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公開番号2022100197
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-07-05
出願番号2021085126
出願日2021-05-20
発明の名称共重合ポリエステル
出願人東レ株式会社
代理人
主分類C08G 63/672 20060101AFI20220628BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】
高い吸湿性を有し、異物量が少ない共重合ポリエステルの重合において、吐出時のカッティング性が良好で、操業性の低下を防ぐことが可能な吸湿性ポリエステルを提供する。
【解決手段】
共重合ポリエステルチップをゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)を用いて分子量評価を行ったときの分子量分布曲線において、分子量が3万以下の範囲に占める面積の割合が18%以上である、ポリエチレングリコールを10~50重量%共重合した共重合ポリエステル。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
共重合ポリエステルチップをゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)を用いて分子量分析を行ったときの分子量分布曲線において、分子量が3万以下の範囲の占める面積の割合が18%以上である、ポリエチレングリコールを10~50重量%共重合した共重合ポリエステル。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
共重合ポリエステルチップを示差走査熱量計(DSC)を用いて、室温から250℃に150℃/分で昇温後、250℃で5分保持した後に、16℃/分で降温したときに、降温結晶化のピーク温度(T
mc
)が165℃以上である、ポリエチレングリコールを10~50重量%共重合した共重合ポリエステル。
【請求項3】
共重合ポリエステルチップを示差走査熱量計(DSC)を用いて、室温から250℃に150℃/分で昇温後、250℃で5分保持した後に、16℃/分で降温したときに、降温結晶化のピーク温度(T
mc
)が165℃以上である、請求項1記載の共重合ポリエステル。
【請求項4】
共重合ポリエステルチップの断面TEM観察において、海島型の相分離構造を形成しており、下記式で表される数平均分散径(D

)が0.1μm以上1.0μm以下で、分布(D

/D

)が1.2以下である、請求項1~3のいずれかに記載の共重合ポリエステル。
TIFF
2022100197000013.tif
19
170
TIFF
2022100197000014.tif
19
170
TIFF
2022100197000015.tif
20
170
(ここでDは島構造の分散径、nは島数、D

:数平均分散径、D

:長さ平均分散径)
【請求項5】
ポリエチレングリコールの数平均分子量が5,000以上10,000未満であることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の共重合ポリエステル。
【請求項6】
芳香族ジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体とジオールまたはそのエステル形成性誘導体とを縮合反応により得られる重合体であって、芳香族ジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体の50モル%以上がテレフタル酸またはそのエステル形成性誘導体であり、ジオールまたはそのエステル形成性誘導体の50モル%以上が1,4-ブタンジオールまたはそのエステル形成性誘導体であることを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の共重合ポリエステル。
【請求項7】
共重合ポリエステル中のリン化合物がリン原子量として40ppm未満であることを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載の共重合ポリエステル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、共重合ポリエステルに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
ポリエステル繊維は、安価であり、機械的特性やドライ感に優れているため、幅広い用途において用いられている。しかし、吸湿性に乏しいため、夏場の高湿時には蒸れ感の発生、冬場の低湿時には静電気の発生など、着用快適性の観点において解決すべき課題を有している。
【0003】
上記の欠点を改善するため、ポリエステル繊維へ吸湿性を付与する方法について、これまでに種々の提案がなされている。吸湿性を付与するための一般的な方法として、ポリエステルへの親水性化合物の共重合や親水性化合物の添加などが挙げられ、親水性化合物の一例としてポリエチレングリコールが挙げられる。
【0004】
また、ポリエチレングリコールを含むポリアルキレングリコールを構成成分とし、その他の添加剤等を含有するポリエステル組成物についても、これまでに種々の方法が提案されている。
【0005】
例えば、特許文献1では、吸湿性を有するポリエチレングリコールを50%共重合したポリマーを芯成分とした芯鞘型のポリエステル繊維が提案されている。
【0006】
特許文献2では、ポリオキシアルキレングリコールを1~20重量%共重合したポリエステルを用いた分割型のポリエステル繊維が提案されている。
【0007】
特許文献3では、ビスフェノール構造を有する化合物とポリエチレングリコールを共重合し、そのときの相分離構造における島相の分散径が1~50nmであるポリエステル樹脂組成物が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2020-117828号公報
特開2004-293024号公報
特開2018-100392号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、吸湿性に優れるポリエチレングリコール共重合ポリエステルを得ることは出来るが、公知のポリエステルの製造方法に従ってポリエチレングリコール共重合ポリエステルを製造しているため、得られる共重合ポリエステルを吐出したときのポリマーカッティング性が悪く、ミスカットチップが多く発生する、といった課題があった。
【0010】
一方、特許文献2には、例えばその実施例には、用いる分子量が4000のポリエチレングリコールを10wt%共重合した共重合ポリエチレンテレフタレートが開示されているが、さらにレベルの高い吸湿性が要求されるようになってきている。
(【0011】以降は省略されています)

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