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公開番号2022113485
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-08-04
出願番号2021009766
出願日2021-01-25
発明の名称紫外線照射装置
出願人旭化成株式会社
代理人個人,個人
主分類H01L 33/00 20100101AFI20220728BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 高湿度環境での使用に耐え得る防塵・防水・防滴性に優れた紫外線照射装置を提供すること。
【解決手段】 本発明は、所定のピーク波長を有する深紫外線を放射可能な少なくとも1つの紫外線発光素子と、前記少なくとも1つの紫外線発光素子を覆うように設けられ、前記少なくとも1つの紫外線発光素子から放射された前記深紫外線を所定の透過率で透過させるシリコーン樹脂材料からなる透光性カバーと、前記透光性カバーの位置を固定するように前記透光性カバーの少なくとも一部分に接合する所定の樹脂材料からなる封止部材とを備える紫外線照射装置である。前記透光性カバーと前記封止部材との接合面は、前記少なくとも1つの紫外線発光素子から放射された前記深紫外線の一部が照射されるように構成される。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
所定のピーク波長を有する深紫外線を放射可能な少なくとも1つの紫外線発光素子と、
前記少なくとも1つの紫外線発光素子を覆うように設けられ、前記少なくとも1つの紫外線発光素子から放射された前記深紫外線を所定の透過率で透過させるシリコーン樹脂材料からなる透光性カバーと、
前記透光性カバーの位置を固定するように前記透光性カバーの少なくとも一部分に接合する所定の樹脂材料からなる封止部材と、を備え、
前記透光性カバーと前記封止部材との接合面は、前記少なくとも1つの紫外線発光素子から放射された前記深紫外線の一部が照射されるように構成される、
紫外線照射装置。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記深紫外線の照射により前記透光性カバーの前記少なくとも一部分にシラノール基が形成され、該シラノール基が形成された前記透光性カバーの前記少なくとも一部分と前記封止部材とは接着結合されてなる、
請求項1に記載の紫外線照射装置。
【請求項3】
前記シラノール基が形成された前記透光性カバーの前記少なくとも一部分と前記封止部材とが接着結合した接合面は、該接合面の垂直方向において25N以上の結合力を有する、
請求項2に記載の紫外線照射装置。
【請求項4】
前記透光性カバーは、ピーク波長265nmの前記深紫外線の透過率が厚さ1mm当たり50%以上である前記シリコーン樹脂材料からなる、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の紫外線照射装置。
【請求項5】
前記シリコーン樹脂材料は、ジメチルシリコーンである、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の紫外線照射装置。
【請求項6】
前記所定のピーク波長は、220~300nmの範囲内にある、
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の紫外線照射装置。
【請求項7】
前記封止部材の前記所定の樹脂材料は、ウレタン、エポキシ、アクリル、及びシリコーン樹脂材料の中の少なくともいずれかからなる、
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の紫外線照射装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、紫外線照射装置に関し、特に、深紫外線を放射する紫外線発光素子を備えた紫外線照射装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
高温高湿度の環境では、細菌やカビ等が繁殖し易く、このような細菌やカビの繁殖は、代謝物の生成により、悪臭を発生させ、更には、細菌やカビの胞子が空気中に拡散することにより、健康被害をもたらす。例えば、エアコンディショナー(エアコン)の室内機では、冷房運転により熱交換器に結露した水は、ドレン水としてドレンパンに集められ、ドレンホースを通って排水される。ドレン水が溜まるドレンパンは、高温高湿度のため、細菌やカビ等が繁殖し易い。
【0003】
このため、高温高湿度の環境での使用が想定される機器や部品には、抗菌材料が用いられたり、乾燥空気を強制的に送り込んだりなどして、細菌やカビの繁殖を抑制している。また、近年では、ドレンパンのドレン水を紫外線により殺菌・除菌する技術も提案されている。
【0004】
例えば、下記特許文献1は、熱交換器で生じた結露水をドレン水として貯留、排出するドレンパンと、該ドレンパンに貯留したドレン水を除菌する除菌装置とを備え、該除菌装置が、該ドレンパンに貯留したドレン水に向けて紫外線を照射する1つ以上の発光素子を有している空気調和機を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-133700号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記の特許文献1に開示された技術によれば、ドレンパンに貯留したドレン水に紫外線を照射することにより、ドレンパンでの雑菌やカビの繁殖等を抑制することが期待できる。しかしながら、発光素子により紫外線を照射する除菌装置は、湿度が高く、また塵埃等が発生しやすい環境で使用されるにも拘わらず、防水・防滴・防塵設計が十分に考慮されていなかった。このため、長期間の使用により、除菌装置の内部に水分が浸入し、その電気系統が腐食し劣化し、また、塵埃が発光素子に付着して電気系統の劣化や照射の妨げとなり、紫外線照射量が低下してしまう問題がある。
【0007】
ところで、発光素子チップ全体を樹脂材料により直にモールド成形した一般的な発光素子デバイスそのものは、発光素子チップに対して防水・防滴性を有している。このモールド形成による発光素子デバイスは、防水・防滴性以外に塵埃に対しても強く、例えば上記エアコン内に用いた場合には塵埃による発光素子の電気系統及び発光への弊害を簡単に防止できる。しかしながら、発光素子チップのモールド成形に用いられる樹脂材料は、紫外線の曝露により化学変化が起こり劣化し易いため、紫外線発光素子チップのモールド成形には用いることが難しい。例えば、可視光を発光する一般的な発光素子に通常用いられる樹脂材料では、雑菌やカビの繁殖等の抑制に必要なパワーの紫外線に暴露されると、数十秒から数分程度で変色劣化が始まってしまう。
【0008】
一方で、シリコーン樹脂材料は、加工容易であり、また、紫外線に対して高透過性を有するため劣化の進行が遅く、紫外線発光素子の封止部材や光学レンズへの適用が考えられている。しかしながら、シリコーン樹脂材料は、極性が低く、他の樹脂材料との接着性が低いため、強度性や防水・防滴・防塵性の観点で、封止部材や光学レンズへ適用するには十分とはいえない。
【0009】
そこで、本発明は、高湿度環境での使用に耐え得る防水・防滴・防塵性に優れ、実用的な時間耐久性を有する紫外線照射装置を提供することを目的とする。
【0010】
より具体的には、本発明は、紫外線の曝露によっても劣化の進行を抑え得る樹脂材料を用いて紫外線発光素子を水滴及び/又は塵埃から効果的に保護する紫外線照射装置を提供することを目的とする。
(【0011】以降は省略されています)

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