TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2022094468
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-06-27
出願番号2020207366
出願日2020-12-15
発明の名称電機子の製造方法
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人個人,個人
主分類H02K 15/04 20060101AFI20220620BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】スリット内でのベース巻線部の占積率を向上しつつ、スリット内に流路を簡単に形成することができる電機子の製造方法を提供する。
【解決手段】中心線の延びる方向に貫通するスリット23が設けられたステータコア21と、スリット23に挿入されるようにしてステータコア21に組み付けられたステータコイル22とを備えた電機子の製造方法は、金属製のベース巻線部30をスリット23に挿入するようにしてステータコア21に組み付けることと、スリット23に挿入した状態のベース巻線部30同士の間にテーパーピン33を挟んだ状態でベース巻線部30を加圧して塑性変形させることと、ベース巻線部30を塑性変形させた後にテーパーピン33を抜くことで、スリット23内に流体が流通可能な流路を形成することと、ベース巻線部30同士を電気的に接続することによってステータコイル22を形成することと、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
中心線の延びる方向に貫通する複数のスリットが設けられた鉄心と、
複数の前記スリットに挿入されるようにして前記鉄心に組み付けられた導体と、
を備えた電機子の製造方法であって、
複数の金属製のベース巻線部を前記スリットに挿入するようにして前記鉄心に組み付けることと、
前記スリットに挿入した状態の前記ベース巻線部同士の間と、前記スリットに挿入した状態の前記ベース巻線部と前記スリットの内面との間とのうち少なくとも一方にピンを挟んだ状態で前記ベース巻線部を加圧して塑性変形させることと、
前記ベース巻線部を塑性変形させた後に前記ピンを抜くことで、前記スリット内に流体が流通可能な流路を形成することと、
前記ベース巻線部同士を電気的に接続することによって前記導体を形成することと、
を備えることを特徴とする電機子の製造方法。
続きを表示(約 56 文字)【請求項2】
前記ピンは、テーパーピンであることを特徴とする請求項1に記載の電機子の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄心と当該鉄心に組み付けられた導体とを有する電機子の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の電機子として、例えば特許文献1に示すようなものが知られている。こうした電機子は、複数のスロット(スリット)が形成された鉄心と、当該スロット内に挿入された内部に冷却流路を有する巻線導体(ベース巻線部)とを備えている。この場合、巻線導体は、一方向に延びる溝を有した2つの部材の溝同士を合わせることによって形成され、合わせた2つの溝によって冷却流路が形成された構造になっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-86679号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述のような電機子は、一方向に延びる溝を有した2つの部材の溝同士を合わせることによって予め巻線導体を形成し、当該形成した巻線導体を鉄心のスロットに挿入した構造になっている。このため、巻線導体とスロットの内面との間に隙間が形成される上に、冷却流路を有した巻線導体の形成にも手間がかかる。したがって、上述のような電機子では、スロット内での巻線導体の占積率を高くできない上に、スロット内に冷却流路を形成することが困難になってしまう。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する電機子の製造方法は、中心線の延びる方向に貫通する複数のスリットが設けられた鉄心と、複数の前記スリットに挿入されるようにして前記鉄心に組み付けられた導体と、を備えた電機子の製造方法であって、複数の金属製のベース巻線部を前記スリットに挿入するようにして前記鉄心に組み付けることと、前記スリットに挿入した状態の前記ベース巻線部同士の間と、前記スリットに挿入した状態の前記ベース巻線部と前記スリットの内面との間とのうち少なくとも一方にピンを挟んだ状態で前記ベース巻線部を加圧して塑性変形させることと、前記ベース巻線部を塑性変形させた後に前記ピンを抜くことで、前記スリット内に流体が流通可能な流路を形成することと、前記ベース巻線部同士を電気的に接続することによって前記導体を形成することと、を備えることを要旨とする。
【0006】
この構成によれば、スリット内でベース巻線部を加圧してベース巻線部をスリットの内面及びピンの周面に押し付けて塑性変形させた後にピンを抜くだけでスリット内に流路が形成される。このため、スリットの内面とベース巻線部との間の隙間を低減しつつスリット内に流路を簡単に形成することができる。したがって、スリット内でのベース巻線部の占積率を向上しつつ、スリット内に流路を簡単に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態のステータの斜視図。
図1の断面図。
図2の要部拡大図。
ベース巻線部を示す斜視図。
ベース巻線部をステータコアのスリットに組み付けるときの状態を示す斜視図。
ステータコアのスリット内に組み付けられたベース巻線部同士の間にテーパーピンをそれぞれ挟んだときの状態を示す要部拡大断面模式図。
図6においてスリット内のベース巻線部をプレス部材によって加圧したときの状態を示す模式図。
図7の8-8線矢視断面拡大模式図。
変更例のステータの要部拡大断面図。
別の変更例のステータの要部拡大断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、電機子の一実施形態を図面に従って説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態における電機子の一例としてのステータ20は、三相電動機の固定子であり、略円筒状をなしている。ステータ20は、鉄心の一例としてのステータコア21と、導体の一例としてのステータコイル22とを備えている。ステータコア21は、円環状の金属板が複数枚(例えば数百枚)積層された積層構造をなしている。
【0009】
ステータコア21には、その中心線Lが延びる方向に貫通するスリット23が複数(本実施形態では48本)設けられている。各スリット23は、ステータコア21の内周面において開口するとともにステータコア21の径方向に延びている。つまり、各スリット23は、ステータコア21の中心線Lが延びる方向の両側とステータコア21の中心側が開口している。
【0010】
各スリット23は、ステータコア21の中心線Lが延びる方向から見てステータコア21の径方向に延びる矩形状をなしており、ステータコア21の周方向において等間隔で並ぶように配置されている。ステータコイル22は、ステータコア21の複数のスリット23に挿入されるようにしてステータコア21に巻回された状態で組み付けられている。ステータコア21には、U相コイル、V相コイル、及びW相コイルに対応する三本のステータコイル22が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
充放電装置
13日前
個人
直流モータ
25日前
個人
複合単相モーター
18日前
個人
車戴型充放電装置
27日前
エクボ株式会社
磁気浮上装置
4日前
FDK株式会社
電力供給装置
12日前
西芝電機株式会社
充電システム
1日前
株式会社深松組
太陽光発電装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
電気機器
18日前
株式会社アイシン
ステータ
20日前
サンデン株式会社
インバータ装置
14日前
株式会社サイバーストーク
車載音響装置
27日前
河村電器産業株式会社
輪番充電装置
6日前
株式会社島津製作所
高周波電源装置
7日前
大都技研株式会社
自立移動電源装置
21日前
株式会社GSユアサ
電源装置
15日前
三菱電機株式会社
ガス絶縁開閉装置
今日
古河樹脂加工株式会社
配線ボックス
20日前
サンケン電気株式会社
LED照明用電源装置
28日前
株式会社豊田自動織機
回転電機
13日前
株式会社豊田自動織機
回転電機
13日前
トヨタ自動車株式会社
ロータ製造装置
1か月前
東西商事株式会社
可搬型非常用蓄電池
18日前
株式会社ダイヘン
電圧調整装置
4日前
個人
自動充電型携帯端末
20日前
株式会社ダイヘン
電力システム
28日前
FDK株式会社
蓄電装置及び電子機器
11日前
株式会社永木精機
掴線器
今日
住友電装株式会社
ワイヤハーネス
11日前
個人
温度変化抑制装置および自走式車両
19日前
中国電力株式会社
架空線用着雪防止装置
22日前
住友電装株式会社
ワイヤハーネス
13日前
日本ケーブル株式会社
索道設備の電力供給装置
12日前
寶トク科技股フン有限公司
マウスパッド
今日
オムロン株式会社
太陽光発電システム
6日前
株式会社今仙電機製作所
電源システム
6日前
続きを見る