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公開番号2022114427
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-08-05
出願番号2021175361
出願日2021-10-27
発明の名称電解質の酸化電位の測定方法
出願人ツィンファ ユニバーシティ,鴻海精密工業股ふん有限公司,HON HAI PRECISION INDUSTRY CO.,LTD.
代理人特許業務法人SBPJ国際特許事務所
主分類H01M 10/0565 20100101AFI20220729BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】測定時間がより短く、且つ正確さがより高い電解質の酸化電位の測定方法を提供する。
【解決手段】電解質の酸化電位の測定方法は、電解セルを形成するステップと、作用電極と補助電極との間に第一電圧U1を印加し、一定時間Δtの間保持するステップと、第一電圧U1が一定時間Δtの間連続的に印加された後、作用電極と補助電極との間に第二電圧U2=U1+ΔUを印加し、第二電圧U2を一定時間Δtの間保持するステップと、第二電圧U2が一定時間Δtの間連続的に印加された後、作用電極と補助電極との間に第三電圧U3=U2+ΔUを印加し、第三電圧U3を一定時間Δtの間保持し、同様にして、作用電極と補助電極との間に電圧Un=U(n-1)+ΔUを印加し、一定時間Δtの間保持し、nは4以上の整数であり、電解セルの電流と電位の経時変化曲線を得るステップと、当該経時変化曲線によって、電解質の酸化電位を取得するステップとを含む。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
電解質を提供し、該電解質、作用電極及び補助電極を組み立て、電解セルを形成する第一ステップと、
前記作用電極と前記補助電極との間に第一電圧U1を印加し、一定時間Δtの間保持する第二ステップと、
前記第一電圧U

が一定時間Δtの間連続的に印加された後、前記作用電極と前記補助電極との間に第二電圧U

を印加し、ここでU

= U

+ ΔUであり、且つ前記第二電圧U

を一定時間Δtの間保持する第三ステップと、
前記第二電圧U

が一定時間Δtの間連続的に印加された後、前記作用電極と前記補助電極との間に第三電圧U

を印加し、ここでU

= U

+ ΔUであり、前記第三電圧U

を一定時間Δtに保持し、同様にして、前記作用電極と前記補助電極との間に電圧U

= U(
n-1
) + ΔUを印加し、一定時間Δtの間保持し、ここで、nは4以上の整数であり、前記電解セルの電流と電位の経時変化曲線を得る第四ステップと、
前記電解セルの電流と電位の経時変化曲線によって、前記電解質の酸化電位を取得する第五ステップと、
を含むことを特徴とする電解質の酸化電位の測定方法。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記Δtの時間は150秒~300秒であることを特徴とする請求項1に記載の電解質の酸化電位の測定方法。
【請求項3】
前記ΔUの範囲は、0.01V~0.05Vであることを特徴とする請求項1に記載の電解質の酸化電位の測定方法。
【請求項4】
前記第五ステップでは、前記電解セルの電流と電位の経時変化曲線の始点及び終点にそれぞれ接線を引き、2つの前記接線の交点の対応する電圧は、電解質の酸化電位であることを特徴とする請求項1に記載の電解質の酸化電位の測定方法。
【請求項5】
前記電解質は、グリセリルエーテルエポキシ樹脂ゲル電解質であり、該グリセリルエーテルエポキシ樹脂ゲルは、グリセリルエーテルエポキシ樹脂及び電解質溶液を含み、
前記グリセリルエーテルエポキシ樹脂は、エテロキシ基を含み、グリセリルエーテルポリマー及びポリアミン化合物が開環反応をすることによって得られた架橋ポリマーであり、前記グリセリルエーテルポリマーは、グリシジルエーテルポリマーであり、該グリシジルエーテルポリマーは、少なくとも2つのエポキシ基を含み、前記ポリアミン化合物は、少なくとも2つのアミン基を含み、前記架橋ポリマーは、三次元ネットワーク構造であり、主鎖と複数のヒドロキシル基を含み、該架橋ポリマーにおける複数のヒドロキシル基は、架橋ポリマーの主鎖に位置し、且つ前記グリセリルエーテルポリマーのエポキシ基は、前記架橋ポリマーの主鎖に位置して、
前記電解質溶液は、リチウム塩及び非水溶媒を含み、前記リチウム塩は、前記グリセリルエーテルエポキシ樹脂の三次元ネットワーク構造に散在され、前記リチウム塩及び前記グリセリルエーテルエポキシ樹脂は、前記非水溶媒に分散されることを特徴とする請求1に記載の電解質の酸化電位の測定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電解質の酸化電位の測定方法に関し、特にリチウムイオン電池の電解質の酸化電位の測定方法に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
メインフレームからウェアラブルデバイスへの情報端末の段階的な開発に伴い、フレキシブル電子デバイスの需要も増加する。フレキシブル電子デバイスの鍵となるフレキシブルエネルギー貯蔵デバイスは、ウェアラブル電子デバイスや埋め込み型医療デバイスなどの幅広いアプリケーションの見通しを持つエネルギー供給コンポーネントとして使用され、そのようなアプリケーションは増加する。他のエネルギー貯蔵デバイスと比較して、リチウムイオン電池(LIB)はより高い動作電圧とより高いエネルギー密度を持つので、リチウムイオン電池はフレキシブルエネルギー貯蔵デバイスにとって理想的な選択であると考えられる。
【0003】
ポリマーは、優れた柔軟性、加工性、電極との完全な接触及びリチウムイオンを伝導する能力を備えるので、フレキシブルリチウムイオン電池の電解質の理想的な選択である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、ポリマーの導電性は良くなく、一般的に電気の悪い導電体である。ポリマーを電解質として使用する場合、従来の測定方法では、ポリマーの酸化電位を測定する時間が長く、正確さが低くなる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
これによって、本発明は、測定時間がより短く、且つ正確さがより高い電解質の酸化電位の測定方法を提供する。
【0006】
電解質の酸化電位の測定方法は、電解質を提供し、該電解質、作用電極及び補助電極を組み立て、電解セルを形成する第一ステップと、前記作用電極と前記補助電極との間に第一電圧U1を印加し、一定時間Δtの間保持する第二ステップと、前記第一電圧U

が一定時間Δtの間連続的に印加された後、前記作用電極と前記補助電極との間に第二電圧U

を印加し、ここでU

= U

+ ΔUであり、且つ前記第二電圧U

を一定時間Δt保持する第三ステップと、前記第二電圧U

が一定時間Δtの間連続的に印加された後、前記作用電極と前記補助電極との間に第三電圧U

を印加し、ここでU

= U

+ ΔUであり、前記第三電圧U

を一定時間Δtの間保持し、同様にして、前記作用電極と前記補助電極との間に電圧U

= U(
n-1
) + ΔUを印加し、一定時間Δtの間保持し、ここで、nは4以上の整数であり、前記電解セルの電流と電位の経時変化曲線を得る第四ステップと、前記電解セルの電流と電位の経時変化曲線によって、前記電解質の酸化電位を取得する第五ステップと、を含む。
【0007】
前記Δtの時間は150秒~300秒である。
【0008】
前記ΔUの範囲は、0.01V~0.05Vである。
【0009】
前記第五ステップでは、前記電解セルの電流と電位の経時変化曲線の始点及び終点にそれぞれ接線を引き、2つの前記接線の交点の対応する電圧は、電解質の酸化電位である。
【0010】
前記電解質は、グリセリルエーテルエポキシ樹脂ゲル電解質であり、該グリセリルエーテルエポキシ樹脂ゲルは、グリセリルエーテルエポキシ樹脂及び電解質溶液を含み、前記グリセリルエーテルエポキシ樹脂は、エテロキシ基を含み、グリセリルエーテルポリマー及びポリアミン化合物が開環反応をすることによって得られた架橋ポリマーであり、前記グリセリルエーテルポリマーは、グリシジルエーテルポリマーであり、該グリシジルエーテルポリマーは、少なくとも2つのエポキシ基を含み、前記ポリアミン化合物は、少なくとも2つのアミン基を含み、前記架橋ポリマーは、三次元ネットワーク構造であり、主鎖と複数のヒドロキシル基を含み、該架橋ポリマーにおける複数のヒドロキシル基は、架橋ポリマーの主鎖に位置し、且つ前記グリセリルエーテルポリマーのエポキシ基は、前記架橋ポリマーの主鎖に位置して、前記電解質溶液は、リチウム塩及び非水溶媒を含み、前記リチウム塩は、前記グリセリルエーテルエポキシ樹脂の三次元ネットワーク構造に散在され、前記リチウム塩及び前記グリセリルエーテルエポキシ樹脂は、前記非水溶媒に分散される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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