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公開番号2022096715
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-06-30
出願番号2020209830
出願日2020-12-18
発明の名称床面情報表示システム
出願人株式会社アイシン
代理人弁理士法人ネクスト
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20220623BHJP(計算;計数)
要約【課題】滞在者にとって居心地の良いスペースを構築することを可能にした床面情報表示システムを提供する。
【解決手段】床面情報表示システム1は、情報管理サーバ3及び車両6で構成される。情報管理サーバ3は、サーバ制御部11と、車両管理情報DB12と、滞在者情報DB13と、プロファイル用DB14と、地図情報DB15と、サーバ側通信装置16と、を備える。情報管理サーバ3は、車両6の乗客である複数の滞在者が滞在するスペースにおける各滞在者の現在位置を取得し、スペースの床面の内、複数の滞在者の現在位置の床面に滞在者に対応した図形を表示する。情報管理サーバ3は、重複したと判定された複数の図形から、滞在者情報を取得し、滞在者の心理状態を示唆する表示態様で滞在者に対応する図形を表示する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
滞在者が滞在するスペースにおける滞在者の現在位置を取得する位置取得手段と、
前記スペースの床面の内、滞在者の現在位置に対応する地点に対して、該地点に位置する滞在者に対応した図形を表示する図形表示手段と、
前記滞在者について前記スペース内での他人との関わりに対する心理状態を取得する滞在者心理取得手段と、を有し、
前記図形表示手段は、前記滞在者の心理状態を示唆する表示態様で該滞在者に対応する図形を表示する床面情報表示システム。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記滞在者のスペースでの滞在状況を取得する状況取得手段を有し、
前記滞在者心理取得手段は、前記滞在者のスペースでの滞在状況に基づいて前記スペース内での他人との関わりに対する希望の度合いを推定し、前記心理状態として取得する請求項1に記載の床面情報表示システム。
【請求項3】
前記スペースは滞在者が移動に用いる移動手段内のスペースであって、
前記滞在者の移動目的を取得する移動目的取得手段を有し、
前記滞在者心理取得手段は、前記滞在者の移動目的に基づいて前記スペース内での他人との関わりに対する希望の度合いを推定し、前記心理状態として取得する請求項1に記載の床面情報表示システム。
【請求項4】
過去の前記滞在者の行動履歴に基づいて、前記滞在者の他人との関わりに対する性格を特定する性格特定手段を有し、
前記滞在者心理取得手段は、前記滞在者の性格に基づいて前記スペース内での他人との関わりに対する希望の度合いを推定し、前記心理状態として取得する請求項1に記載の床面情報表示システム。
【請求項5】
前記滞在者の心理状態は、前記滞在者がスペースに滞在する間において変化する要素に基づいて特定される第1の心理状態と、前記滞在者がスペースに滞在する間において不変の要素に基づいて特定される第2の心理状態と、を含み、
前記図形表示手段は、前記第1の心理状態と前記第2の心理状態を夫々示唆する表示態様で該滞在者に対応する図形を表示する請求項1に記載の床面情報表示システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、滞在者が滞在するスペースの床面に図形等の情報を表示する床面情報表示システムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、新たなモビリティサービスの一つとして、バスや電車等の公共交通機関に比べてより少人数の利用者を対象として、面識のない複数のユーザが同じ車両に乗り合わせて移動するサービスについて提案されている。このようなサービスでは、バスや電車等の公共交通機関に比べると経路の設定などの自由度が高くユーザの利便性は高いが、限られた狭いスペース(車内空間)内に面識がない複数のユーザが一定時間滞在する為、会話のきっかけもなく互いに沈黙した状態が続き、居心地がよくないという問題があった。また、上記モビリティサービス以外にも例えば仕事関係で開催される会合やパーティー等の面識のない複数のユーザが限られたスペース内に一定時間以上滞在する状況では同様の問題が生じていた。
【0003】
そこで、そのような限られたスペース内に滞在する複数のユーザ(以下、滞在者という)の間の会話の契機を設ける手段として、例えば特開2017-174341号公報には共有のワークスペースに滞在する複数の滞在者について展示中のコンテンツに対する関心度を取得し、複数の滞在者が夫々所持するセルフボールをテーブル上に置いた際に、同じコンテンツに関心度の高い滞在者同士のセルフボールを近づけることによって会話の契機を設ける技術について提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-174341号公報(第5-6頁、図4)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、スペース内に滞在する滞在者の中には、他の滞在者と関わることを積極的に希望する性格の者もいれば、他の滞在者と関わることを希望しない性格の者も当然に存在する。また、その時の状況によって通勤中、気分が落ち込んでいる、眠い等の理由により他の滞在者との関わりを避けたい状況の滞在者も存在する。しかしながら上記特許文献1の技術は、そのような滞在者の心理状態に関係なくセルフボールが移動する問題があった。
【0006】
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、滞在者の心理状態を示唆する図形を滞在者の滞在するスペースの床面に表示することによって、滞在者が会話の相手とするのに適切な他の滞在者や会話の相手とするのに不適切な他の滞在者を容易に把握可能であり、他の滞在者と関わることを積極的に希望する滞在者や他の滞在者と関わることを希望しない滞在者を含めた様々な種類の滞在者にとって居心地の良いスペースを構築することを可能にした床面情報表示システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するため本発明に係る床面情報表示システムは、滞在者が滞在するスペースにおける滞在者の現在位置を取得する位置取得手段と、前記スペースの床面の内、滞在者の現在位置に対応する地点に対して、該地点に位置する滞在者に対応した図形を表示する図形表示手段と、前記滞在者について前記スペース内での他人との関わりに対する心理状態を取得する滞在者心理取得手段と、を有し、前記図形表示手段は、前記滞在者の心理状態を示唆する表示態様で該滞在者に対応する図形を表示する。
尚、「スペース内での他人との関わりに対する心理状態」とは、例えばスペース内の他人と関わりたいか否か、どの程度の深さ或いは頻度で関わりたいか、どのような形で関わりたいか、等のユーザの意思が該当する。
【発明の効果】
【0008】
前記構成を有する本発明に係る床面情報表示システムによれば、滞在者の心理状態を示唆する図形を滞在者の滞在するスペースの床面に表示することによって、滞在者が会話の相手とするのに適切な他の滞在者や会話の相手とするのに不適切な他の滞在者を容易に把握可能となる。その結果、他の滞在者と関わることを積極的に希望する滞在者や他の滞在者と関わることを希望しない滞在者を含めた様々な種類の滞在者にとって居心地の良いスペースを構築することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る床面情報表示システムを示した概略構成図である。
本実施形態に係る情報管理サーバ及び車両の構成を示したブロック図である。
車両管理情報DBに記憶される車両管理情報の一例を示した図である。
滞在者情報DBに記憶される滞在者情報の一例を示した図である。
車両のスペースの床面に対して表示される図形の一例を示した図である。
本実施形態に係る表示制御処理プログラムのフローチャートである。
滞在者の移動に伴って図形が重複する場合について説明した図である。
重複した図形のその後の結合態様を示した図である。
移動目的と移動方向(往路か復路か)の組み合わせに対して出力される対象となる情報の一例を示した図である。
滞在者間の会話の契機となる情報の出力態様を示した図である。
図形表示処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。
床面ディスプレイに対して表示される図形の形状(デザイン)を示した図である。
床面ディスプレイに対して表示される図形のサイズを示した図である。
床面ディスプレイに対して表示される図形のサイズと表示色の組み合わせを示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る床面情報表示システムについて具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係る床面情報表示システム1の概略構成について図1を用いて説明する。図1は本実施形態に係る床面情報表示システム1を示した概略構成図である。
(【0011】以降は省略されています)

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