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公開番号2022113465
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-08-04
出願番号2021009742
出願日2021-01-25
発明の名称電動機
出願人日本精工株式会社
代理人特許業務法人栄光特許事務所
主分類H02K 5/16 20060101AFI20220728BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ダミー軸受に電食が発生した場合であっても異音や振動の発生が抑制できる電動機を提供する。
【解決手段】電動機は、ステータと、ステータの内周側に配置されるロータと、
外周面にロータが固定されるロータシャフトと、ロータシャフトを回動可能に支持する支持軸受と、前記ロータシャフトに相対回転可能に固定されたダミー軸受と、を備える。ダミー軸受の内部の潤滑油の膜厚は、支持軸受の内部の潤滑油の膜厚よりも薄い。ダミー軸受に作用する荷重は、支持軸受に作用する荷重よりも小さい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ステータと、
前記ステータの内周側に配置されるロータと、
外周面に前記ロータが固定されるロータシャフトと、
前記ロータシャフトを回動可能に支持する支持軸受と、
前記ロータシャフトに相対回転可能に固定されたダミー軸受と、
を備える電動機であって、
前記ダミー軸受の内部の潤滑油の膜厚は、前記支持軸受の内部の潤滑油の膜厚よりも薄く、
前記ダミー軸受に作用する荷重は、前記支持軸受に作用する荷重よりも小さい
ことを特徴とする電動機。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記ダミー軸受の内部の潤滑油の動粘度は、前記支持軸受の内部の潤滑油の動粘度よりも低い
請求項1に記載の電動機。
【請求項3】
前記ダミー軸受の内部には潤滑油は充填されず、前記支持軸受の内部には潤滑油が充填される
請求項1に記載の電動機。
【請求項4】
前記ダミー軸受の転動体のピッチ円径は、前記支持軸受の転動体のピッチ円径に比べて小さい
請求項1~3のいずれか1項に記載の電動機。
【請求項5】
前記ダミー軸受の転動体の径は、前記支持軸受の転動体の径に比べて小さい
請求項1~4のいずれか1項に記載の電動機。
【請求項6】
前記ロータシャフトに相対回転可能に固定された複数の前記ダミー軸受を備える
請求項1~5のいずれか1項に記載の電動機。
【請求項7】
前記支持軸受は、絶縁軸受である
請求項1~6のいずれか1項に記載の電動機。
【請求項8】
前記支持軸受は、前記ロータシャフトの外周面に外嵌され、
前記ダミー軸受は、前記ロータシャフトの外周面又は内周面に嵌合される
請求項1~7のいずれか1項に記載の電動機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動機に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、二酸化炭素等の排気ガスによる環境問題を改善する為、ハイブリッド自動車、電気自動車、及び燃料電池自動車等の、電動モータを走行用動力源として搭載した電動車両の実用化が進んでいる。
【0003】
この様な電動車両では、一般的に、車載バッテリから供給される直流電力を、パルス幅変調方式(PWM方式)等のインバータにより交流電力に変換し、電動モータに印加する。これにより、電動モータを駆動し、電動車両を走行させる為の駆動力を出力する。又、この様なインバータ制御される電動モータに対する高出力化の要求は益々高まっており、これに伴って、次の様な問題を生じる可能性がある。
【0004】
電動モータを構成する回転軸に発生する軸電圧が大きくなり、この回転軸を支持する転がり軸受内部の油膜が絶縁破壊する事で、軌道輪と転動体との間で放電(スパーク)が生じ、軌道面及び転動面に電食(電気化学的腐食)を発生させる可能性がある。この様な原因によって発生する電食は、軌道面及び転動面に摩耗を生じさせると共に潤滑油の劣化等を招き、振動の増大や騒音の原因になる為、その発生を十分に抑える事が望ましい。
【0005】
特許文献1には、ロータシャフトをケースに連結する少なくとも2つの主ロータ軸受であって、ロータシャフトとケースとの間に第1の電気抵抗を有する主ロータ軸受と、ロータシャフトをケースに連結するロータ放電軸受であって、ロータシャフトと前記ケースとの間に第2の電気抵抗を有するロータ放電軸受と、を備える電動機が開示されている。ここで、第2の電気抵抗が第1の電気抵抗よりも小さいので、ロータシャフトのコモンモード電圧は、主ロータ軸受ではなくロータ放電軸受を介して放電される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特表2019-517766号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1の電動機においては、ロータ放電軸受への荷重(第2のローディング)は、主ロータ軸受への荷重(第1のローディング)よりも大きい。したがって、ロータ放電軸受のグリースの膜厚は、主ロータ軸受のグリースの膜厚よりも薄くなる。これにより、ロータ放電軸受の第2の電気抵抗を、主ロータ軸受の第1の電気抵抗よりも小さくしている。
【0008】
しかし、ロータ放電軸受への荷重が大きいために、ロータ放電軸受が放電(電食)した際に、異音や振動が大きくなってしまう懸念がある。
【0009】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、ダミー軸受に電食が発生した場合であっても異音や振動の発生が抑制できる電動機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) ステータと、
前記ステータの内周側に配置されるロータと、
外周面に前記ロータが固定されるロータシャフトと、
前記ロータシャフトを回動可能に支持する支持軸受と、
前記ロータシャフトに相対回転可能に固定されたダミー軸受と、
を備える電動機であって、
前記ダミー軸受の内部の潤滑油の膜厚は、前記支持軸受の内部の潤滑油の膜厚よりも薄く、
前記ダミー軸受に作用する荷重は、前記支持軸受に作用する荷重よりも小さい
ことを特徴とする電動機。
(2) 前記ダミー軸受の内部の潤滑油の動粘度は、前記支持軸受の内部の潤滑油の動粘度よりも低い
(1)に記載の電動機。
(3) 前記ダミー軸受の内部には潤滑油は充填されず、前記支持軸受の内部には潤滑油が充填される
(1)に記載の電動機。
(4) 前記ダミー軸受の転動体のピッチ円径は、前記支持軸受の転動体のピッチ円径に比べて小さい
(1)~(3)のいずれか1つに記載の電動機。
(5) 前記ダミー軸受の転動体の径は、前記支持軸受の転動体の径に比べて小さい
(1)~(4)のいずれか1つに記載の電動機。
(6)前記ロータシャフトに相対回転可能に固定された複数の前記ダミー軸受を備える
(1)~(5)のいずれか1つに記載の電動機。
(7) 前記支持軸受は、絶縁軸受である
(1)~(6)のいずれか1つに記載の電動機。
(8) 前記支持軸受は、前記ロータシャフトの外周面に外嵌され、
前記ダミー軸受は、前記ロータシャフトの外周面又は内周面に嵌合される
(1)~(7)のいずれか1つに記載の電動機。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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