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公開番号2022109561
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-07-28
出願番号2021004952
出願日2021-01-15
発明の名称柱梁架構
出願人大成建設株式会社
代理人個人
主分類E04B 1/30 20060101AFI20220721BHJP(建築物)
要約【課題】鉄骨梁部材の梁型が鉄筋コンクリート壁の壁面から突出することなく、使い勝手の良い室内空間を実現できる、柱梁架構を提供すること。
【解決手段】柱梁架構1は、一対のCFT柱30と、一対のCFT柱30同士を連結する上下一対の鉄骨梁部材40A、40Bと、一対のCFT柱30同士の間に設けられた鉄筋コンクリート壁50と、を備える。上下の鉄骨梁部材40A、40Bは、コンクリート躯体42を備える。鉄骨梁部材40A、40Bのコンクリート躯体42は、鉄筋コンクリート壁50と面一である。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
一対の鋼管柱と、
前記一対の鋼管柱同士を連結する鉄骨梁部材と、
前記一対の鋼管柱同士の間に設けられた鉄筋コンクリート壁と、を備え、
前記鉄骨梁部材は、コンクリート躯体を備え、
前記鉄骨梁部材のコンクリート躯体の少なくとも一つの側面は、前記鉄筋コンクリート壁の内部に設けられる、または、前記鉄筋コンクリート壁と面一であることを特徴とする柱梁架構。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記鉄筋コンクリート壁の少なくとも1つの縦筋は、前記鉄骨梁部材のコンクリート躯体内に定着される、あるいは、前記鉄骨梁部材のコンクリート躯体を貫通することを特徴とする請求項1に記載の柱梁架構。
【請求項3】
前記鉄筋コンクリート壁の中間高さに設けられる鉄骨梁部材のコンクリート躯体の両側面は、前記鉄筋コンクリート壁の内部に設けられる、または、前記鉄筋コンクリート壁と面一であることを特徴とする請求項1または2に記載の柱梁架構。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鋼管柱、鉄骨梁部材、および鉄筋コンクリート壁を備える柱梁架構に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、鉄骨柱と鉄筋コンクリート壁との接合構造が知られている(特許文献1~3参照)。
特許文献1には、鋼管柱と、この鋼管柱に接合された耐震壁と、を有する鋼管柱構造体が示されている。鋼管柱のうち耐震壁のストラット応力が作用する個所には、増肉加工がされている。
特許文献2には、鉄筋コンクリート造の耐震壁と鋼管柱との接合構造が示されている。鋼管柱の外面には、スタッドボルトや溝形部材などの剪断力伝達部材が突設され、この剪断力伝達部材は、耐震壁のコンクリートに埋め込まれている。鋼管柱は、内部にコンクリートが充填されたコンクリート充填鋼管柱となっている。
【0003】
特許文献3には、H形鋼柱とRC耐震壁との接合構造が示されている。H形鋼柱のウエブには、複数の剪断力伝達部材が設けられ、これら剪断力伝達部材は、RC耐震壁に埋設されている。
特許文献4には、RC柱と、このRC柱の上端部に結合された、水平方向に適宜間隔を空けて配置された一対の鉄骨梁と、を備える壁構造が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-352153号公報
特開平11-324108号公報
特開2002-227327号公報
特開平06-129042号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、鉄骨梁部材の梁型が鉄筋コンクリート壁の壁面から突出することなく、使い勝手の良い室内空間を実現できる、柱梁架構を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、鋼管柱とRC壁(鉄筋コンクリート壁)とを備えるRC壁付きの柱梁架構として、RC壁の上端部、中間部、または下端部の内部に、鉄骨梁部材を配置することで、鉄骨梁部材の梁型がRC壁の壁面から突出することのない、使い勝手の良い室内空間を実現できるとともに、優れた施工性および構造安定性を確保できる点に着眼して、本発明に至った。
第1の発明の柱梁架構(例えば、後述の柱梁架構1、1A)は、一対の鋼管柱(例えば、後述のCFT柱30)と、前記一対の鋼管柱同士を連結する鉄骨梁部材(例えば、後述の中間鉄骨梁部材40A、上側鉄骨梁部材40B)と、前記一対の鋼管柱同士の間に設けられた鉄筋コンクリート壁(例えば、後述の鉄筋コンクリート壁50)と、を備え、前記鉄骨梁部材は、コンクリート躯体(例えば、後述のコンクリート躯体42)を備え、前記鉄骨梁部材のコンクリート躯体の少なくとも一つの側面は、前記鉄筋コンクリート壁の内部に設けられる、または、前記鉄筋コンクリート壁と面一であることを特徴とする。
この発明によれば、鉄骨梁部材のコンクリート躯体の少なくとも一つの側面を、鉄筋コンクリート壁の内部に設けた、または、鉄筋コンクリート壁と面一とした。よって、鉄骨梁部材の梁型が鉄筋コンクリート壁の壁面から突出することなく、使い勝手の良い室内空間を実現できる。
また、鉄骨梁部材と鉄筋コンクリート壁とを一体化できるので、構造安定性に優れた柱梁架構を実現できる。
【0007】
第2の発明の柱梁架構は、前記鉄筋コンクリート壁の少なくとも1つの縦筋(例えば、後述の縦筋51)は、前記鉄骨梁部材のコンクリート躯体内に定着される、あるいは、前記鉄骨梁部材のコンクリート躯体を貫通することを特徴とする。
この発明によれば、鉄筋コンクリート壁の少なくとも1つの縦筋を、鉄骨梁部材のコンクリート躯体内に定着させた、あるいは、鉄骨梁部材のコンクリート躯体を貫通させた。よって、鉄筋コンクリート壁の縦筋の端部が、特別な加工を行うことなく、鉄骨梁部材に定着されるので、低コストで強固な柱梁架構を実現できる。
【0008】
第3の発明の柱梁架構は、前記鉄筋コンクリート壁の中間高さに設けられる鉄骨梁部材(例えば、後述の中間鉄骨梁部材40A)のコンクリート躯体の両側面は、前記鉄筋コンクリート壁の内部に設けられる、または、前記鉄筋コンクリート壁と面一であることを特徴とする。
この発明によれば、中間高さに設ける鉄骨梁部材のコンクリート躯体の両側面を、鉄筋コンクリート壁の内部に設けた、または、鉄筋コンクリート壁と面一とした。よって、鉄筋コンクリート壁が中間高さに位置する鉄骨梁部材によって分断されることはなく、中間高さの鉄骨梁部材、鉄筋コンクリート壁、および鋼管柱が一体化される。したがって、地震力が円滑に伝達可能となるうえに、構造安定性に優れた柱梁架構を実現できる。
【0009】
第4の発明の柱梁架構は、前記鉄筋コンクリート壁の両端部には、略コの字形状の壁補強筋(例えば、後述の壁補強筋53)が前記横筋に重ね継手で取り付けられ、前記鋼管柱の前記鉄筋コンクリート壁との接合面には、スタッド材(例えば、後述のスタッド材33)が設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、鉄筋コンクリート壁の横筋の両端部に、略コの字形状の壁補強筋を取り付けるとともに、鋼管柱の鉄筋コンクリート壁との接合面にスタッド材を設けた。よって、鋼管柱と鉄筋コンクリート壁とを強固に一体化できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、鉄骨梁部材の梁型が鉄筋コンクリート壁の壁面から突出することなく、使い勝手の良い室内空間を実現できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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