TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2022097792
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-07-01
出願番号2020210940
出願日2020-12-21
発明の名称アクセル装置
出願人株式会社デンソー
代理人弁理士法人明成国際特許事務所
主分類B60K 26/02 20060101AFI20220624BHJP(車両一般)
要約【課題】開口部からケース部の内部に水が浸入した場合に、操作フィーリングの悪化や異音などを防止するアクセル装置。
【解決手段】パッド30と、開口部111を有する前面壁11と背面壁12と第1側壁20と第2側壁13と、を有するケース部10と、シャフト51を備える内部可動機構50とアーム40とを備え、第1側壁は、シャフトの一方の端部511を受け入れる第1軸受け部221と、第1軸受け部の、シャフトと対向する面224の中心軸CA1より鉛直方向下側に設けられ、第1軸受け部に接続する少なくとも一つの第1溝部223と、を有し、第2側壁は、シャフトの他方の端部を受け入れる第2軸受け部131と、第2軸受け部の、シャフトと対向する面134の中心軸CA2より鉛直方向下側に設けられ、第2軸受け部に接続する少なくとも一つの第2溝部133と、を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
アクセル装置(1)であって、
アクセルの開操作に対応する開方向と、アクセルの閉操作に対応し前記開方向とは逆向きの方向である閉方向と、に移動可能なパッド(30)と、
車体に取付可能なケース部(10)であって、
前記パッドと対向し、開口部(111)を有する前面壁(11)と、
前記前面壁に対向する背面壁(12)と、
前記前面壁と前記背面壁を接続し、前記ケース部の一方の側面を構成する第1側壁(20)と、
他方の側面を構成する第2側壁(13)と、を有するケース部と、
前記ケース部内に収容された内部可動機構(50)であって、前記ケース部によって回転可能に支持されるシャフト(51)を備える内部可動機構と、
前記開口部を貫通し、前記パッドと前記内部可動機構とを連結するアーム(40)と、
を備え、
前記第1側壁は、
前記シャフトの一方の端部(511)を受け入れる第1軸受け部(221)と、
前記ケース部が前記車体に取り付けられた状態において、前記第1軸受け部の、前記シャフトと対向する面(224)の中心軸(CA1)より鉛直方向下側に設けられ、前記第1軸受け部に接続する少なくとも一つの第1溝部(223、223B)と、を有し、
前記第2側壁は、
前記シャフトの他方の端部(512)を受け入れる第2軸受け部(131)と、
前記ケース部が前記車体に取り付けられた状態において、前記第2軸受け部の、前記シャフトと対向する面(134)の中心軸(CA2)より鉛直方向下側に設けられ、前記第2軸受け部に接続する少なくとも一つの第2溝部(133、133B)と、を有する、
アクセル装置。
続きを表示(約 2,700 文字)【請求項2】
請求項1に記載のアクセル装置であって、
前記第1溝部の下面(225)は、前記シャフトの一方の端部から、前記シャフトの他方の端部に向かう向きに沿って下降するように、構成され、
前記第2溝部の下面(135)は、前記シャフトの他方の端部から、前記シャフトの一方の端部に向かう向きに沿って下降するように、構成されている、
アクセル装置。
【請求項3】
アクセル装置であって、
アクセルの開操作に対応する開方向と、アクセルの閉操作に対応し前記開方向とは逆向きの方向である閉方向と、に移動可能なパッドと、
車体に取付可能なケース部であって、
前記パッドと対向し、開口部を有する前面壁と、
前記前面壁に対向する背面壁と、
前記前面壁と前記背面壁を接続し、前記ケース部の一方の側面を構成する第1側壁と、
他方の側面を構成する第2側壁(13C)と、を有するケース部と、
前記ケース部内に収容された内部可動機構であって、前記ケース部によって回転可能に支持されるシャフトを備える内部可動機構と、
前記開口部を貫通した状態で前記パッドと前記内部可動機構とを連結するアームと、
を備え、
前記第1側壁は、前記シャフトの一方の端部を受け入れる第1軸受け部(221C)と、
前記ケース部が前記車体に取り付けられた状態において、前記第1軸受け部の、前記シャフトと対向する面(224C)の中心軸(CA3)より鉛直方向下側に設けられ、前記シャフトを受け入れる前記第1軸受け部に接続する開口である第1開口(226a)を有する第1通路(226)であって、前記ケース部の外部と連通する第1通路と、
を有し、
前記第2側壁は、前記シャフトの他方の端部を受け入れる第2軸受け部(131C)と、
前記ケース部が前記車体に取り付けられた状態において、前記第2軸受け部の、前記シャフトと対向する面(134C)の中心軸(CA4)より鉛直方向下側に設けられ、前記シャフトを受け入れる前記第2軸受け部に接続する開口である第2開口(136a)を有する第2通路(136)であって、前記ケース部の外部と連通する第2通路と、
を有し、
前記第1通路は、前記第1開口よりも鉛直方向下側に配され、
前記第2通路は、前記第2開口よりも鉛直方向下側に配されている、
アクセル装置。
【請求項4】
アクセル装置であって、
アクセルの開操作に対応する開方向と、アクセルの閉操作に対応し前記開方向とは逆向きの方向である閉方向と、に移動可能なパッドと、
車体に取付可能なケース部であって、
前記パッドと対向し、開口部を有する前面壁と、
前記前面壁に対向する背面壁と、
前記前面壁と前記背面壁を接続し、前記ケース部の一方の側面を構成する第1側壁と、
他方の側面を構成する第2側壁(13D)と、を有するケース部と、
前記ケース部内に収容された内部可動機構であって、前記ケース部によって回転可能に支持されるシャフト(51D)を備える内部可動機構と、
前記開口部を貫通した状態で前記パッドと前記内部可動機構とを連結するアームと、
を備え、
前記第1側壁は、前記シャフトの一方の端部(511D)を受け入れる第1軸受け部(221D)を有し、
前記第2側壁は、前記シャフトの他方の端部(512D)を受け入れる第2軸受け部(131D)を有し、
前記シャフトは、前記シャフトのうち、前記第1軸受け部の内部に位置する部分の外周面に設けられる第1シャフト溝(513)であって、前記シャフトの中心軸(CA5)方向に向かって凹み、前記シャフトの中心軸方向に沿って前記第1軸受け部の外側までのびる第1シャフト溝と、
前記シャフトのうち、前記第2軸受け部の内部に位置する部分の外周面に設けられる第2シャフト溝(514)であって、前記シャフトの中心軸方向に向かって凹み、前記シャフトの中心軸方向に沿って前記第2軸受け部の外側までのびる第2シャフト溝と、を有し、
前記第1シャフト溝は、前記ケース部が前記車体に取り付けられた状態において、前記第1軸受け部の、前記シャフトと対向する面(224D)の中心軸(CA6)より鉛直方向下側に設けられ、前記第2シャフト溝は、前記ケース部が前記車体に取り付けられた状態において、前記第2軸受け部の、前記シャフトと対向する面(134D)の中心軸(CA7)より鉛直方向下側に設けられている、
アクセル装置。
【請求項5】
アクセル装置であって、
アクセルの開操作に対応する開方向と、アクセルの閉操作に対応し前記開方向とは逆向きの方向である閉方向と、に移動可能なパッドと、
車体に取付可能なケース部であって、
前記パッドと対向し、開口部を有する前面壁と、
前記前面壁に対向する背面壁と、
前記前面壁と前記背面壁を接続し、前記ケース部の一方の側面を構成する第1側壁と、
他方の側面を構成する第2側壁と、を有するケース部と、
前記ケース部内に収容された内部可動機構であって、前記ケース部によって回転可能に支持されるシャフト(51E)を備える内部可動機構と、
前記開口部を貫通した状態で前記パッドと前記内部可動機構とを連結するアームと
を備え、
前記第1側壁は、前記シャフトの一方の端部(511E)を受け入れる第1軸受け部を有し、
前記第2側壁は、前記シャフトの他方の端部(512E)を受け入れる第2軸受け部を有し、
前記シャフトの、前記一方の端部の外周面に、前記シャフトの中心軸(CA8)方向に平行な平面である第1平面(515)であって、前記第1軸受け部の外側までのびる第1平面が形成され、
前記シャフトの、前記他方の端部の外周面に、前記シャフトの中心軸方向に平行な平面である第2平面(516)であって、前記第2軸受け部の外側までのびる第2平面が形成され、
前記第1平面は、前記ケース部が前記車体に取り付けられた状態において、前記第1軸受け部の、前記シャフトと対向する面の中心軸より鉛直方向下側に設けられ、前記第2平面は、前記ケース部が前記車体に取り付けられた状態において、前記第2軸受け部の、前記シャフトと対向する面の中心軸より鉛直方向下側に設けられている、
アクセル装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、アクセル装置に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、オルガン構造タイプのアクセル装置が開示されている。このアクセル装置は、車室の車体フロアに固定され、運転者のアクセル踏込量を検出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
欧州特許出願公開第1777095号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
洗車時や雨の際に、車室の内部に水が浸入する可能性がある。この場合、アクセル装置の内部の軸部の外周に水が浸入し、水が凍結することによって、アクセル装置のペダルの操作性が悪化し、また、異音が発生する場合があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
【0006】
(1)本開示の形態によれば、アクセル装置が提供される。このアクセル装置は、アクセルの開操作に対応する開方向と、アクセルの閉操作に対応し前記開方向とは逆向きの方向である閉方向と、に移動可能なパッド(30)と、車体に取付可能なケース部(10)であって、前記パッドと対向し、開口部(111)を有する前面壁(11)と、前記前面壁に対向する背面壁(12)と、前記前面壁と前記背面壁を接続し、前記ケース部の一方の側面を構成する第1側壁(20)と、他方の側面を構成する第2側壁(13)と、を有するケース部と、前記ケース部内に収容された内部可動機構(50)であって、前記ケース部によって回転可能に支持されるシャフト(51)を備える内部可動機構と、前記開口部を貫通し、前記パッドと前記内部可動機構とを連結するアーム(40)とを備え、前記第1側壁は、前記シャフトの一方の端部(511)を受け入れる第1軸受け部(221)と、前記ケース部が前記車体に取り付けられた状態において、前記第1軸受け部の、前記シャフトと対向する面(224)の中心軸(CA1)より鉛直方向下側に設けられ、前記第1軸受け部に接続する少なくとも一つの第1溝部(223、223B)と、を有し、前記第2側壁は、前記シャフトの他方の端部(512)を受け入れる第2軸受け部(131)と、前記ケース部が前記車体に取り付けられた状態において、前記第2軸受け部の、前記シャフトと対向する面(134)の中心軸(CA2)より鉛直方向下側に設けられ、前記第2軸受け部に接続する少なくとも一つの第2溝部(133、133B)と、を有する。
この形態のアクセル装置においては、開口部からケース部の内部に水が浸入した場合に、第1溝部と第2溝部に、水が流れる。そのため、シャフトと第1軸受け部と第2軸受け部に水が残りにくい。これにより、ケース部の内部に水が浸入した場合に、シャフトと第1軸受け部と第2軸受け部が氷結することを抑制することができ、操作フィーリングの悪化や異音などを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態のアクセル装置の構成を説明する図。
アクセル装置の内部構造を説明する図。
内部可動機構の、弾性部材以外の部材を説明するための斜視図。
カバーを説明する図。
図4のV-V断面図。
カバーを説明する斜視図。
第1溝部と第2溝部の機能を説明する図。
第1側壁を除くケース部の斜視図。
第1側壁を除くケース部の側面図。
図9のX-X断面図。
第2実施形態を説明する図。
第2実施形態のカバーを説明する図。
第2実施形態のケース部のうち、第1側壁以外を示した図。
第3実施形態を説明する図。
第3実施形態のカバーを説明する図。
第3実施形態のケース部のうち、第1側壁以外を示した図。
第4実施形態を説明する図。
第4実施形態のシャフトの形状を説明する図。
第4実施形態のシャフトの形状を説明する図。
第1シャフト溝を説明する図17のXX-XX断面図。
第2シャフト溝を説明する、図17のXXI-XXI断面図。
第5実施形態のシャフトを説明する図。
第5実施形態のシャフトの形状を説明する図。
第5実施形態のシャフトの形状を説明する図。
第1平面を説明する図22のXXV-XXV断面図。
第2平面を説明する図22のXXVI-XXVI断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
A.第1実施形態:
アクセル装置1は、図示しない車体に取り付けられる。図1において、X軸方向は車両の進行方向を示し、Y軸方向は車両の幅方向を示し、Z軸方向は鉛直上方向を示す。図2及び後述する他の図におけるX軸、Y軸及びZ軸の方向も、図1と同じ方向を示している。以下で説明するアクセル装置1の構造や配置の説明は、特に断らない限り、アクセル装置1が車体に取り付けられた設置状態における構造や配置を意味している。Z軸の正方向側を「上側」ともよび、Z軸の負方向側を「鉛直下方向」や「鉛直方向下側」や「下側」ともよぶ。図1及び図2に示すように、アクセル装置1は、ケース部10と、パッド30と、アーム40と、内部可動機構50と、を備える。
【0009】
ケース部10は、図2に示す内部収容空間SPを囲う、収容壁である。ケース部10は、車体に取付可能である。図1と図2に示すように、ケース部10は、前面壁11と、背面壁12と、第1側壁20と、第2側壁13と、上面壁14と、下面壁15と、を有する。前面壁11は、パッド30に対向する。前面壁11には、アーム40を通過させる開口部111が形成されている。背面壁12は、前面壁11に対向する。図2に示すように、第1側壁20は、前面壁11と背面壁12を接続する。第1側壁20は、ケース部10の一方の側面を構成する。第1側壁20は、他の壁から分離可能である。図1に示すように、第1側壁20は、分離壁21と、カバー22とを備えている。分離壁21は、カバー22の上側に位置し、内部収容空間SP内の部材を外部から保護する。カバー22は、分離壁21の下側に位置し、内部収容空間SP内の部材を外部から保護する。第2側壁13は、前面壁11と背面壁12の間の他方の側面を構成する。上面壁14は、内部収容空間SPの一方の端を規定する。下面壁15は、内部収容空間SPの他方の端を規定する。上面壁14は、下面壁15に対し、上側に位置する。
【0010】
ケース部10には、キックダウンスイッチ16が設けられている。運転者がパッド30を強く踏み込むことで、パッド30によってキックダウンスイッチ16が押される。その結果、運転手がパッド30を強く踏み込んだことが検出される。キックダウンスイッチ16は、ケース部10に形成されたキックダウンスイッチ収容室に収容されている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許