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公開番号2022097246
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-06-30
出願番号2020210715
出願日2020-12-18
発明の名称編組接続構造
出願人矢崎総業株式会社
代理人特許業務法人栄光特許事務所
主分類H01R 13/652 20060101AFI20220623BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】シールド部材と編組とを効率的に溶着させて接続させることが可能な編組接続構造を提供すること。
【解決手段】絶縁電線を長手方向に亘って覆う筒状の編組50と、編組50に電気的に接続固定される筒状のシールドアウタ端子10と、を備える。シールドアウタ端子10は、長手方向における一部分において周方向に沿って間隔をあけて形成された複数の開口13と、隣接する開口13間に形成された溶着部17と、を有する編組接合部15を備える。編組接合部15に被せられた編組50が、溶着部17に溶着される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
絶縁電線を長手方向に亘って覆う筒状の編組と、前記編組に電気的に接続固定される筒状のシールド部材と、を備える編組接続構造であって、
前記シールド部材は、
長手方向における一部分において周方向に沿って間隔をあけて形成された複数の開口と、
隣接する前記開口間に形成された溶着部と、
を有する編組接合部を備えており、
前記編組接合部に被せられた前記編組が前記溶着部に溶着されている、
ことを特徴とする編組接続構造。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記編組接合部が、前記シールド部材の端部に設けられ、
前記開口が、前記シールド部材の端部に形成された切欠き穴からなり、
前記溶着部が、隣接する前記切欠き穴間に形成された突出片からなる、
ことを特徴とする請求項1に記載の編組接続構造。
【請求項3】
前記突出片の先端部は、前記シールド部材の外周側に凸となる山型に屈曲されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の編組接続構造。
【請求項4】
前記編組接合部が、前記シールド部材の端部近傍に設けられ、
前記開口が、前記シールド部材の端部近傍に形成された貫通穴からなり、
前記溶着部が、隣接する前記貫通穴間に形成された橋架片からなる、
ことを特徴とする請求項1に記載の編組接続構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、編組接続構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シールドされた電気ケーブルの外周を覆うシールド編組線(編組)の外周に外側リングを取り付け、外側リングとシールド編組線との重なり部分を周方向の複数箇所で、レーザ溶接や抵抗溶接によってスポット溶接して接合するシールド接続構造が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表平11-509672号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、外側リングとシールド編組線との重なり部分をスポット溶接する際に、溶接個所から外側リングなどの周辺へ熱エネルギーが伝達されて逃げてしまう。このため、溶接するためのレーザや電力の出力を高めなければならず、効率低下を招いてしまうという問題がある。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、シールド部材と編組とを効率的に溶着させて接続させることが可能な編組接続構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 絶縁電線を長手方向に亘って覆う筒状の編組と、前記編組に電気的に接続固定される筒状のシールド部材と、を備える編組接続構造であって、前記シールド部材は、長手方向における一部分において周方向に沿って間隔をあけて形成された複数の開口と、隣接する前記開口間に形成された溶着部と、を有する編組接合部を備えており、前記編組接合部に被せられた前記編組が前記溶着部に溶着されている、ことを特徴とする編組接続構造。
【0007】
上記(1)の構成の編組接続構造によれば、シールド部材の編組接合部に被せられた編組が、周方向に沿って間隔をあけて形成された複数の開口間の溶着部に溶着される。したがって、この編組接続構造では、シールド部材における編組を溶着させる部分である溶着部の体積を小さくして熱容積を抑え、編組を溶着させる際に付与する熱エネルギーが溶着部の周辺へ伝達されて逃げるのを抑制することができる。これにより、溶着のために付与する熱エネルギーの出力を高めることなく、効率的にシールド部材の溶着部と編組とを溶着させることができる。
【0008】
(2) 前記編組接合部が、前記シールド部材の端部に設けられ、前記開口が、前記シールド部材の端部に形成された切欠き穴からなり、前記溶着部が、隣接する前記切欠き穴間に形成された突出片からなる、ことを特徴とする上記(1)に記載の編組接続構造。
【0009】
上記(2)の構成の編組接続構造によれば、シールド部材の端部に切欠き穴からなる開口を形成して開口間に片持ち梁状の突出片を形成している。したがって、これらの突出片を溶着部として編組を溶着させ、シールド部材と編組とを電気的に接続させることができる。また、片持ち梁状の突出片は、例えば金属板をプレス加工してシールド部材を形成する際に一組のシールド部材における突出片を同時に打ち抜くことで、材料の歩留まりが低くなるのを抑制できる。
【0010】
(3) 前記突出片の先端部は、前記シールド部材の外周側に凸となる山型に屈曲されている、ことを特徴とする上記(2)に記載の編組接続構造。
(【0011】以降は省略されています)

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