエポキシ樹脂及び製造方法に関し、特にグリセリルエーテルポリマー及びポリアミン化合物が反応をすることによって得られた架橋グリセリルエーテルエポキシ樹脂及び製造方法に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
メインフレームからウェアラブルデバイスへの情報端末の段階的な開発に伴い、フレキシブル電子デバイスの需要も増加する。フレキシブル電子デバイスの鍵となるフレキシブルエネルギー貯蔵デバイスは、ウェアラブル電子デバイスや埋め込み型医療デバイスなどの幅広いアプリケーションの見通しを持つエネルギー供給コンポーネントとして使用され、そのようなアプリケーションは増加する。他のエネルギー貯蔵デバイスと比較して、リチウムイオン電池(LIB)はより高い動作電圧とより高いエネルギー密度を持つので、リチウムイオン電池はフレキシブルエネルギー貯蔵デバイスにとって理想的な選択であると考えられる。
【0003】
エーテル酸素基を含むグリセリルエーテルエポキシ樹脂は、優れた柔軟性、可加工性、電極との完全な接触及びリチウムイオンを伝導する能力を備え、柔軟なリチウムイオン電池電解質の理想的な選択である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、エーテル酸素基を含む従来のグリセリルエーテルエポキシ樹脂は、酸化電位が比較的に低く、高電圧カソード材料に応用されると、深刻な分解を引き起こし、電池の出力電圧とエネルギー密度の増加に大きく影響する。従来の研究では、有機-無機混合及び共重合により、エーテル酸素基を含むグリセリルエーテルエポキシ樹脂の電解質の作動電圧を拡大する。しかしながら、エーテル酸素基を含むグリセリルエーテルエポキシ樹脂に固有の低い酸化安定性はまだ実質的に解決されていないので、高電圧カソードに適用することは依然として困難である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
これによって、本発明は、酸化安定性が優れるグリセリルエーテルエポキシ樹脂及び製造方法を提供する。
【0006】
グリセリルエーテルエポキシ樹脂は、エテロキシ基を含み、グリセリルエーテルポリマー及びポリアミン化合物が開環反応をすることによって得られた架橋ポリマーである。前記グリセリルエーテルポリマーは、グリシジルエーテルポリマーであり、該グリシジルエーテルポリマーは、少なくとも2つのエポキシ基を含み、前記ポリアミン化合物は、少なくとも2つのアミン基を含み、前記架橋ポリマーは、三次元ネットワーク構造であり、主鎖と複数のヒドロキシル基を含み、該架橋ポリマーにおける複数のヒドロキシル基は、前記架橋ポリマーの主鎖に位置し、且つ前記グリセリルエーテルポリマーのエポキシ基は、前記架橋ポリマーの主鎖に位置する。
【0007】
前記グリセリルエーテルポリマーは、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテルであり、前記ポリアミン化合物は、ポリエーテルアミンである。
【0008】
前記グリセリルエーテルポリマーの分子量は、200~600であり、前記ポリエーテルアミンの分子量は、1500~3000である。
【0009】
グリセリルエーテルエポキシ樹脂の製造方法は、グリセリルエーテルポリマー及びポリアミン化合物を提供し、前記グリセリルエーテルポリマーは、グリシジルエーテルポリマーであり、該グリシジルエーテルポリマーが少なくとも2つのエポキシ基を含み、前記ポリアミン化合物は、少なくとも2つのアミン基を含む第一ステップと、前記グリセリルエーテルポリマーと前記ポリアミン化合物を混合し、前駆体を形成する第二ステップと、基板の表面に前記前駆体をコーティングする第三ステップと、前記表面に前記前駆体がコーティングされた基板を加熱し、加熱温度のもとで一定時間維持して、グリセリルエーテルエポキシ樹脂を得、該グリセリルエーテルエポキシ樹脂がエテロキシ基を含む第四ステップと、を含む。
【0010】
前記グリセリルエーテルエポキシ樹脂は、架橋ポリエチレングリコールベースのエポキシ樹脂であり、該架橋ポリエチレングリコールベースのエポキシ樹脂の製造方法は、エポキシ当量とアミンの当量が等しいことに従って、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル及びポリエーテルアミンを準備し、前記ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル及び前記ポリエーテルアミンを質量比が2:5であることに従って混合し、55℃~60℃で12~48時間磁気的に攪拌し、前駆体を形成し、該前駆体をポリテトラフルオロビニル基板の表面にコーティングし、前記表面に前記前駆体がコーティングされたポリテトラフルオロビニル基板を80℃~90℃に加熱し、80℃~90℃で30~55時間保持し、架橋ポリエチレングリコールベースのエポキシ樹脂を生成する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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