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公開番号2022110180
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-07-29
出願番号2021005425
出願日2021-01-18
発明の名称音による速度計
出願人個人
代理人
主分類B60R 11/02 20060101AFI20220722BHJP(車両一般)
要約【課題】走行する車両の加速度の加速レベルを示す音源または楽曲を有する音を出力して、前記車両の運転者の聴覚を介して加速度情報を提供する。
【解決手段】車両が走行する速度範囲を異なる音源や楽曲に分担させて出力することで、聴覚により走行速度を運転者に把握させる。ここで用いる音源や楽曲に車両の加速度の情報を付加して、速度範囲の区別の容易化や、速度範囲の変化に伴う楽曲の不自然さの解消や、定速走行時に求められる最小限の楽曲の出力や、運転者が体感として感じる加速度感との一体感を与える機能を持つ聴覚利用の速度計である。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
走行する車両の加速度の加速レベルを示す音源または楽曲を有する音を出力して、前記車両の運転者の聴覚を介して前記車両の加速度情報を提供する機能を備えることを特徴とする音による速度計
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
走行する車両の加速度の正と負の区別を示す音源または楽曲を有する音を出力して、前記車両の運転者の聴覚を介して前記車両の加速度情報を提供する機能を備えることを特徴とする音による速度計
【請求項3】
車両の速度を速度範囲で分割し、前記各速度範囲における速度を示す音源または楽曲を有する音を出力して、前記車両の運転者の聴覚を介して前記車両の速度の情報を提供する機能を備えることを特徴とする音による速度計
【請求項4】
請求項1と請求項2と請求項3に記載の走行する車両の加速度の正と負の区別と前記加速度の加速レベルと前記車両の各速度範囲における速度のいずれか2つ以上を同一の楽曲として出力して、前記車両の運転者の聴覚を介して前記車両の速度または加速度の情報を提供する機能を備えることを特徴とする音による速度計
【請求項5】
車両の運転者が体感として感じる加速度の感覚に連携して請求項1に記載の加速レベルを示す音源または楽曲を有する音を出力することを特徴とする音による速度計

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は車両の走行速度に関連する情報を音響により運転者に提示する速度計に関するものである。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
車両の速度は速度計で視覚的に提示することが一般的である。そのため、運転者は車両が発生するエンジン音や通り過ぎる風景の様子から車両の速度を推定し、たまに速度計を見てその速度を確認している。しかし、速度計を見る動作は前方の確認を中断するため前方不注意が生じる。このため、速度計を確認する頻度を少なくする傾向があり、不注意による制限速度の超過を起こしやすい。更に、近年の電気自動車等はエンジン音が無い場合や有っても走行速度と無関係な場合がしばしばある。このためエンジン音などの聴覚的な情報による速度の推定が出来にくい状況が多くなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-137378号公報
特開2020-66253号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
走行速度をエンジン音の変化からある程度把握するする習慣があった運転者にとっては、自動車の電気走行にともなう静粛化で聴覚による速度の推測が困難になり、気がつくと思わぬ制限速度違反を起こしていることがある。これは速度計が目視確認を必要としているため細目に速度確認をしにくいためである。他方、速度確認を頻繁に実行すると前方不注意が増え、事故を起こす可能性が増える問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
車両の速度確認方法として、車両の速度を一定の速度の範囲(以下、「速度範囲」とする)で区切り、速度範囲ごとに異なる音源や楽曲(以下、音源と楽曲を総称して「音色」とする)を割当て、速度範囲に対応した楽曲等を車内に音響として出力することで、運転者が走行中の車両の速度がどの速度範囲の中で走行しているか聴覚で把握できるようにする。更に、車両は走行にともない加速と減速を繰返すが、加速の際には加速度が正の値となり、減速時の際には加速度が負の値になる。この加速度の正と負の区別や加速度の正と負の大きさ(以下、両者を総称して「加速レベル」と称することとし、負の加速度の場合に負の値が大きくなれば加速レベルは大きいと言うことにする)を楽曲等の使いわけにより各速度範囲内での加速度情報を示して、速度の推移を聴覚で把握できるようにする。 この楽曲等の使いわけは言わば、文字で示す単語には「音」と「意味」の2種類があるように、楽譜やMIDデータなどで表すことのできる楽曲等の音を使い分けて、「意味」に相当する「速度」や「加速度の情報」を付与して、速度計を目視してないにもかかわらず、おおよその車両の速度とその推移を聴覚で把握可能にする。
【発明の効果】
【0006】
走行する車両の加速度の加速レベルを示す音源または楽曲を有する音を出力して、前記車両の運転者の聴覚を介して加速度情報を提供する機能を備えることで、次の効果があり、更に課題の解決が図れる。
同じ速度範囲の中で出力する楽曲に加速度のレベルを示す情報を付加できる。 これにより、走行速度が変わり速度範囲が変化した際に、単純にその変化を単純な音源や楽曲の変化として車内に出力する音による速度計では、その境で楽曲等に不連続性が生じて不自然で違和感のある楽曲を出力してしまう問題がある。この問題は特に2つの速度範囲の境界近くの速度で車両が走行すると、速度がその境界を行きつ、戻りつするため、楽曲等の不連続性が繰返され不快な出力となるが、これ等の問題を解決できる。
更に、各速度範囲で加速レベルなどの加速情報を付与していない楽曲の出力では、次の速度範囲に移る時期が予測できないため、楽曲の変化が突如として起こり、その変化が速い側の速度範囲に移った楽曲なのか、それとも遅い側の速度範囲に移った楽曲なのか分からなくなる問題がある。これに対して本発明であれば、加速レベルが分かるため次の速度範囲に移るおおよその時期が予測でき、更に速度範囲の変化が加速中でれば速い側の速度範囲に移ったと判断でき、減速中であれば遅い側の速度範囲に移ったことを容易に判断できる。
【0007】
走行する車両の加速度の正と負の区別を示す音源または楽曲を有する音を出力して、前記車両の運転者の聴覚を介して加速度情報を提供する機能を備えることで次の効果がある。
楽曲に加速度の正と負の情報が付加できるため、加速と減速を区別した運転状況の変化を運転者は容易に理解することができるようになる。更に、定速走行の状況から加速あるいは減速するとそれに伴う楽曲の変化から、速度変化の発生を容易に判断でき、安定した速度での走行が容易になる効果がある。
更に、走行中に速度範囲が変って音源や楽曲が変化した際に、加速度が正の場合は車両が加速したことが分かるとともに、加速に伴い速度範囲が変った場合は速度範囲がより速い側の速度範囲に移ったことが容易に判断でき、加速度が負の場合は車両が減速したことが分かるとともに、減速にともない伴い速度範囲が変った場合は速度範囲がより遅い側の速度範囲に移ったことが容易に判断できるようになる。これにより、速度範囲が変わることに伴い変化する音源や楽曲の出現ルール等を理解していなくても、速度範囲の変化を誤らずに判断できるようになる効果がある。
【0008】
車両の速度を速度範囲で分割し、前記各速度範囲における速度を示す音源または楽曲を有する音を出力して、前記車両の運転者の聴覚を介して速度の情報を提供する機能を備えることで次の効果がある。
同じ速度範囲内でほぼ定速走行を継続すると加速度情報だけでは速度感覚が曖昧になる問題を生じるが、同じ速度範囲内での速度のレベルを楽曲で示すことで、その問題を緩和して、運転者が速度計を目視する必要を感じる頻度を減少させる効果がある。
更に、同じ速度範囲内での速度の高低が楽曲に示されている。これにより、加速度の変動が小刻みに変化しながら速度範囲が変化して楽曲等が変化する場合に、単純な楽曲では速度範囲の変化が高速側に移ったことによるのか、低速側の速度範囲に移ったことによる楽曲の変化か曖昧になることがしばしばある。これに対して、本発明では速度範囲の高速側での走行時に速度範囲の変化があれば、その変化はより速い側の速度範囲に移ったと判断でき、速度範囲の低速側での走行時であれば、その変化はより遅い側の速度範囲に移ったと容易に判断できる効果がある。
【0009】
走行する車両の加速度の正と負の区別と前記加速度の加速レベルと前記車両の各速度範囲における速度のいずれか2つ以上を同一の楽曲として出力する機能を備えることで、短い楽曲で車両の速度や加速度の情報を示し、それを出力可能になる。これいより、従来の速度計による速度把握は速度変動をともなう車両の速度を瞬間的に速度計を目視して行い、それ以外は感に頼る速度把握であったが、本発明はこれとは異なりより細かい時間単位で速度変動を聴覚を介して把握できるようになり、感に頼る速度推察の時間帯を減らすことができる。
【0010】
車両の運転者が体感として感じる加速度の感覚に連携して、加速レベルを示す音源または楽曲を有する音を出力する音による速度計を車両が備えることで、運転者に運転の心地よさや場合によると危機感を体感単独の場合に比べてより強く与えることができる効果がある。更に、車両の動きと音の一体感を与えることが可能となり、緊急時などの必要時に運転に集中力を与えることができる効果が期待でき、更に出力する楽曲等は速度計としての役割の一部を果たす効果がある。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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