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公開番号2022092546
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-06-22
出願番号2020205423
出願日2020-12-10
発明の名称トナー
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03G 9/097 20060101AFI20220615BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 ドラム表面のクリーニングにおいて、シリカ粒子とチタン酸ストロンチウム粒子とで阻止層の形成した場合、これらチタン酸ストロンチウム粒子の混合に偏りが生じ、研磨効果を十分に発揮できないことがあった。
【解決手段】 結着樹脂を含有するトナー粒子と、前記トナー粒子の表面に存在するシリカ粒子とチタン酸ストロンチウム粒子とを有するトナーであって、
前記シリカ粒子の一次粒子の個数平均粒径は80~200[nm]であり、
前記シリカ粒子は60kPaで加圧されたときのかさ密度が0.30~0.60[g/mL]であり、
前記トナー粒子表面における前記シリカ粒子の固着率が50~97%であり、
前記チタン酸ストロンチウム粒子の一次粒子の個数平均粒径が10~60[nm]であり、
前記トナー粒子表面における前記チタン酸ストロンチウム粒子の固着率が50~97%であるトナー。
【選択図】なし


特許請求の範囲【請求項1】
結着樹脂を含有するトナー粒子と、前記トナー粒子の表面に存在するシリカ粒子とチタン酸ストロンチウム粒子とを有するトナーであって、
前記シリカ粒子の一次粒子の個数平均粒径は80~200[nm]であり、
前記シリカ粒子は60kPaで加圧されたときのかさ密度が0.30~0.60[g/mL]であり、
前記トナー粒子表面における前記シリカ粒子の固着率が50~97%であり、
前記チタン酸ストロンチウム粒子の一次粒子の個数平均粒径が10~60[nm]であり、
前記トナー粒子表面における前記チタン酸ストロンチウム粒子の固着率が50~97%であることを特徴とするトナー。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記トナー粒子表面における前記シリカ粒子の固着率が、
1,000枚印刷後において91~97%であり、
100,000枚印刷後において50~79%であり、
前記トナー粒子表面における前記チタン酸ストロンチウム粒子の固着率が、
1,000枚印刷後において87~94%であり、
100,000枚印刷後において59~79%である、
請求項1に記載のトナー。
【請求項3】
前記チタン酸ストロンチウム粒子の形状は、直方体状又は立方体状である請求項1又は2に記載のトナー。
【請求項4】
前記シリカ粒子は、鉄原子を20ppm以上2000ppm以下含有する請求項1~3のいずれか1項に記載のトナー。
【請求項5】
前記シリカ粒子は、アルミニウム原子を200ppm以上2000ppm以下含有する請求項1~4のいずれか1項に記載のトナー。
【請求項6】
前記シリカ粒子は、圧縮度が0.01~0.25である請求項1~5のいずれか1項に記載のトナー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式、静電記録方式、静電印刷方式、トナージェット方式に用いられるトナーセットに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
複写機及びプリンターが広く普及するに従い、トナーに要求される性能もより高度になっている。近年では、プリントオンデマンド(以下、PODとも記載する。)と呼ばれる、製版工程を経ずに直接印刷するデジタル印刷技術が注目されている。このPODは、小ロット印刷、1枚毎に内容を変えた印刷(バリアブル印刷)、分散印刷にも対応していけることから、従来のオフセット印刷に対してアドバンテージがある。トナーを用いた画像形成方法のPOD市場への適用を考えた場合、様々な環境で長期間にわたり高速で且つ、多量に出力する場合であっても高品質な画質のプリント成果物を安定的に得ることが求められる。プリント成果物の品質を落とす項目に感光体ドラム表面にトナーが融着し、画像濃度ムラや白抜け、画像流れが生じる現象がある。近年は、解像力やシャープネスを向上させ潜像を忠実に再現させるために、粒径約4~7μmのより小粒径化されたトナーが開発される傾向にあり、かかる小粒径化によって感光体ドラムへのトナー融着は生じやすい傾向にある。
この感光体ドラム表面へトナーが融着することを抑制する方法について、次のような特許文献で提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-49452号公報
特開2017-142399号公報
【0004】
特許文献1は、トナーにBET値の異なる2種のシリカ微粒子を特定の添加量比率及び特定の平均粒径比で混合し、一定の表面積及び形状係数を有する金属酸化物を加えている。それによって、長期に渡る使用においてもトナーが劣化しにくくなり、感光体ドラムを研磨することで、感光体ドラムにトナー融着が生じにくいトナーを提案している。
また、特許文献2は、トナー外添剤として圧縮凝集度、粒子圧縮比を規定したシリカ粒子にチタン酸ストロンチウム粒子などの研磨剤粒子を加えることで感光体ドラムのクリーニング性能を確保し、感光体ドラムへのトナーの融着を防ぐことを提案している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、感光体ドラム表面のクリーニングにおいて、特許文献1、2に開示の構成で一定の効果は見られるものの、条件によっては研磨効果を十分に発揮できず、感光体ドラムへのトナー融着が発生する可能性があった。
本発明は、感光体ドラムへのトナーの融着をさらに抑制し、画像濃度ムラや白抜け、画像流れの発生を抑制することができるトナーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、
結着樹脂を含有するトナー粒子と、前記トナー粒子の表面に存在するシリカ粒子とチタン酸ストロンチウム粒子とを有するトナーであって、
前記シリカ粒子の一次粒子の個数平均粒径は80~200[nm]であり、
前記シリカ粒子は60kPaで加圧されたときのかさ密度が0.30~0.60[g/mL]であり、
前記トナー粒子表面における前記シリカ粒子の固着率が50~97%であり、
前記チタン酸ストロンチウム粒子の一次粒子の個数平均粒径が10~60[nm]であり、
前記トナー粒子表面における前記チタン酸ストロンチウム粒子の固着率が50~97%であるトナーが提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、シリカ粒子とチタン酸ストロンチウム粒子とが均一に混合した阻止層が形成され、ドラム表面へのトナーの融着を抑制し、画像濃度ムラや白抜け、画像流れの発生を抑制するトナーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像形成装置の概略図である。
感光体ドラム表面のクリーナー部分の概略図である。
本発明に係るクリーナー阻止層の概略拡大図である。
従来のクリーナー阻止層の概略拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
結着樹脂を含有するトナー粒子と、前記トナー粒子の表面に存在するシリカ粒子とチタン酸ストロンチウム粒子とを有するトナーであって、
前記シリカ粒子の一次粒子の個数平均粒径は80~200[nm]であり、
前記シリカ粒子は60kPaで加圧されたときのかさ密度が0.30~0.60[g/mL]であり、
前記トナー粒子表面における前記シリカ粒子の固着率が50~97%であり、
前記チタン酸ストロンチウム粒子の一次粒子の個数平均粒径が10~60[nm]であり、
前記トナー粒子表面における前記チタン酸ストロンチウム粒子の固着率が50~97%である。
【0010】
前記トナー粒子表面における前記シリカ粒子の固着率は、
1,000枚印刷後において91~97%であり、
100,000枚印刷後において50~79%であることが好ましく、かつ
前記トナー粒子表面における前記チタン酸ストロンチウム粒子の固着率は、
1,000枚印刷後において87~94%であり、
100,000枚印刷後において59~79%であることが好ましい。
1,000枚印刷後及び100,000枚印刷後における前記シリカ粒子の固着率の好ましい範囲の下限値及び上限値、並びに
1,000枚印刷後及び100,000枚印刷後における前記チタン酸ストロンチウム粒子の固着率の好ましい範囲の下限値及び上限値は、
後述する実施例の結果に基づいて定められたものである。
(【0011】以降は省略されています)

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