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公開番号2022114423
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-08-05
出願番号2021132127
出願日2021-08-16
発明の名称化粧品濃縮乳化マトリックス及びその調製方法と使用
出願人広東丸美生物技術股フン有限公司
代理人特許業務法人鷲田国際特許事務所
主分類A61K 8/34 20060101AFI20220729BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】汎用性が高く、調製された化粧品は、エモリエント効果が良好で安定性がよく、処方設計及び量産の効率を向上させる化粧品濃縮乳化マトリックス、ならびにその調製方法と使用を提供する。
【解決手段】ブタンジオール20~30重量部、グリセリン16~20重量部、エリトリトール1~3重量部、ベヘニルアルコール3~7重量部、ステアリルアルコール1.5~3.5重量部、エステル油3~7重量部、炭化水素5~10重量部、PEG-60 3~7重量部、ステアリン酸グリセリル1.5~3.5重量部、ポリジメチルシロキサン3~7重量部及び酢酸トコフェロール0.3~0.7重量部を含む、化粧品濃縮乳化マトリックスである。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ブタンジオール20~30重量部、グリセリン16~20重量部、エリトリトール1~3重量部、ベヘニルアルコール3~7重量部、ステアリルアルコール1.5~3.5重量部、エステル油3~7重量部、炭化水素5~10重量部、PEG-60 3~7重量部、ステアリン酸グリセリル1.5~3.5重量部、ポリジメチルシロキサン3~7重量部及び酢酸トコフェロール0.3~0.7重量部を含む、ことを特徴とする化粧品濃縮乳化マトリックス。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
ブタンジオール23~27重量部、グリセリン17~19重量部、エリトリトール1~1.5重量部、ベヘニルアルコール4~6重量部、ステアリルアルコール2~3重量部、エステル油4~6重量部、炭化水素7~8重量部、PEG-60 4~6重量部、ステアリン酸グリセリル2~3重量部、ポリジメチルシロキサン4~6重量部及び酢酸トコフェロール0.4~0.6重量部を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の化粧品濃縮乳化マトリックス。
【請求項3】
水をさらに含む、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の化粧品濃縮乳化マトリックス。
【請求項4】
前記エステル油は、ステアリン酸グリセリル、ミリスチン酸ミリスチル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、パルミチン酸エチルヘキシル、炭酸ジカプリリル、ヤシ脂肪酸デシル又はパルミチン酸セチルのいずれか1種又は少なくとも2種の組合せを含む、ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の化粧品濃縮乳化マトリックス。
【請求項5】
前記炭化水素は、スクアラン、イソドデカン又はイソヘキサデカンのいずれか1種又は少なくとも2種の組合せを含む、ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の化粧品濃縮乳化マトリックス。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか一項に記載の化粧品濃縮乳化マトリックスの調製方法であって、
ブタンジオール、グリセリン及びエリトリトールを混合して混合物Aを得て、ベヘニルアルコール、ステアリルアルコール、エステル油、炭化水素、水添ヒマシ油、ステアリン酸グリセリル、ポリジメチルシロキサン及び酢酸トコフェロールを混合して加熱し、混合物Bを得るステップ(1)と、
ステップ(1)で得られた混合物Aを混合物Bと混合して加熱してから冷却し、前記化粧品濃縮乳化マトリックスを得るステップ(2)とを含む、ことを特徴とする化粧品濃縮乳化マトリックスの調製方法。
【請求項7】
ステップ(1)に記載のブタンジオール、グリセリン及びエリトリトールを混合することは水と混合することをさらに含む、ことを特徴とする請求項6に記載の化粧品濃縮乳化マトリックスの調製方法。
【請求項8】
ステップ(1)において、温度が83~87℃となるまで加熱し、
好ましくは、ステップ(2)において、温度が83~87℃となるまで加熱する、ことを特徴とする請求項6又は7に記載の化粧品濃縮乳化マトリックスの調製方法。
【請求項9】
ブタンジオール、グリセリン、エリトリトール及び水を混合して混合物Aを得て、ベヘニルアルコール、ステアリルアルコール、エステル油、炭化水素、水添ヒマシ油、ステアリン酸グリセリル、ポリジメチルシロキサン及び酢酸トコフェロールを混合して83~87℃まで加熱し、混合物Bを得るステップ(1)と、
ステップ(1)で得られた混合物Aを混合物Bと混合して83~87℃まで加熱してから冷却し、前記化粧品濃縮乳化マトリックスを得るステップ(2)とを含む、ことを特徴とする請求項6~8のいずれか一項に記載の化粧品濃縮乳化マトリックスの調製方法。
【請求項10】
請求項1~5のいずれか一項に記載の化粧品濃縮乳化マトリックスの化粧品の調製における使用。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は化粧品の分野に属し、具体的には、化粧品濃縮乳化マトリックス及びその調製方法と使用に関し、特にエモリエント効果を有する化粧品濃縮乳化マトリックス及びその調製方法と使用に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に、化粧品の開発は、製品計画に基づいてそれぞれの処方と製造方法を決定し、且つそれに基づいて量産のデバイスを選択し、製造基準を決定する。現在、化粧品業界は大きく2種類に分かれている。1種は少数のカテゴリで量産されるクリーン・ケア化粧品(シャンプー、シャワージェルなど)であり、もう1種は多数のカテゴリで少量生産される化粧品(スキンケア製品、カラーメイクなど)である。多数のカテゴリで少量生産とは異なり、少数のカテゴリで量産の場合、一般的に全自動デバイスの製造を前提として処方と調製方法を開発し、多数のカテゴリで少量生産される製品は一般的に高価レベルにあり、且つ製品の要求が多様性を有するため、開発段階でコンセプト成分の選択とマトリックス処方の多様性を考慮してから設計処方を形成可能であり、その後、デバイスの選択などを考慮し、開発期間が比較的長い。また、カテゴリの数が多く、剤形が異なることが多いため、量産に必要なデバイスと製造時間も増加する。したがって、一般的な剤形(化粧水、乳液など)に適した高い汎用性を有するマトリックス処方を独自に開発してから、希釈して使用することは、処方設計及び量産の効率の向上に寄与する。
【0003】
CN111991268Aは、皮膚修復効果を有する化粧品マトリックスを開示しており、その成分は、オリゴペプチド-3 1~5重量部、トリペプチド-1 1~5重量部、マンニトール10~20重量部、トレハロース10~20重量部、デキストラン10~20重量部、助剤15~25重量部、残部の水を含み、この発明は、さらに上記した化粧品マトリックスの調製方法に関し、この発明は、また皮膚修復効果を有する化粧品に関し、この発明に係る皮膚修復効果を有する化粧品マトリックスは皮膚修復効果を有し、且つ化粧水、乳液、クリームなどの異なる化粧品に調製可能である。
【0004】
CN112006939Aは、肌の色を明るくする効果を有する化粧品マトリックスを開示しており、その成分は、ニコチンアミド1~5重量部、グルタチオン1~5重量部、デキストラン15~25重量部、マンニトール15~25重量部、トレハロース15~25重量部、助剤10~20重量部、残部の水を含み、この発明は、さらに上記した化粧品マトリックスの調製方法に関し、この発明は、また肌の色を明るくする効果を有する化粧品に関し、この発明に係る肌の色を明るくする効果を有する化粧品マトリックスは、肌に損傷を与えることなく、肌の色を明るくする効果を有し、さらに化粧水、乳液、クリームなどの異なる化粧品に調製可能である。
【0005】
現在、製品要求の多様性により、化粧品の開発期間が長いという問題を引き起こす。そのため、高い汎用性を有し、処方設計及び量産の効率を向上させる化粧品マトリックスを提供することは緊急の課題となっている。
【発明の概要】
【0006】
従来の技術の不足について、本発明の目的は、化粧品濃縮乳化マトリックス及びその調製方法と使用を提供し、特にエモリエント効果を有する化粧品濃縮乳化マトリックス及びその調製方法と使用を提供することにある。本発明に係る化粧品濃縮乳化マトリックスは、汎用性が高く、調製された化粧品は、エモリエント効果が良好で安定性がよく、処方設計及び量産の効率を向上させる。
【0007】
本発明の目的を達成するために、本発明は以下の技術案を講じた。
第1の態様では、本発明は化粧品濃縮乳化マトリックスを提供しており、前記化粧品濃縮乳化マトリックスは、ブタンジオール20~30重量部、グリセリン16~20重量部、エリトリトール1~3重量部、ベヘニルアルコール3~7重量部、ステアリルアルコール1.5~3.5重量部、エステル油3~7重量部、炭化水素5~10重量部、PEG-60(水添ヒマシ油)3~7重量部、ステアリン酸グリセリル1.5~3.5重量部、ポリジメチルシロキサン3~7重量部及び酢酸トコフェロール0.3~0.7重量部を含む。
【0008】
そのうち、ブタンジオールの重量部の数は20重量部、21重量部、22重量部、23重量部、24重量部、25重量部、26重量部、27重量部、28重量部、29重量部又は30重量部などであってもよく、グリセリンの重量部の数は16重量部、17重量部、18重量部、19重量部又は20重量部などであってもよく、エリトリトールの重量部の数は1重量部、1.5重量部、2重量部、2.5重量部又は3重量部などであってもよく、ベヘニルアルコールの重量部の数は3重量部、3.5重量部、4重量部、4.5重量部、5重量部、5.5重量部、6重量部、6.5重量部又は7重量部などであってもよく、ステアリルアルコールの重量部の数は1.5重量部、2重量部、2.5重量部、3重量部又は3.5重量部などであってもよく、エステル油の重量部の数は3重量部、3.5重量部、4重量部、4.5重量部、5重量部、5.5重量部、6重量部、6.5重量部又は7重量部などであってもよく、炭化水素の重量部の数は5重量部、6重量部、7重量部、8重量部、9重量部又は10重量部などであってもよく、PEG-60の重量部の数は3重量部、3.5重量部、4重量部、4.5重量部、5重量部、5.5重量部、6重量部、6.5重量部又は7重量部などであってもよく、ステアリン酸グリセリルの重量部の数は1.5重量部、2重量部、2.5重量部、3重量部又は3.5重量部などであってもよく、ポリジメチルシロキサンの重量部の数は3重量部、3.5重量部、4重量部、4.5重量部、5重量部、5.5重量部、6重量部、6.5重量部又は7重量部などであってもよく、酢酸トコフェロールの重量部の数は0.3重量部、0.4重量部、0.5重量部、0.6重量部又は0.7重量部などであってもよいが、以上に挙げられた数値に限定されず、上記数値の範囲内の他の挙げられていない数値も同様に適用可能である。
【0009】
上記特定の成分とその配合比の化粧品濃縮乳化マトリックスは、グリセリン、エステル油、PEG-60及びポリジメチルシロキサンを選択して複合調製することにより、顕著なエモリエント効果を果たし、化粧品乳化マトリックスの一般的な処方として汎用性が高く、処方設計及び量産の効率を向上させ、同時に、化粧品を調製する前に前記化粧品濃縮乳化マトリックスを調製することにより、化粧品原料の一部を事前に混合し、調製された化粧品の安定性を向上させることができる。
【0010】
グリセリンはグリセロールとも呼ばれ、柔軟剤、保湿剤、メイク落とし剤及び潤滑剤として使用できる。グリセリンは吸水効果を有し、保湿系スキンケア製品では、空気中の水分子を吸着して、覆われている角質層をしっとりと保持するように使用されることが多い。
(【0011】以降は省略されています)

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