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公開番号2022098091
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-07-01
出願番号2020211440
出願日2020-12-21
発明の名称フィルム
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類C08J 7/06 20060101AFI20220624BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】耐擦過性、消臭作用及び殺菌作用に優れるフィルムを提供する。
【解決手段】本発明のフィルム1は、複数の凸部3aを有する表面を備える合成高分子膜3と、前記合成高分子膜3の前記表面に担持される光触媒粒子4とを備える。前記合成高分子膜3を法線方向から見たとき、前記複数の凸部3aの2次元的な大きさは、20nm超500nm未満である。前記光触媒粒子4の平均粒子径は、20nm以上1000nm以下であるとよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の凸部を有する表面を備える合成高分子膜と、
前記合成高分子膜の前記表面に担持される光触媒粒子とを備え、
前記合成高分子膜を法線方向から見たとき、前記複数の凸部の2次元的な大きさは、20nm超500nm未満である、フィルム。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記光触媒粒子の平均粒子径は、20nm以上1000nm以下である、請求項1に記載のフィルム。
【請求項3】
前記光触媒粒子の平均粒子径は、20nm以上35nm以下である、請求項2に記載のフィルム。
【請求項4】
前記光触媒粒子は、酸化タングステンを含む、請求項1~3の何れか一項に記載のフィルム。
【請求項5】
前記合成高分子膜の前記表面において、前記光触媒粒子の担持量は、0.01g/m
2
以上1.0g/m
2
以下である、請求項1~4の何れか一項に記載のフィルム。
【請求項6】
前記合成高分子膜は、有機カルボン酸を含有する、請求項1~5の何れか一項に記載のフィルム。
【請求項7】
前記合成高分子膜は、光重合開始剤を含有する光硬化性樹脂組成物の硬化物であり、
前記有機カルボン酸は、前記光重合開始剤の光分解生成物である、請求項6に記載のフィルム。
【請求項8】
前記光重合開始剤は、ビス(2,4,6-トリメチルベンゾイル)-フェニルフォスフィンオキサイドを含む、請求項7に記載のフィルム。
【請求項9】
前記合成高分子膜は、架橋構造を有する合成高分子を含有し、
前記架橋構造は、エチレンオキサイド単位を含む、請求項1~8の何れか一項に記載のフィルム。
【請求項10】
前記合成高分子膜は、表面調整剤を含有する、請求項1~9の何れか一項に記載のフィルム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、フィルムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
最近、ブラックシリコン、セミやトンボの羽が有するナノ表面構造が殺菌作用を有するという知見が報告されている。報告によれば、ブラックシリコン、セミやトンボの羽が有するナノピラーの物理的な構造が、殺菌作用を発現するとされている。
【0003】
そこで、このようなナノピラーの物理的な構造を利用した殺菌性又は抗菌性を有する物品が提案されている。例えば、複数の微小突起が密接して配置され、隣接する前記微小突起間の距離dの平均d
AVG
が30nm~90nmであり、前記微小突起の高さHの平均H
AVG
と、前記微小突起間の距離dの平均d
AVG
との比で規定される前記微小突起の平均アスペクト比(H
AVG
/d
AVG
)が3.0~6.25である微小突起構造体を表面に有することを特徴とする抗菌性物品が提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-093939号公報
特開2009-166502号公報
国際公開第2011/125486号
国際公開第2013/183576号
国際公開第2015/163018号
国際公開第2016/080245号
国際公開第2016/208540号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ブラックシリコンは、その殺菌作用を利用しようとしても、量産性に乏しい。また、ブラックシリコンは、硬く脆いので、形状加工性及び耐擦過性が低い。更に、特許文献1に記載の抗菌性物品は、殺菌作用において向上の余地がある。更に、殺菌作用を有している部材は、消臭作用も有していることが望ましい。
【0006】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、耐擦過性、消臭作用及び殺菌作用に優れるフィルムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施形態に係るフィルムは、複数の凸部を有する表面を備える合成高分子膜と、前記合成高分子膜の前記表面に担持される光触媒粒子とを備える。前記合成高分子膜を法線方向から見たとき、前記複数の凸部の2次元的な大きさは、20nm超500nm未満である。
【発明の効果】
【0008】
本発明のフィルムは、耐擦過性、消臭作用及び殺菌作用に優れる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係るフィルムの一例を示す図である。
図1において、合成高分子膜が有機カルボン酸(CA)を含有する場合の殺菌作用を説明する図である。
図2の次の段階を示す図である。
図3の次の段階を示す図である。
図4の次の段階を示す図である。
本発明の実施形態に係るフィルムの図1とは別の一例を示す図である。
図1のモスアイ構造を形成するために用いるモスアイ用型の製造方法の一工程を示す図である。
図7の次の工程を示す図である。
図8の次の工程を示す図である。
図9の次の工程を示す図である。
図10の次の工程を示す図である。
図6のモスアイ構造を形成するために用いるモスアイ用型の製造方法の一工程を示す図である。
図12の次の工程を示す図である。
図13の次の工程を示す図である。
図14の次の工程を示す図である。
図1のフィルムの製造方法の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。但し、本発明は、実施形態に何ら限定されず、本発明の目的の範囲内で適宜変更を加えて実施できる。なお、図中、同一又は相当部分については、同一の参照符号を付して説明を省略することがある。また、アクリル及びメタクリルを包括的に「(メタ)アクリル」と総称する場合がある。更に、アクリレート及びメタクリレートを包括的に「(メタ)アクリレート」と総称する場合がある。本発明の実施形態において説明する各材料は、特に断りのない限り、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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