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公開番号2022096076
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-06-29
出願番号2020208972
出願日2020-12-17
発明の名称渦流抑制装置
出願人株式会社電業社機械製作所
代理人個人
主分類F04D 13/16 20060101AFI20220622BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】 低コストで渦流の発生を抑制可能な渦流抑制装置を提供すること。
【解決手段】 吸込水槽内のポンプの周囲に設置され、複数の突起部2と、複数の突起部2が並べて設置された板部材3とを備え、突起部2の外周面が、断面円形状又は断面楕円形状とされている。また、板部材3に、複数の板側貫通孔1aが形成されている。さらに、突起部2に、板側貫通孔1aに連通していると共に突出方向に貫通する突起側貫通孔2aが形成されている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
吸込水槽内のポンプの周囲に設置され、
複数の突起部と、
前記複数の突起部が並べて設置された板部材とを備え、
前記突起部の外周面が、断面円形状又は断面楕円形状とされていることを特徴とする渦流抑制装置。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
請求項1に記載の渦流抑制装置において、
前記板部材が、前記複数の突起部が延在方向に並べて設置された複数の単位長板部を備え、
前記複数の単位長板部が、並べて配されていることを特徴とする渦流抑制装置。
【請求項3】
請求項2に記載の渦流抑制装置において、
前記複数の単位長板部が、互いに間隔を空けて並べて配されていることを特徴とする渦流抑制装置。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一項に記載の渦流抑制装置において、
前記板部材に、複数の板側貫通孔が形成されていることを特徴とする渦流抑制装置。
【請求項5】
請求項4に記載の渦流抑制装置において、
前記突起部が、前記板側貫通孔上に設置され、
前記突起部に、前記板側貫通孔に連通していると共に突出方向に貫通する突起側貫通孔が形成されていることを特徴とする渦流抑制装置。
【請求項6】
請求項4又は5に記載の渦流抑制装置において、
前記板部材が、前記複数の突起部が延在方向に並べて設置された複数の単位長板部を備え、
前記複数の単位長板部を上下に重ねた際に、上側の前記単位長板部の前記板側貫通孔及び前記突起側貫通孔に、下側の前記単位長板部の前記突起部を挿入可能とされていることを特徴とする渦流抑制装置。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一項に記載の渦流抑制装置において、
前記突起部が、円錐形状又は切頭円錐形状であることを特徴とする渦流抑制装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、吸込水槽の水を汲み上げる際に渦流の発生を抑制することができる渦流抑制装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
河川などに接続される吸込水槽の水をポンプで汲み上げる際に、吸込水槽内に渦流が生じる場合がある。特に、水槽内の流速が上がると、ポンプ近傍の床面や壁面で発生する渦の圧力が低下し、気柱を含む渦流(水中渦)が生じて、この渦流がポンプに引き込まれる場合がある。このような水中渦により、ポンプ内に空気が吸い込まれてしまうと、水流の密度が変化してバランスが崩れ、ポンプに振動等を発生させる原因となると共にポンプ効率が低下してしまう。
河川などに接続される吸込水槽の水をポンプで汲み上げる際に、吸込水槽内に渦流が生じる場合がある。特に、排水に伴い水位が下がると、水面から空気を吸い込んだ渦流(空気吸込渦)が生じて、この渦流がポンプに引き込まれる場合がある。このような空気吸込渦により、ポンプ内に空気が吸い込まれてしまうと、水流の密度が変化してバランスが崩れ、ポンプに振動等を発生させる原因となると共にポンプ効率が低下してしまう。
【0003】
この渦流対策として、例えば特許文献1には、吸込水槽の底であってポンプの直下に底面から突出した渦流抑制部を設けた渦流抑制装置が記載されている。
また、特許文献2には、ポンプに対向配置され、吸込水槽に水面の上方から下方に向かって延びた板状の渦防止部材を複数設けたポンプ吸水槽が記載されている。
【0004】
さらに、特許文献3には、吸込水槽内の液体の流れの方向を転換する屈曲面を有した断面円弧状の第1及び第2渦防止構造体と、これらを互いに接続する接続部材とを備えた渦発生防止装置が記載されている。この渦発生防止装置では、吸込水槽内における液体の流れの方向を、屈曲面によって別方向に転換することで、渦の発生のきっかけとなる旋回流れをキャンセルし、吸込水槽内の渦の発生を防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-31894号公報
特開2014-134142号公報
特開2018-184884号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記従来の技術において、以下の課題が残されている。
従来の特許文献1及び2に記載の技術では、吸込水槽自体に渦流対策用の設備を設ける土木工事が必要になり、大掛かりで設備コストが増大してしまう問題があった。
また、上記特許文献3では、断面が円弧状や矩形状の板である複数の渦防止構造体を吸込水槽内に並べて設置しているが、板の先端部,縁部又は角部で新しい渦が発生してしまうという不都合があった。
【0007】
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたもので、低コストで渦流の発生を抑制可能な渦流抑制装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、第1の発明に係る渦流抑制装置は、吸込水槽内のポンプの周囲に設置され、複数の突起部と、前記複数の突起部が並べて設置された板部材とを備え、前記突起部の外周面が、断面円形状又は断面楕円形状とされていることを特徴とする。
【0009】
この渦流抑制装置では、複数の突起部と、複数の突起部が並べて設置された板部材とを備え、突起部の外周面が、断面円形状又は断面楕円形状とされているので、剣山のように設置された複数の突起部が渦流を細かく打ち消して抑制すると共に、突起部の外周面が全て曲面で構成されていることで、新たな渦流の発生も抑制することができる。また、板部材上に複数の突起部が設けられた構造であるので、壁面や床面に容易に敷設でき、短い工期で簡単に施工できる。
【0010】
第2の発明に係る渦流抑制装置は、第1の発明において、前記板部材が、前記複数の突起部が延在方向に並べて設置された複数の単位長板部を備え、前記複数の単位長板部が、並べて配されていることを特徴とする。
すなわち、この渦流抑制装置では、複数の単位長板部が、並べて配されているので、設置面積に応じて枚数を増やすことで容易に大面積化も可能になり、高い汎用性を有している。また、板部材が複数の単位長板部に分割されていることで、必要な枚数だけ持ち運べばよく、搬入等の運搬も容易になる。
(【0011】以降は省略されています)

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