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公開番号2022098746
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-07-04
出願番号2020212325
出願日2020-12-22
発明の名称樹脂組成物および成形品
出願人帝人株式会社
代理人個人
主分類C08L 69/00 20060101AFI20220627BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】透明性、耐熱性、低光弾性係数、耐衝撃性、耐候性、表面硬度および耐湿熱性に優れた特性を有するポリカーボネート樹脂とアクリル樹脂とを含有する樹脂組成物を提供する。
【解決手段】下記式(a)で表される繰り返し単位(a)を全繰り返し単位中5モル%以上、90モル%以下含むポリカーボネート樹脂(A)およびアクリル樹脂(B)を含有し、ポリカーボネート樹脂とアクリル樹脂との重量比が1:99~99:1である樹脂組成物。
【化1】
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2022098746000011.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">30</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">74</com:WidthMeasure> </com:Image> (式中、Cmは環状構造を持つアルキレン基を表し、mは3~20の整数を示す。また、Rは炭素数1~20のアルキル基または炭素数3~10のシクロアルキル基を表し、nは1~10の整数を示す。)
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記式(a)で表される繰り返し単位(a)を全繰り返し単位中5モル%以上、90モル%以下含むポリカーボネート樹脂(A)およびアクリル樹脂(B)を含有し、ポリカーボネート樹脂(A)とアクリル樹脂(B)との重量比が1:99~99:1である樹脂組成物。
JPEG
2022098746000008.jpg
30
74
(式中、C

は環状構造を持つアルキレン基を表し、mは3~20の整数を示す。また、Rは炭素数1~20のアルキル基または炭素数3~10のシクロアルキル基を表し、nは1~10の整数を示す。)
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
繰り返し単位(a)が下記式(a-1)
JPEG
2022098746000009.jpg
33
82
(R

、R

、R

、R

はそれぞれ同一または異なっていても良いアルキル基であり、R

~R

の炭素数の合計が4~40であり、また、R

とR

、R

とR

が結合して炭素環を形成しても良い。)
で表される繰り返し単位(a-1)である請求項1記載の樹脂組成物。
【請求項3】


、R

、R

、R

が、それぞれメチル基またはエチル基である請求項1または2に記載の樹脂組成物。
【請求項4】
アクリル樹脂(B)が下記式(b)で表される繰り返し単位(b)を全繰り返し単位中10~100モル%含む請求項1~3のいずれかに記載の樹脂組成物。
JPEG
2022098746000010.jpg
23
64
(式中、R

は水素原子またはメチル基を表し、R

は炭素数1~20の分岐または直鎖のアルキル基もしくは置換基を有してもよい炭素数6~20のシクロアルキル基を表す。)
【請求項5】
前記繰り返し単位(b)がメタクリル酸メチルおよび/またはアクリル酸メチルから誘導された繰り返し単位(b)である請求項4に記載の樹脂組成物。
【請求項6】
ガラス転移温度が90℃~150℃である請求項1~5のいずれかに記載の樹脂組成物

【請求項7】
2mm厚の試験片のヘイズが20%以下である請求項1~6のいずれかに記載の樹脂組成物。
【請求項8】
表面硬度がF以上である請求項1~7のいずれかに記載の樹脂組成物。
【請求項9】
光弾性係数が60×10
-12
Pa
-1
以下である請求項1~8のいずれかに記載の樹脂組成物。
【請求項10】
ISO179に従って測定したノッチ付シャルピー衝撃強度が1.5KJ/m

以上である請求項1~9のいずれかに記載の樹脂組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリカーボネート樹脂とアクリル樹脂を含有する樹脂組成物および成形品に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、透明樹脂としてはメタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂(以下、PCと称することがある)などが知られており、成形品、フィルムやシートなどの形態で電気電子部品、光学部品、自動車部品、機械部品などの広い分野で用いられている。
【0003】
ポリメチルメタクリレート(以下、PMMAと称することがある)などのメタクリル酸樹脂は、高い透明性と硬い表面硬度(鉛筆硬度H~3H)を持ち、レンズや光ファイバーなどの光学材料として多く用いられている。しかし、ガラス転移温度が100℃程度と低く、耐熱性に劣るために耐熱性を有する分野での用途が制限されている。さらに耐衝撃性が低いという問題がある。
【0004】
ビスフェノールAからなるポリカーボネート樹脂は、耐熱性、耐衝撃性、難燃性、透明性に優れることから車両用途や建築用資材など広く用いられている。これらの用途の中で特に屋外で使用するものについては高い耐候性が求められるが、一般にポリカーボネート樹脂の耐候性はアクリル樹脂等の他の透明材料と比較して優れておらず、屋外暴露によって黄変や失透が発生する。また、表面が非常にやわらかく(鉛筆硬度 4B~2B)、傷つきやすいという問題がある。
【0005】
PCとPMMAの混和物は本質的に非相溶であり不透明な材料を生じることが知られている。例えば、特許文献1には、PC及びPMMAの混和物が不透明で、両方のポリマーが有する物性が発現しないことが示されている。また、非特許文献1,2には、PC/PMMAの混和物は全組成範囲にわたって混和せず、不透明であることが報告されている。一方で、特許文献2にはフッ化モノマーを含有するポリカーボネート樹脂とアクリル樹脂との組成物は透明になることが示されているが、これらの組成物はポリカーボネート樹脂に芳香族を含有するため、耐候性や光弾性係数等の光学特性の面で課題があった。特許文献3では、アクリル樹脂の改質により透明な樹脂組成物を得ているが、アクリル樹脂に芳香族を含有するため、この組成物についても耐候性や光弾性係数等の光学特性の面で課題があった。これらの課題を解決するべく、これまでに特殊な構造を有するポリカーボネートを用いたアクリル樹脂との樹脂組成物が報告されており(特許文献4)、PC及びPMMAの優れた特性の両立が達成されている。しかしながら、本発明者らの検討によれば、特許文献4に記載されている樹脂組成物は湿熱環境における樹脂の劣化が顕著であることが見出された。したがってポリカーボネートとアクリル樹脂の組成物において、各樹脂の特性を両立しつつ耐湿熱性が良好な組成物はこれまでに報告されていなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
米国特許第4319003号明細書
特開平07-3104号公報
特開2014-1267号公報
特開2015-232091号公報
【非特許文献】
【0007】
Polymer Preprints(Volume 23、pages 258-259、1982)
Advances in Chemistry(Volume 206、No.9、pages 129-148、1984)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、透明性、耐熱性、低光弾性係数、耐衝撃性、耐候性、表面硬度および耐湿熱性に優れた特性を有するポリカーボネート樹脂とアクリル樹脂とを含有する樹脂組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、ポリカーボネート樹脂に特定の脂環式構造を含有することで、透明性、耐熱性、低光弾性係数、耐衝撃性、耐候性、表面硬度および耐湿熱性に優れた特性を有するポリカーボネート樹脂(A)とアクリル樹脂(B)とを含有する樹脂組成物となることを究明し、本発明を完成するに至った。
【0010】
すなわち、本発明によれば、発明の課題は、下記により達成される。
(【0011】以降は省略されています)

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