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公開番号2022092387
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-06-22
出願番号2020205177
出願日2020-12-10
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03G 15/16 20060101AFI20220615BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】画像濃度の段差を解消する画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置100は、感光ドラム1から中間転写ベルト7にトナー像を転写する一次転写ローラ5と、中間転写ベルト7に転写されたトナー像を記録材Pに転写する二次転写ローラ8と、一次転写ローラ5に一次転写バイアスを印加して、一次転写ローラ5にトナー像を転写させる一次転写電源部E1と、二次転写ローラ8に二次転写バイアスを印加して、二次転写ローラ8にトナー像を転写させる二次転写電源部E2と、を備える。画像形成装置100は、中間転写ベルト7の長手方向の電流が偏っていると推定される場合に、トナー像の転写をともなわずに、一次転写電源部E1と二次転写電源部E2との少なくとも一つにより一次転写ローラ5と二次転写ローラ8との少なくとも一つにバイアスを印加させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
トナー像が形成される像担持体と、
前記像担持体から前記トナー像が転写される転写体と、
前記像担持体から前記転写体に前記トナー像を転写する一次転写手段と、
前記転写体に転写された前記トナー像を記録材に転写する二次転写手段と、
前記一次転写手段に一次転写バイアスを印加して、前記一次転写手段に前記トナー像を転写させる第1電源手段と、
前記二次転写手段に二次転写バイアスを印加して、前記二次転写手段に前記トナー像を転写させる第2電源手段と、
前記転写体の所定方向の電流が偏っていると推定される場合に、前記トナー像の転写をともなわずに、前記第1電源手段と前記第2電源手段との少なくとも一つにより前記一次転写手段と前記二次転写手段との少なくとも一つにバイアスを印加させる制御手段と、を備えることを特徴とする、
画像形成装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記転写体は、無端状ベルトであり、回転することで前記像担持体から転写された前記トナー像を前記二次転写手段の方向に搬送し、
前記制御手段は、前記転写体の回転方向に直交する方向の電流が偏っているか否かを判定し、前記転写体の回転方向に直交する方向の電流が偏っていると推定される場合に、前記トナー像の転写をともなわずに前記転写体を回転させることを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記転写体の所定方向の電流が偏っていると推定される状態で所定枚数の画像形成が行われた場合に、前記トナー像の転写をともなわずに、前記第1電源手段と前記第2電源手段との少なくとも一つにより前記一次転写手段と前記二次転写手段との少なくとも一つにバイアスを印加させ、前記転写体を回転させることを特徴とする、
請求項2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御手段は、形成する画像を表す画像データに基づいてトナーの載り量の算出に用いられるビデオカウント値を算出し、前記ビデオカウント値に基づいて前記転写体の所定方向の電流が偏っているか否かを判定することを特徴とする、
請求項1~3のいずれか1項記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御手段は、1ページの画像を前記所定方向に複数に分割した画像領域毎に、前記画像データに含まれる濃度値を積算して前記ビデオカウント値を算出し、隣接する画像領域のビデオカウント値の差分値を算出し、算出した差分値の中で最大の差分値に基づいて、前記転写体の所定方向の電流が偏っているか否かを判定することを特徴とする、
請求項4記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記最大の差分値が所定の閾値以上であれば、前記転写体の所定方向の電流が偏っていると判定することを特徴とする、
請求項5記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記記録材の搬送速度と、単位時間当たりの記録材の搬送枚数と、転写体の周長とに基づいて前記閾値を設定することを特徴とする、
請求項6記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記転写手段の耐久状態に基づいて前記閾値を設定することを特徴とする、
請求項6又は7記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記記録材の前記所定方向の長さ毎の通紙枚数と通紙方向の長さに基づいて、前記所定方向の長さ毎に積算通紙距離を算出し、前記積算通紙距離に基づいて前記転写体の所定方向の電流が偏っているか否かを判定することを特徴とする、
請求項1~3のいずれか1項記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記制御手段は、所定の記録材の積算通紙距離と、該記録材とは異なる他のすべてのサイズの記録材の積算通紙距離の合計との差が所定の閾値以上であれば、前記転写体の所定方向の電流が偏っていると判定することを特徴とする、
請求項9記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、 複写機、レーザプリンタ、ファクシミリ、印刷装置、複合機等の電子写真方式による画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
フルカラーの画像形成が可能な画像形成装置には、中間転写方式や直接転写方式を用いるものがある。中間転写方式は、例えば感光体に形成されたトナー像を一旦中間転写体に転写しておき、その後、中間転写体から記録材にトナー像を転写する方式である。直接転写方式は、例えば感光体に形成されたトナー像を記録材に直接転写する方式である。中間転写方式は、多様な記録材に画像が形成可能であるために、直接転写方式よりも記録材の選択性を高めることができる。
【0003】
感光体から中間転写体へのトナー像の転写、中間転写体から記録材へのトナー像の転写、及び感光体から記録材へのトナー像の転写には、それぞれ転写部が用いられる。トナー像の転写の際に、転写部には転写電圧が印加される。転写電圧により生じる電場とトナーの極性により、トナー像の転写が行われる。画像形成装置は、転写電圧を最適に調整するためにATVC(Auto Transfer Voltage Control)を行う。特許文献1には、ATCVにより最適な転写電圧の調整を行う画像形成装置が開示される。この画像形成装置は、画像形成の開始前に転写電源から出力する電圧を変化させて、そのときの電流値(転写電流)に基づいて転写電圧を設定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012―242516号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
中間転写体は、例えば無端状ベルトにより構成され、回転することでトナー像を感光体からの転写位置から記録材への転写位置へ搬送する。このような中間転写体を用いる場合、ATCVにより最適な転写電圧を設定しても、以下のような場合には最適な画像形成が困難になる可能性がある。
【0006】
例えば、中間転写体のトナー像が転写される面に弾性層のような厚みのある抵抗層を有する場合、中間転写体の抵抗に段差が発生することがある。例えば、中間転写体の回転方向に直交する方向(長手方向)のサイズが中間転写体に比べて小さいサイズの記録材を連続して通紙する場合、中間転写体の通紙部分と非通紙部分とで、中間転写体の抵抗に段差が生じる。また、画像比率が中間転写体の長手方向に偏った画像を連続して転写する場合、長手方向の画像比率が高い領域と低い領域とで、中間転写体の抵抗に段差が生じる。連続して通紙する場合、非通紙部分や画像比率の低い領域では、それ以外の領域に対して相対的に大きな転写電流が流れ、領域毎の転写電流の差が生じる。これは、中間転写体の内部における抵抗調整材としての導電材の存在を傾かせることになる。これが中間転写体の領域による抵抗の段差となる。
【0007】
中間転写体の領域毎に抵抗の段差が生じた状態で長手方向のサイズが中間転写体と同等のサイズの記録材に均一な画像濃度のベタ画像やハーフトーン画像を形成する場合、最適な転写電圧が設定されていても、抵抗の段差により転写電流の段差が生じる。そのために、結果として記録材に形成された画像の画像濃度に段差が生じてしまう。
【0008】
本発明は、上記の問題に鑑み、中間転写体の領域毎の抵抗の段差を解消して、画像濃度の段差を解消する画像形成装置を提供することを主たる課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の画像形成装置は、トナー像が形成される像担持体と、前記像担持体から前記トナー像が転写される転写体と、前記像担持体から前記転写体に前記トナー像を転写する一次転写手段と、前記転写体に転写された前記トナー像を記録材に転写する二次転写手段と、前記一次転写手段に一次転写バイアスを印加して、前記一次転写手段に前記トナー像を転写させる第1電源手段と、前記二次転写手段に二次転写バイアスを印加して、前記二次転写手段に前記トナー像を転写させる第2電源手段と、前記転写体の所定方向の電流が偏っていると推定される場合に、前記トナー像の転写をともなわずに、前記第1電源手段と前記第2電源手段との少なくとも一つにより前記一次転写手段と前記二次転写手段との少なくとも一つにバイアスを印加させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、中間転写体の領域毎の抵抗の段差を解消して、画像濃度の段差を解消することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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