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公開番号2022094357
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-06-24
出願番号2022066407,2022510660
出願日2022-04-13,2021-03-25
発明の名称重合体組成物、潤滑油添加剤、粘度指数向上剤、潤滑油組成物、重合体組成物の製造方法、及びマクロモノマーの製造方法
出願人三菱ケミカル株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類C08L 33/04 20060101AFI20220617BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】粘度指数向上効果の高い重合体組成物、潤滑油添加剤、粘度指数向上剤、潤滑油組成物を提供すること。
【解決手段】重合体組成物であって、ゲル浸透クロマトグラフィーで測定した、前記重合体組成物の微分分子量分布曲線における微分分布値が下記式1を満足し、前記重合体組成物の35wt%の下記ベースオイル溶液の、25℃の小角X線散乱の散乱ベクトルの大きさqが0.07nm-1以上2nm-1以下の範囲における、規格化後散乱強度の最大値が40cm-1以上である重合体組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
重合体組成物であって、
ゲル浸透クロマトグラフィーで測定した、前記重合体組成物の微分分子量分布曲線における微分分布値が下記式1を満足し、
前記重合体組成物の35wt%の下記ベースオイル溶液の、25℃の小角X線散乱の散乱ベクトルの大きさqが0.07nm
-1
以上2nm
-1
以下の範囲における、規格化後散乱強度の最大値が40cm
-1
以上である重合体組成物。
dMp30/dMp≧0.65・・・1
・dMp30:ゲル浸透クロマトグラフィーで測定したピークトップ分子量の30%に相当する分子量の微分分布値。
・dMp:ゲル浸透クロマトグラフィーで測定したピークトップ分子量の微分分布値。
・ベースオイル:API規格 GroupIII、またはGroupIIIプラス
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記重合体組成物が(メタ)アクリル系共重合体Aを含む重合体組成物であって、
前記(メタ)アクリル系共重合体Aが、アルキル基の炭素数が5~14のアルキルメタクリレートa1由来の構成単位、アルキル基の炭素数が5~14のアルキルアクリレートa2由来の構成単位、及びアルキル基の炭素数が1~4のアルキルアクリレートa3由来の構成単位を含む共重合体である、請求項1に記載の重合体組成物。
【請求項3】
前記(メタ)アクリル系共重合体Aが、前記(メタ)アクリル系共重合体Aの総質量に対して、前記アルキルメタクリレートa1由来の構成単位を1~50質量%含む、請求項2に記載の重合体組成物。
【請求項4】
(メタ)アクリル系共重合体Aを含む重合体組成物であって、
前記(メタ)アクリル系共重合体Aが、アルキル基の炭素数が5~14のアルキルメタクリレートa1由来の構成単位、アルキル基の炭素数が5~14のアルキルアクリレートa2由来の構成単位、及びアルキル基の炭素数が1~4のアルキルアクリレートa3由来の構成単位を含む共重合体であり、
前記(メタ)アクリル系共重合体Aが、前記(メタ)アクリル系共重合体Aの総質量に対して、前記アルキルメタクリレートa1由来の構成単位を1~50質量%含む、重合体組成物。
【請求項5】
前記(メタ)アクリル系共重合体Aが、前記(メタ)アクリル系共重合体Aの総質量に対して、前記アルキルアクリレートa2由来の構成単位を1~50質量%含む、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の重合体組成物。
【請求項6】
前記(メタ)アクリル系共重合体Aが、前記(メタ)アクリル系共重合体Aの総質量に対して、前記アルキルアクリレートa3由来の構成単位を30~80質量%含む、請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の重合体組成物。
【請求項7】
(メタ)アクリル系共重合体Aを含む重合体組成物であって、
前記(メタ)アクリル系共重合体Aが、アルキル基の炭素数が5~14のアルキルメタクリレートa1由来の構成単位、アルキル基の炭素数が5~14のアルキルアクリレートa2由来の構成単位、及びアルキル基の炭素数が1~4のアルキルアクリレートa3由来の構成単位を含む共重合体であり、
前記(メタ)アクリル系共重合体Aが、前記(メタ)アクリル系共重合体Aの総質量に対して、前記アルキルアクリレートa3由来の構成単位を30~80質量%含む、重合体組成物。
【請求項8】
前記(メタ)アクリル系共重合体Aが、前記(メタ)アクリル系共重合体Aの総質量に対して、前記アルキルアクリレートa2由来の構成単位を1~50質量%含む、請求項7に記載の重合体組成物。
【請求項9】
前記(メタ)アクリル系共重合体Aが、アルコキシアルキル(メタ)アクリレートa4由来の構成単位を含む共重合体である、請求項2から請求項8のいずれか1項に記載の重合体組成物。
【請求項10】
前記(メタ)アクリル系共重合体Aが、前記(メタ)アクリル系共重合体Aの総質量に対して、前記アルコキシアルキル(メタ)アクリレートa4由来の構成単位を1~30質量%含む、請求項9に記載の重合体組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンオイル等に使用される重合体組成物、潤滑油添加剤、粘度指数向上剤、潤滑油組成物、重合体組成物の製造方法、及びマクロモノマーの製造方法に関する。
本願は、2020年3月25日に、日本に出願された特願2020-055130号、及び2020年3月25日に、日本に出願された特願2020-055131号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
続きを表示(約 4,800 文字)【背景技術】
【0002】
自動車等のエンジンオイル、ギヤオイル等に使用される潤滑油組成物には、低温から高温までの広範囲にわたり、部材を保護できる一定の粘度が必要とされる。
【0003】
しかし、従来の潤滑油組成物は高温になると粘度が低下し、本来の性能が発揮できなくなる。また、近年の低燃費化に対応して、潤滑油には実用温度域での粘度も低下させつつ、高温時における粘度の低下を抑制すること(粘度指数を向上すること)が望まれている。
【0004】
このため、例えば特許文献1、特許文献2には、長鎖のアルキル基を有する(メタ)アクリレート系ポリマーからなる粘度指数向上剤が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-203913号公報
特開平10-298576号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1、特許文献2に記載の方法では、粘度指数の向上効果が不十分である。
【0007】
本発明はこれらの問題点を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の要旨は、(メタ)アクリル系共重合体Aを含む重合体組成物であって、前記(メタ)アクリル系共重合体Aが、アルキル基の炭素数が5~14のアルキルメタクリレートa1由来の構成単位、アルキル基の炭素数が5~14のアルキルアクリレートa2由来の構成単位、及びアルキル基の炭素数が1~4のアルキルアクリレートa3由来の構成単位を含む共重合体である、重合体組成物にある。
【0009】
本発明の要旨は、重合体組成物であって、ゲル浸透クロマトグラフィーで測定した、前記重合体組成物の微分分子量分布曲線における微分分布値が下記式1を満足し、前記重合体組成物の35wt%の下記ベースオイル溶液の、25℃の小角X線散乱の散乱ベクトルの大きさqが0.07nm
-1
以上2nm
-1
以下の範囲における、規格化後散乱強度の最大値が40cm
-1
以上である重合体組成物にある。
dMp30/dMp≧0.65・・・1
・dMp30:ゲル浸透クロマトグラフィーで測定したピークトップ分子量の30%に相当する分子量の微分分布値。
・dMp:ゲル浸透クロマトグラフィーで測定したピークトップ分子量の微分分布値。
・ベースオイル:API規格 GroupIII、またはGroupIIIプラス
【0010】
[1]
重合体組成物であって、
ゲル浸透クロマトグラフィーで測定した、前記重合体組成物の微分分子量分布曲線における下記式1で表される微分分布値が0.65以上であり、0.70以上1.0以下が好ましく、0.75以上1.0以下がより好ましく、0.80以上1.0以下がさらに好ましく、
前記重合体組成物の35wt%の下記ベースオイル溶液の、25℃の小角X線散乱の散乱ベクトルの大きさqが0.07nm
-1
以上2nm
-1
以下の範囲における、規格化後散乱強度の最大値が40cm
-1
以上であり、40cm
-1
以上1100cm
-1
以下がより好ましく、60cm
-1
以上500cm
-1
以下がさらに好ましく、80cm
-1
以上450cm
-1
以下がさらに好ましい、重合体組成物。
dMp30/dMp ・・・1
・dMp30:ゲル浸透クロマトグラフィーで測定したピークトップ分子量の30%に相当する分子量の微分分布値。
・dMp:ゲル浸透クロマトグラフィーで測定したピークトップ分子量の微分分布値。
・ベースオイル:API規格 GroupIII、またはGroupIIIプラス
[2]
前記重合体組成物が(メタ)アクリル系共重合体Aを含む重合体組成物であって、
前記(メタ)アクリル系共重合体Aが、アルキル基の炭素数が5~14のアルキルメタクリレートa1由来の構成単位、アルキル基の炭素数が5~14のアルキルアクリレートa2由来の構成単位、及びアルキル基の炭素数が1~4のアルキルアクリレートa3由来の構成単位を含む共重合体である、[1]に記載の重合体組成物。
[3]
前記(メタ)アクリル系共重合体Aにおいて、前記(メタ)アクリル系共重合体Aの総質量に対して、前記アルキルメタクリレートa1由来の構成単位の含有量は、1質量%以上50質量%以下が好ましく、5質量%以上45質量%以下がより好ましく、10質量%以上40質量%以下がさらに好ましい、[2]に記載の重合体組成物。
[4]
(メタ)アクリル系共重合体Aを含む重合体組成物であって、
前記(メタ)アクリル系共重合体Aが、アルキル基の炭素数が5~14のアルキルメタクリレートa1由来の構成単位、アルキル基の炭素数が5~14のアルキルアクリレートa2由来の構成単位、及びアルキル基の炭素数が1~4のアルキルアクリレートa3由来の構成単位を含む共重合体であり、
前記(メタ)アクリル系共重合体Aにおいて、前記(メタ)アクリル系共重合体Aの総質量に対して、前記アルキルメタクリレートa1由来の構成単位を1質量%以上50質量%以下が好ましく、5質量%以上45質量%以下がより好ましく、10質量%以上40質量%以下がさらに好ましい、重合体組成物。
[5]
前記(メタ)アクリル系共重合体において、前記(メタ)アクリル系共重合体Aの総質量に対して、前記アルキルアクリレートa2由来の構成単位の含有量は、1質量%以上50質量%以下が好ましく、5質量%以上45質量%以下がより好ましく、10質量%以上40質量%以下がさらに好ましい、[2]から[4]のいずれか1項に記載の重合体組成物。
[6]
前記(メタ)アクリル系共重合体Aにおいて、前記(メタ)アクリル系共重合体Aの総質量に対して、前記アルキルアクリレートa3由来の構成単位の含有量は、30質量%以上80質量%以下が好ましく、35質量%以上75質量%以下がより好ましく、40質量%以上70質量%以下がさらに好ましい、[2]から[5]のいずれか1項に記載の重合体組成物。
[7]
(メタ)アクリル系共重合体Aを含む重合体組成物であって、
前記(メタ)アクリル系共重合体Aが、アルキル基の炭素数が5~14のアルキルメタクリレートa1由来の構成単位、アルキル基の炭素数が5~14のアルキルアクリレートa2由来の構成単位、及びアルキル基の炭素数が1~4のアルキルアクリレートa3由来の構成単位を含む共重合体であり、
前記(メタ)アクリル系共重合体Aにおいて、前記(メタ)アクリル系共重合体Aの総質量に対して、前記アルキルアクリレートa3由来の構成単位の含有量は、30質量%以上80質量%以下が好ましく、35質量%以上75質量%以下がより好ましく、40質量%以上70質量%以下がさらに好ましい、重合体組成物。
[8]
前記(メタ)アクリル系共重合体Aにおいて、前記(メタ)アクリル系共重合体Aの総質量に対して、前記アルキルアクリレートa2由来の構成単位の含有量は、1質量%以上50質量%以下が好ましく、5質量%以上45質量%以下がより好ましく、10質量%以上40質量%以下がさらに好ましい、[7]に記載の重合体組成物。
[9]
前記(メタ)アクリル系共重合体Aが、アルコキシアルキル(メタ)アクリレートa4由来の構成単位を含む共重合体である、[2]から[8]のいずれか1項に記載の重合体組成物。
[10]
前記(メタ)アクリル系共重合体Aにおいて、前記(メタ)アクリル系共重合体Aの総質量に対して、前記アルコキシアルキル(メタ)アクリレートa4由来の構成単位の含有量は、1質量%以上30質量%以下が好ましく、3質量%以上25質量%以下がより好ましく、5質量%以上20質量%以下がさらに好ましい、[9]に記載の重合体組成物。
[11]
ゲル浸透クロマトグラフィーで測定した微分分子量分布曲線における下記式で表される微分分布値が、0.65以上であり、0.70以上1.0以下が好ましく、0.75以上1.0以下がより好ましく、0.80以上1.0以下がさらに好ましい、[1]~[10]のいずれか一項に記載の重合体組成物。
dMp30/dMp ・・・1
・dMp30:ピークトップ分子量の30%に相当する分子量の微分分布値。
・dMp:ピークトップ分子量の微分分布値。
[12]
前記重合体組成物のAPI規格GroupIIIまたは、GroupIIIプラスの35wt%のベースオイル溶液の、100℃の小角X線散乱の散乱ベクトルの大きさq=0.1nm
-1
における規格化後散乱強度が、1cm
-1
以上であることが好ましく、1.5cm
-1
以上100.0cm
-1
以下であることがより好ましく、2cm
-1
以上50.0cm
-1
以下であることがさらに好ましい、[1]から[11]のいずれか1項に記載の重合体組成物。
[13]
前記重合体組成物の、ゲル浸透クロマトグラフィーで測定した質量平均分子量は、50000以上2000000以下が好ましく、100000以上1500000以下であることがより好ましく、150000以上1000000以下であることがさらに好ましい、[1]から[12]のいずれか1項に記載の重合体組成物。
[14]
前記重合体組成物の、ゲル浸透クロマトグラフィーで測定した分子量分布が、5以上20以下であることが好ましく、6以上18以下であることがより好ましく、7以上15以下であることがさらに好ましい、[1]から[13]のいずれか1項に記載の重合体組成物。
[15]
前記(メタ)アクリル系共重合体Aが、グラフト共重合体である[2]から[14]のいずれか1項に記載の重合体組成物。
[16]
前記グラフト共重合体が、ビニル系ラジカル重合性単量体m1由来の構成単位と、前記ビニル系ラジカル重合性単量体m1以外のマクロモノマーM由来の構成単位を含む[15]に記載の重合体組成物。
[17]
前記ビニル系ラジカル重合性単量体m1が、アルキル基の炭素数が5~14のアルキルアクリレートa2及びアルキル基の炭素数が1~4のアルキルアクリレートa3である[16]記載の重合体組成物。
[18]
前記マクロモノマーMが、ビニル系ラジカル重合性単量体m2由来の構成単位を含む[16]又は[17]に記載の重合体組成物。
[19]
前記ビニル系ラジカル重合性単量体m2が、アルキル基の炭素数が5~14のアルキルメタクリレートa1を含む[18]に記載の重合体組成物。
[20]
前記マクロモノマーMが、下記式2の構造を有する[16]から[19]のいずれか1項に記載の重合体組成物。
(【0011】以降は省略されています)

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