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公開番号2022102940
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-07-07
出願番号2020218023
出願日2020-12-25
発明の名称樹脂組成物
出願人株式会社日本触媒
代理人個人
主分類C08L 69/00 20060101AFI20220630BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】透明性、硬度、耐熱性、光学特性等に優れる成型体を形成しうる、新規な樹脂組成物を提供する。
【解決手段】組成物を、下記(i)又は(ii)のいずれかとする。(i)脂環族骨格を有するポリカーボネート樹脂(A1)を含むポリカーボネート樹脂(A)と、環構造を有するアクリル樹脂(B)とを含む組成物(ii)ポリカーボネート樹脂(A)と、環構造を有するアクリル樹脂(B)とを含む組成物であり、ポリカーボネート樹脂(A)の屈折率(波長589nm)RAとアクリル樹脂(B)の屈折率(波長589nm)RBとの差の絶対値が0.030以下である組成物とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
脂環族骨格を有するポリカーボネート樹脂(A1)を含むポリカーボネート樹脂(A)と、環構造を有するアクリル樹脂(B)とを含む組成物。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
ポリカーボネート樹脂(A)と、環構造を有するアクリル樹脂(B)とを含む組成物であり、ポリカーボネート樹脂(A)の屈折率(波長589nm)R

とアクリル樹脂(B)の屈折率(波長589nm)R

との差の絶対値が0.030以下である、組成物。
【請求項3】
ポリカーボネート樹脂(A)が、脂環族骨格を有するポリカーボネート樹脂(A1)を含む、請求項2記載の組成物。
【請求項4】
ポリカーボネート樹脂(A1)が、脂環式ジヒドロキシ化合物に由来する構造単位を有する、請求項1又は3記載の組成物。
【請求項5】
ポリカーボネート樹脂(A1)が、下記式(X)で表される脂環式ジヒドロキシ化合物に由来する構造単位を有する、請求項1、3又は4記載の組成物。
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【請求項6】
ポリカーボネート樹脂(A)全体に対する脂環族骨格を有するポリカーボネート樹脂(A1)の割合が、30質量%以上である請求項1~5のいずれかに記載の組成物。
【請求項7】
ポリカーボネート樹脂(A)の屈折率(波長589nm)が、1.540以下である請求項1~6のいずれかに記載の組成物。
【請求項8】
ポリカーボネート樹脂(A)のガラス転移温度が90~140℃、230℃、荷重3.8kgにおけるメルトフローレートが5~25g/10分である請求項1~7のいずれかに記載の組成物。
【請求項9】
アクリル樹脂(B)が、環状イミド構造、環状アミド構造、及び環状エステル構造から選択された少なくとも1種の環構造を有する、請求項1~8のいずれかに記載の組成物。
【請求項10】
アクリル樹脂(B)が、環状エステル構造を有する、請求項1~9のいずれかに記載の組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、新規な組成物(樹脂組成物)等に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
ポリカーボネート樹脂は、例えば、高温安定性、寸法安定性、耐衝撃性、剛性、透明性などに優れる樹脂である。
一方、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)に代表されるアクリル樹脂は、高透明性などの観点から、光学材料などとして使用されている。そして、このようなアクリル樹脂の中でも、耐熱性などの観点から、主鎖に環構造を有するアクリル系ポリマーが開発されつつある。例えば、特許文献1には、メチル(メタ)アクリレート単位、メタクリル酸単位及びグルタル酸無水物単位を有する共重合体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/022393号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、新規な組成物(樹脂組成物)等を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記の通り、ポリカーボネート樹脂及びアクリル樹脂は、それぞれ、優れた物性(特性)を有するものの、さらなる新規な樹脂(樹脂材料)が求められている。
【0006】
このような中、本発明者は、特定のポリカーボネート樹脂と、特定のアクリル樹脂とを組み合わせることで、新規な樹脂材料(樹脂組成物)が得られること、このような樹脂の組み合わせによれば、例えば、透明性、硬度、耐熱性、光学特性(低い光弾性係数、低い位相差発現性)等の物性において優れる又はバランス良い、樹脂材料としうる(成形体を形成しうる)こと等を見出し、本発明を完成した。
【0007】
すなわち、本発明は、以下の発明等に関する。
[1]
脂環族骨格を有するポリカーボネート樹脂(A1)を含むポリカーボネート樹脂(A)と、環構造を有するアクリル樹脂(B)とを含む組成物。
[2]
ポリカーボネート樹脂(A)と、環構造を有するアクリル樹脂(B)とを含む組成物であり、ポリカーボネート樹脂(A)の屈折率(波長589nm)R

とアクリル樹脂(B)の屈折率(波長589nm)R

との差の絶対値が0.030以下である、組成物。
[3]
ポリカーボネート樹脂(A)が、脂環族骨格を有するポリカーボネート樹脂(A1)を含む、[2]記載の組成物。
[4]
ポリカーボネート樹脂(A1)が、脂環式ジヒドロキシ化合物に由来する構造単位を有する、[1]又は[3]記載の組成物。
[5]
ポリカーボネート樹脂(A1)が、下記式(X)で表される脂環式ジヒドロキシ化合物に由来する構造単位を有する、[1]、[3]又は[4]記載の組成物。
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2022102940000001.jpg
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[6]
ポリカーボネート樹脂(A)全体に対する脂環族骨格を有するポリカーボネート樹脂(A1)の割合が、30質量%以上である[1]~[5]のいずれかに記載の組成物。
[7]
ポリカーボネート樹脂(A)の屈折率(波長589nm)が、1.540以下である[1]~[6]のいずれかに記載の組成物。
[8]
ポリカーボネート樹脂(A)のガラス転移温度が90~140℃、230℃、荷重3.8kgにおけるメルトフローレートが5~25g/10分である[1]~[7]のいずれかに記載の組成物。
[9]
アクリル樹脂(B)が、環状イミド構造、環状アミド構造、及び環状エステル構造から選択された少なくとも1種の環構造を有する、[1]~[8]のいずれかに記載の組成物。
[10]
アクリル樹脂(B)が、環状エステル構造(ラクトン環構造)を有する、[1]~[9]のいずれかに記載の組成物。
[11]
アクリル樹脂(B)のガラス転移温度が115℃以上である、[1]~[10]のいずれかに記載の組成物。
[12]
アクリル樹脂(B)の230℃、荷重3.8kgにおけるメルトフローレートが0.5~8g/10分、重量平均分子量が50000~200000である、[1]~[11]のいずれかに記載の組成物。
[13]
アクリル樹脂(B)の屈折率(波長589nm)が、1.492~1.510である、[1]~[12]のいずれかに記載の組成物。
[14]
ポリカーボネート樹脂(A)とアクリル樹脂(B)との質量比が、30/70~97/3である、[1]~[13]のいずれかに記載の組成物。
[15]
ポリカーボネート樹脂(A)が、屈折率(波長589nm)1.520以下を有し、脂環族骨格を有するポリカーボネート樹脂(A1)を30質量%以上の割合で含み、
アクリル樹脂(B)が、屈折率(波長589nm)1.494以上及びガラス転移温度120℃以上を有し、
ポリカーボネート樹脂(A)の屈折率(波長589nm)R

とアクリル樹脂(B)の屈折率(波長589nm)R

との差の絶対値が0.020以下であり、
ポリカーボネート樹脂(A)とアクリル樹脂(B)との質量比が、40/60~95/5である、[1]~[14]のいずれかに記載の組成物。
[16]
溶融混練されていない(例えば、ドライブレンド物である)、[1]~[15]のいずれかに記載の組成物。
[17]
[1]~[16]のいずれかに記載の組成物を含む成形体。
[18]
光学部材である、[17]記載の成形体。
[19]
全光線透過率が89%以上、ヘイズが20%以下、鉛筆硬度がH以上、光弾性係数が26×10
-12
/Pa以下である、[1]~[18]のいずれかに記載の組成物又は成形体。
[20]
[1]~[16]のいずれかに記載の組成物を、成形(例えば、溶融成形)する工程を含む、成形体の製造方法。
[21]
少なくともポリカーボネート樹脂(A)と環構造を有するアクリル樹脂(B)とを溶融させることなく混合(例えば、ドライブレンド等)して組成物を得、この組成物(例えば、ドライブレンド物)を溶融成形に供する(用いる)、[20]記載の方法。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、新規な組成物(樹脂組成物)を提供できる。
【0009】
このような組成物は、特定のポリカーボネート樹脂と特定のアクリル樹脂とを含む新規な組成物である。このような組成物は、異なる樹脂を含むものでありながら、互いに分散性が高いためか、組成物(さらには成形体)を形成できるだけでなく、高い透明性や低着色性を実現しうる。
【0010】
特に、本発明の組成物の他の態様では、このような高い透明性や低着色性を有していながら(又は損なうことなく)、各種物性においても優れる(例えば、高い表面硬度、低い光弾性係数、低い位相差発現性等を有する)、成形体(溶融成形体)を作製しうる。
(【0011】以降は省略されています)

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